目次
1. トイレットペーパーのシングルとダブルの違いについて

トイレットペーパーにはシングルとダブルがある(トリプルもあるが本稿では割愛させていただく)。ご存知の通りシングルが「1枚」なのに対し、ダブルは「2枚重ね」になっている。だが「厚み」以外にもいくつか違いがある。最初に、トイレットペーパーのシングルとダブルについて詳しくなっておこう。
シングルとダブルの違い
シングルとダブルとでは、厚みのほか「長さ」が異なる。たとえばシングル1個の長さを約60mとすると、同商品シリーズのダブルはピッタリ半分というわけではないだろうが、おおよそ30m程度と考えていいだろう(ただし1個の長さは商品によって異なる)。
もうひとつ「使用感」も異なる。トイレットペーパーは、表面はなめらかだが裏面にはザラつきがあるのが一般的だ。シングルは1枚で使用するため、どちらかが「裏面」になる。一方ダブルは、2枚のトイレットペーパーの裏面同士を貼り付けているため、どちらも「表面」となる。表面、裏面どちらが正解というわけではないが、シングルの場合、裏面で拭いてしまうとややザラついた感じがするかもしれない。また、ダブルの場合は2枚の紙の間に空気の層がうまれるため、フンワリした触り心地になるとも言われている。
トイレットペーパーのこうした特徴を今まで気にしていなかった方は、ぜひ違いがあることを知っておこう。
もうひとつ「使用感」も異なる。トイレットペーパーは、表面はなめらかだが裏面にはザラつきがあるのが一般的だ。シングルは1枚で使用するため、どちらかが「裏面」になる。一方ダブルは、2枚のトイレットペーパーの裏面同士を貼り付けているため、どちらも「表面」となる。表面、裏面どちらが正解というわけではないが、シングルの場合、裏面で拭いてしまうとややザラついた感じがするかもしれない。また、ダブルの場合は2枚の紙の間に空気の層がうまれるため、フンワリした触り心地になるとも言われている。
トイレットペーパーのこうした特徴を今まで気にしていなかった方は、ぜひ違いがあることを知っておこう。
2. シングルとダブル、コスパがいいトイレットペーパーは?

コストパフォーマンスが高いのはどちらなのか、考えてみよう。
単純に考えればシングル
トイレットペーパーのシングルとダブルとでは、長さが異なるとお伝えした。つまり1回に使用する長さが同じだと仮定すると、より長持ちするのはシングルということになる。
使い方によってはダブルor引き分け
長さがあるのはシングルだが、ダブルと比べると薄く使い方によっては破れてしまうおそれがある。そのため、シングルのトイレットペーパーをいくつも重ねて使うという方もいるだろう。
たとえばダブルなら1切れ分で済むところ、シングルを2切れ分重ねれば結局は同じ量を使っていることになる。3切れ分重ねればコストパフォーマンスが低くなってしまう可能性もある。逆にシングル1枚で済めば、ダブル1枚よりもコストパフォーマンスは高くなる。
トイレットペーパーのシングルとダブル、どちらのコストパフォーマンスが高いのかは「使い方」が大きく影響してくると言えるだろう。
たとえばダブルなら1切れ分で済むところ、シングルを2切れ分重ねれば結局は同じ量を使っていることになる。3切れ分重ねればコストパフォーマンスが低くなってしまう可能性もある。逆にシングル1枚で済めば、ダブル1枚よりもコストパフォーマンスは高くなる。
トイレットペーパーのシングルとダブル、どちらのコストパフォーマンスが高いのかは「使い方」が大きく影響してくると言えるだろう。
3. シングルとダブル、それぞれのトイレットペーパーの消費量は?

ところで、災害への備えにトイレットペーパーを備蓄するご家庭も多いだろう。普段なかなか意識しないかもしれないが、どれくらい消費するものなのか、シングルとダブルそれぞれ見ていこう。
消費量の目安
もちろん、使い方などによって大きく変わってきてしまうためあくまで参考程度だが、トイレットペーパーの消費量は【1人1週間1個】程度と言われている。つまり4人家族なら16個程度になるだろう。ただしこれはシングルの場合。ダブルはその倍、つまり32個程度と考えておこう。
災害への備えは1週間分が推奨されているため、もしご家庭に備えるのならシングル、ダブルそれぞれの目安として覚えておこう。もっとも、トイレットペーパーは日常的に使用するものなのでローリングストックが基本だ。普通に消費しつつ買い足すといった方法なら、大量に買い込んで備蓄する必要はそれほどないだろう。
災害への備えは1週間分が推奨されているため、もしご家庭に備えるのならシングル、ダブルそれぞれの目安として覚えておこう。もっとも、トイレットペーパーは日常的に使用するものなのでローリングストックが基本だ。普通に消費しつつ買い足すといった方法なら、大量に買い込んで備蓄する必要はそれほどないだろう。
シャワートイレも活用しよう
一般のご家庭でも広く普及しているシャワートイレ。用を足したあとにシャワーで十分汚れを洗い流しておけば、トイレットペーパーの使用量を抑えられる可能性がある。いつも「ガラガラガラ」と何巻き分も切り取ってしまうクセがある方は、この機会にシャワートイレの使い方を見直してみてはいかがだろうか?
4. シングルとダブルのトイレットペーパー、オススメ3選を紹介

最後にオススメを3選紹介しよう。
選ぶときのポイント
- コストパフォーマンス優先なら【シングル(ただし使い方には注意が必要)】
- 使用感にこだわりたいなら【ダブル】
- できるだけごみが少ないほうがよければ【芯ナシ】
- 取り替える回数が少ないほうがよければ【長巻き】
- 優しい触り心地を求めるなら【パルプ100%】
- さらに優しい触り心地なら【エンボス加工】
- 繊細な肌には【保湿成分入り】 など
なにを重視するかによって変わってくるため、こうしたポイントを覚えておくといいだろう。次はオススメ3選だ。Sはシングルを、Dはダブルを意味する。
クリネックス「コンパクト 8ロール」
S90m/D45m
長巻きタイプのトイレットペーパー。8個セットで同社の通常品12個と同じ長さを誇る。省スペースに収納でき、取り替える回数が少なく済むうえ、ごみも少なくできるといった特徴がある。
長巻きタイプのトイレットペーパー。8個セットで同社の通常品12個と同じ長さを誇る。省スペースに収納でき、取り替える回数が少なく済むうえ、ごみも少なくできるといった特徴がある。
エリエール「i:na(イーナ)」
S100m/D50m
こちらも長巻きタイプのトイレットペーパーだ。同社の通常品と比べ幅が4mmほど短いため、芯や包装フィルムといったごみの削減にもつながる。パルプ100%でやわらかいのが特徴。
こちらも長巻きタイプのトイレットペーパーだ。同社の通常品と比べ幅が4mmほど短いため、芯や包装フィルムといったごみの削減にもつながる。パルプ100%でやわらかいのが特徴。
ネピア「プレミアムソフト」
S60m/D30m
一般的なサイズのトイレットペーパーだ。シングルはフンワリした触り心地で破れにくい。一方のダブルは新技術を採用したことでフンワリ感が向上し、より優しい肌触りを実現した。
一般的なサイズのトイレットペーパーだ。シングルはフンワリした触り心地で破れにくい。一方のダブルは新技術を採用したことでフンワリ感が向上し、より優しい肌触りを実現した。
結論
コストパフォーマンスを重視するなら、トイレットペーパーはシングルがオススメだ。ただし何重にも重ねてしまうと、ダブルと同じか逆にコストパフォーマンスが悪くなるため気をつけよう。触り心地や匂いなどにもいろいろな違いがあるので、これを機にじっくり選んでみてはいかがだろうか。