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エアコンのドライと冷房の違い。上手に使い分けて電気代を節約しよう

エアコンのドライと冷房の違い。上手に使い分けて電気代を節約しよう

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年5月31日

温暖化の影響で、日本の夏はエアコンなしでは危険なくらいだ。エアコンには「冷房」と「ドライ」のふたつの機能がある。このふたつの機能を上手に使い分けることで、電気代が節約できることをご存知だろうか。また、エアコンのドライ機能を利用して部屋干しの洗濯物をカラッと仕上げるコツもご紹介する。

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1. エアコンのドライと冷房の機能の違いとは

ほとんどのエアコンは「冷房」と「ドライ」機能がある。ドライ機能には、仕組みで分けるとさらに「弱冷房除湿」と「再熱除湿」という2種類のドライ方法がある。それぞれどのような機能の違いがあるのだろうか。

エアコンの冷房機能の仕組みと効果

冷房モードにすると、エアコンは部屋の暖かい空気を取り込んで空気に含まれる熱を取り除く。取り除かれた熱は、エアコンの室外機へと送り込まれ、冷たくなった空気は部屋の温度を下げるために吹き出し口から送り出される。空気の温度が急激に冷やされることで、空気に含まれる水蒸気が結露して水となりホースで排出される。

エアコンの冷房に最適な環境は、室内温度が高い場合。外から帰宅したときなど、室内の温度を早く下げたいときに活用すると効果的だ。

「弱冷房除湿」とは。その仕組みと効果

エアコンのドライ機能「弱冷房除湿」の働きは、冷房のように部屋の温度を下げ、なおかつ除湿をするという目的がある。湿度を取り除いた空気は、当然温度も下がっているので結果としてエアコンの冷房と同じ環境となる。

弱冷房除湿を有効に活用するタイミングとしては、梅雨時など少し暑いと感じ、さらにムシムシしているときに切り替えると快適に過ごせるだろう。

「再熱除湿」とは。その仕組みと効果

そもそもエアコンのドライの目的は、除湿。ところが弱冷房除湿のドライ方式では、除湿すると同時に室温まで下がってしまう。除湿だけして室温を下げないドライ方式が「再熱除湿」だ。

取り込んだ空気の除湿を行うと、必然的に温度も下がってしまう。いったん温度が下がってしまった空気を再び温めなおすことで、湿度だけを取り除いて部屋の温度に影響がないようにしたものだ。

エアコンの再熱除湿方式は高性能機種に採用されることが多い。再熱除湿を有効に使いこなすための切り替えのタイミングは、肌寒いのに湿度が高いと感じたときだ。

2. エアコンのドライと冷房の電気代を比較

エアコンの冷房とドライでは、どちらの機能のほうが電気代がかかるのか。「ドライのほうが電気代が高くなる」という話もある。その答えは「YES」であり「NO」でもある。

電気代が節約できるのはどれ?

エアコンにはドライ機能「弱冷房除湿」、ドライ機能「再熱除湿」、「冷房」の3種類ある。この3種類の中でどの機能が最も電気代が節約できるか。比較してみると次にようになる。

弱冷房除湿<冷房<再熱除湿

ドライ機能の「弱冷房除湿」が最も電気代がかからず省エネ。同じドライ機能でも「再熱除湿」を選択すると最も電気代がかかる。これは、一度冷やした空気を室温に戻すため再熱しているため、どうしても電気代がかかってしまう。

3. エアコンのドライ機能の正しい使い方

エアコンのドライには「弱冷房除湿」「再熱除湿」という2種類の方式があるが、どのように使い分けていけば快適な環境をキープできるのだろう。

コストを重視するなら「弱冷房除湿」

エアコンの電気代が節約できる「弱冷房除湿」。ただしデメリットとしては、部屋の温度まで下げてしまうこと。たとえば、睡眠中に弱冷房除湿モードにして寝ると、途中で寒くなって風邪をひいてしまう可能性もある。冷え性の人には辛いかもしれない。

除湿最優先なら「再熱除湿」

気温としては高くないけれど、ムシムシしているから除湿だけはしたいという場合には、再熱除湿方式が最適だ。手足や体の一部が冷えてしまうようなこともなく、快適に過ごすことができる。ただし、電気代やコストからみると高い。節約するなら夜寝るとき限定にするなどのこまめな切り替えが必要かもしれない。

4. 部屋干しする際のエアコンのドライ機能の使い方

エアコンに搭載されたドライ機能は、部屋の湿度を取ること。だからこそ、洗濯物の部屋干しに使うととても便利だ。部屋干し独特の臭いも抑えられる。

エアコンのドライ機能で完璧な部屋干しを

天気の悪い日など、洗濯物を部屋干しすると、なかなか乾かなかったり、部屋干し特有の臭いが残ってしまったりする。これは、水分を含んだ衣類に雑菌が繁殖するから。このようなときに活躍するのがエアコンのドライ機能だ。

部屋の空気の水分を取り除いてくれるので、効率よく衣類が乾燥し、雑菌の繁殖も抑えられる。

扇風機を利用する

エアコンのドライ機能をサポートする役割として、扇風機やサーキュレーターを使って洗濯物に風を当ててやることで早く洗濯物が乾く。

洗濯物の干し方もポイントだ。できるだけ洗濯物と洗濯物の間隔を開けること、重なりをなくすことを心がけよう。風がまんべんなく届いて、乾きにもムラがなくなる。

結論

エアコンの冷房やドライ機能は仕組みや目的などを知ることによって、より快適な環境を手に入れることができる。また、それぞれにメリット・デメリットがあり、電気代のことを考えると最適なモードを選ぶ必要がある。エアコンを買い替える機会があれば、ドライ機能に着目してみてはいかがだろう。

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