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蚊の対策を屋内と屋外に分けて紹介!網戸の使い方や発生源の撤去も

蚊の対策を屋内と屋外に分けて紹介!網戸の使い方や発生源の撤去も

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2020年8月 4日

睡眠中、耳元であの不快な「プーン」という羽音が聞こえると一気に目が覚めてしまう。明かりをつけた途端見失い、そのまま寝付けなくなってしまう方も多いのではないだろうか?毎年のように悩まされる蚊の対策について、屋内と屋外に分けてまとめた。

  

1. 対策の第一歩は蚊を知るところから

蚊の対策の第一歩として、まずは「なぜ血を吸うのか」「なにに引き寄せられるのか」「どこに産卵するのか」「刺されるリスクはなにか」などの基礎知識を身につけよう。蚊を知ることでより効果的な対策につなげてほしい。

蚊はなぜ血を吸うのか

血を吸うのは蚊のメスだ。産卵を控え、栄養を蓄えるために血を吸うとされる。オスは血を吸わないが、素人が瞬時に見分けることは困難なためオス・メス問わず対策したほうがよいだろう。

蚊はなにに引き寄せられるのか

蚊はヒトの体温や汗のニオイ、吐き出す二酸化炭素などに引き寄せられる。体温が高い方はもちろん、運動をして汗をかいたり、飲酒をして吐く息の量が増えたりしたときも要注意だ。

蚊はどこに産卵するのか

蚊が産卵するのは主に水場である。ジョウロやバケツなどに溜まった雨水、排水溝に溜まったエアコンの室外機からのドレン水、植物の受け皿など屋外の場合もあれば、屋内で使っている水槽なども対象だ。したがって、こうした場所への対策が重要となる。

蚊に刺されるリスクはなにか

蚊に刺されるリスクは、かゆみだけではない。日本脳炎や、2014年に大きな問題になったデング熱などのほか、海外ではマラリア・黄熱・ジカ熱・フィラリア(ペット)などさまざまな感染症を媒介する虫としても知られている。感染症のリスクをできる限り減らすためにも、蚊の対策はしっかり講じておきたい。

2. 屋内における蚊の対策方法!窓の開け方も重要

まずは屋内から、蚊の対策方法を見ていこう。

屋内の蚊の対策方法

  • 隙間をしっかり塞ぐ
  • 防虫剤で蚊を寄せ付けない
  • 風通しをよくしておく
  • 防虫網や網戸を設置する
  • 就寝中は蚊帳を設置する
  • 水場はネットなどで対策する
対策の基本は殺虫剤などを使って駆除する方法だが、それ以外にもこうした対策ができる。ほんのわずかな隙間からでも侵入してくるため、窓や玄関のドアなどの隙間はしっかり塞いでおくことが大切だ。また熱や汗のニオイ、二酸化炭素などがこもっていると蚊が寄り付きやすいため、風通しをよくしておくこともポイントになる。網戸がない窓には防虫網もしくは網戸を取り付ける、夜間は蚊帳を使うといった方法も検討しよう。蚊の産卵対策として、水場(水槽や排水口など)にネットを張っておくのもおすすめだ。

窓の開け方も重要になる

室内側の窓をA、室外側の窓をBとしよう。その外側に網戸があるわけだが、このときAとBどちらの窓を開くのが正解かご存知だろうか?全開にするのであればB、半開きにするのであればAが正しい。Bを半開きにしてしまうと網戸との間に隙間ができてしまい、蚊が侵入してしまうので気をつけよう。
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3. 屋外における蚊の対策方法!発生源の撤去も重要

続いて、屋外における蚊の対策方法を見ていこう。

屋外の蚊の対策方法

  • 水場を撤去もしくはボウフラ(蚊の幼虫)用の殺虫剤を使う
  • 排水溝など水溜まりがあれば水を拭き取り掃除をしておく
  • ベランダや庭にある不要なモノ、ゴミなどは撤去しておく
  • 外出時は虫除けスプレーなどを使い、服装にも気をつける
  • 蚊が集まりそうなところには忌避剤を置いておく
  • 携帯用の虫除け器具や殺虫剤などを使う
屋外における蚊の対策の基本は、発生源となる水場を撤去して産卵させないようにすることだ。撤去が難しい場所やモノには、水に溶かすタイプもしくは液体タイプの殺虫剤を入れて対策しよう。あわせて水が溜まりやすい不要なモノ(車のタイヤなども含む)やゴミがあれば処分するなりしておこう。

外出する際は虫除けスプレーや携帯用の殺虫剤などを活用し、できれば長袖を着用する(ただし熱中症には注意してほしい)、白など淡い色の服装にするといった工夫を取り入れるのもよい。またレモングラスやペパーミント、バジルといったハーブの匂いは蚊にとっての忌避剤となる。ベランダや水場の近くなどに置いておき、少しでも遠ざけよう。
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4. 蚊の対策におすすめのアイテムを紹介

最後は蚊の対策アイテムの紹介だ。もちろん、このほかにも各メーカーからさまざまな蚊対策アイテムが発売になっているので、用途や求める効果・範囲などに応じて選んでほしい。

KINCHO「蚊がいなくなるスプレーPRO」

1プッシュで24時間効果が持続するというスプレー。寝室やリビング、子ども部屋など屋内で蚊を見かけたときの対策におすすめしたい。
商品紹介

フマキラー「フマキラー ボウフラ退治」

蚊の幼虫対策におすすめなのがこちら。水溜まりに撒くだけで蚊の発生を予防できる。効果は約1カ月持続する。ベランダなどの水場にいかがだろうか。
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アース製薬「アース渦巻香30巻缶入」

煙の刺激が少ないビャクダンの香りと安定した効き目が特徴の、いわゆる一般的な蚊取り線香だ。ふたが線香皿として使えるほか、線香立ても1つ付いてくる。
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結論

蚊の対策は、かゆみやイライラを防ぐだけでなく感染症のリスクをできる限り減らすためにも重要だ。屋内・屋外それぞれに対策が必要になるため大変かもしれないが、ご家族で協力してほしい。今年はぜひ「モスキート・レス」の夏を過ごそう。
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  • 公開日:

    2020年5月31日

  • 更新日:

    2020年8月 4日

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