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カセットボンベも【期限】がある!危険性や保管方法、処分方法まとめ

カセットボンベも【期限】がある!危険性や保管方法、処分方法まとめ

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年5月19日

災害への備えやアウトドア用などに、カセットボンベを保管しているご家庭も多いだろう。ところで、そのカセットボンベ、「期限」は過ぎていないだろうか?期限が過ぎたカセットボンベの危険性や適切な保管方法、処分方法などをまとめたので参考にしてほしい。

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1. カセットボンベにも「期限」がある

カセットボンベには、安全に使用できるとされる期限がある。メーカーや製品によって異なる可能性はあるが、一般的なカセットボンベの使用期限についてまずは知っておこう。

カセットボンベの使用期限は「7年」を目安に

イワタニやニチネンといったメーカーは、カセットボンベの使用期限を約7年としている。購入日ではなく製造日から起算して約7年ということなので間違えないでほしい。製造日は缶底に印字されていることが多いので、備蓄中のカセットボンベをチェックしておこう。

なお印字の仕方はいろいろなパターンがあるので、ここで一例を紹介する。

【20200508】→2020年5月8日製造
【20050811】→2020年5月8日11時製造
【200508】→2020年5月8日製造
【00508】→2020年5月8日製造

メーカーなどによって印字の仕方が若干異なるケースもある。不明なときはメーカーに確認するなどし、正確な製造日を把握しておこう。

期限内でも状態によっては要注意

お持ちのカセットボンベが使用期限内のものだったとしても、錆が発生していたり、凹みや歪み、傷などが見られたりする場合は使用を控え適切に処分しよう。

2. 期限を過ぎたカセットボンベを使う危険性とは?

カセットボンベは手軽に使える便利な製品だが、高圧ガスが充填された「可燃性」の製品であり、取り扱いにはとくに注意が必要だ。

期限を過ぎたカセットボンベを使う危険性

使用期限を過ぎているカセットボンベや、期限内であっても保管状態がよくないカセットボンベは、内部のパッキンが劣化しているおそれがある。国民生活センターが行った実験(※1)では、16年という、期限を大幅に過ぎて保管されていたカセットボンベで、本来ガスが出るはずのない軸の根元部分からガス漏れが確認できたという。また、期限内(5年ほど)のカセットボンベでも、保管状態が悪かった場合にガス漏れが確認できたとされている。

「ガス漏れ+火=火災や爆発」という危険性はもちろん、たとえ引火しなくても人がガスを吸い込んでしまうおそれもある。期限を過ぎたカセットボンベはもちろん、保管状態がよくないカセットボンベも、使用は控え処分を考えたほうがいい。

3. 期限内でも要注意!カセットボンベの適切な保管方法

では、カセットボンベはどう保管するのが適切なのだろうか。期限内であっても保管状態によって劣化するため、ここで確認しておこう。

カセットボンベの適切な保管方法

  • 火気や直射日光を避ける
  • 40℃以下で湿気が少ない場所にキャップをつけた状態で保管する
  • 落下しやすい場所、子どもの手が届きやすい場所は避ける
  • 使用後、まだガスが残っているときは必ず器具から外す
  • 外から強い衝撃や圧力が加わるような場所には保管しない
期限内のカセットボンベは、こうしたポイントに注意しながら保管してほしい。ほかにも、メーカーが注意喚起しているケースがあるので、期限内のカセットボンベをお持ちの方は一度、メーカーのホームページをチェックしておくことをおすすめする。

4. 期限を過ぎたカセットボンベはどう処分すべき?

期限が過ぎたカセットボンベを処分する方法も知っておこう。

カセットボンベの処分方法

期限が過ぎたカセットボンベで、中身が空っぽの場合は自治体のルールに則って処分しよう。注意が必要なのは、中身が残っているカセットボンベだ。「期限は過ぎていないが処分したい」というときも同様なので覚えておいてほしい。

■中身がある場合
  • 火の気がなく風通しのいい屋外でキャップを外す
  • カセットボンベを逆さに持ち、先端部をコンクリートなどに押し付ける
  • ガスの噴出が止まったら、カセットボンベを振る
  • 「サラサラ」といった音がしなければ、自治体のルールに則って処分する
なお、カセットボンベの中身が残っているときに「穴」を開けるのはNGだ。ガスの噴出が止まらなくなるおそれがある。それに金属でカセットボンベに穴を開けた場合、金属同士の摩擦で火花が飛び、引火する危険もある。必ず中身を空にしてから処分しよう。

適切な処分方法に迷ったときは、メーカーあるいは自治体に問い合わせて確認してほしい。

結論

カセットボンベの使用期限は7年が目安だが、6年以内でも保管状態などによっては劣化していることが考えられる。期限に関わらず、使用前は錆、変形などがないか確認してほしい。少しでも迷ったときは使用を控え、新しいカセットボンベを用意しよう。

参考文献

  

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