目次
1. ETCとは?作り方の前におさらいしておこう

作り方の前に、まずはETCについて簡単におさらいしておこう。
ETCとは
「Electronic Toll Collection System(電子料金収受システム)」を略したのがETCだ。車載器を取り付けてETCカードを挿入しておけば、有料道路の料金所をスムーズに通過できるようになる。料金所に設置されたアンテナと車載器が通信を行い、料金を自動で支払う仕組みのため、トラブルなどがなければ基本的にはノンストップで料金所を抜けられる。
なお、本稿で紹介する作り方とはつまり、ETCカードの作り方(個人向け)のことだ。個人向けETCカードにはいろいろな種類があり、作り方がやや異なるので覚えておこう。
なお、本稿で紹介する作り方とはつまり、ETCカードの作り方(個人向け)のことだ。個人向けETCカードにはいろいろな種類があり、作り方がやや異なるので覚えておこう。
ETCカードの種類
クレジットカード情報に紐付けられたETC専用のカードが発行される「クレジットカード付帯型」、クレジット機能とETC機能を1枚にまとめた「クレジットカード一体型」、そして「クレジット機能なし」がある。広く普及しているのは付帯型だろう。一体型も便利だが、パーキングエリアなどで車から離れた際、車内に置きっぱなしにしてしまうと盗難といったリスクが生じる。
もちろん付帯型やクレジット機能なしも盗難のリスクはあるが、クレジットカードとしての機能がない分、被害を小さく抑えられる可能性がある。それぞれ一長一短があるため優劣はつけられないが、どちらの作り方も紹介するので自分に合ったほうを選んでほしい。
もちろん付帯型やクレジット機能なしも盗難のリスクはあるが、クレジットカードとしての機能がない分、被害を小さく抑えられる可能性がある。それぞれ一長一短があるため優劣はつけられないが、どちらの作り方も紹介するので自分に合ったほうを選んでほしい。
2. クレジットカード付帯型・一体型ETCカードの作り方

先に、クレジット機能付きのETCカードの作り方から見ていこう。クレジットカードを所有しているかどうかで、ETCカードの作り方がやや異なる。
クレジットカードを所有している場合
すでにクレジットカードを所有している方は、利用しているクレジットカード会社に追加でETCカードの発行を申し込む、といった作り方が一般的だ。ETCカードの発行に際しては審査があるが、クレジットカードをすでに所有していることから落ちるリスクは低いだろう(利用状況により落ちることはあるかもしれない)。届くまでの期間はクレジットカード会社によって異なるため詳しくは確認してほしいのだが、1週間ほどで発行されることが多いようだ。
クレジットカードを所有していない場合
一方クレジットカードを所有していない方は、任意のクレジットカード会社にクレジットカードとあわせてETCカードを申し込む、という作り方が一般的だろう。新規申し込みになるため、追加発行よりも時間がかかるケースがほとんどだ。審査に落ちる可能性もゼロではない。なお手数料や年会費、ポイント還元率などはクレジットカード会社やカードの種類によって異なる。申し込む際はよく確認していろいろ比較するとよいだろう。
3. 即日受け取れるETCカードの作り方

クレジットカード会社に申し込む作り方は、早くても1週間など時間を要する。だが中には、すぐにETCカードが必要という方もいるだろう。続いては、即日受け取れるETCカードの作り方を紹介する。
即日受け取れるETCカードとは
今すぐETCカードが必要な方におすすめの作り方が、セゾンカウンターで申し込みをする方法だ。セゾンカードを所有していることが条件だが、対象となるセゾンカウンターに本人確認書類とセゾンカードを持参すれば即日発行が可能だという。対象のセゾンカウンターは変わることがあるため、最新情報をセゾンのホームページでチェックしてほしい。
4. クレジット機能のないETCカードの作り方

最後に、クレジット機能は要らないがETCカードはほしいという場合の作り方を紹介しよう。
クレジット機能のないETCカードの作り方
クレジット機能のないETCカードの作り方として一般的なのは「ETCパーソナルカード」だ。東日本高速道路株式会社など6社が共同で運営・発行しているETCカードで、デポジットを預託することで使えるようになる。
作り方を説明すると、まずETCパーソナルカードWebサービスにアクセスし、所定の申込用紙をプリントアウト(郵送もしてくれる)する。次に必要事項を記入したら本人確認書類とともに事務局へ送付し、デポジットを振り込めばカードが郵送されてくる。ただしプリペイドカードのような「前金制」ではない。そのため一般レーンで通行料金を支払うといったことには使えないので覚えておこう。
作り方を説明すると、まずETCパーソナルカードWebサービスにアクセスし、所定の申込用紙をプリントアウト(郵送もしてくれる)する。次に必要事項を記入したら本人確認書類とともに事務局へ送付し、デポジットを振り込めばカードが郵送されてくる。ただしプリペイドカードのような「前金制」ではない。そのため一般レーンで通行料金を支払うといったことには使えないので覚えておこう。
結論
ETCカードの作り方はいろいろだ。種類もクレジットカード付帯型、一体型、クレジット機能なしがあり、それぞれ一長一短がある。自分の利用方法に合ったETCカードを選ぼう。クレジット機能付きのETCカードはとくに、車から離れる際は盗難に気をつけてほしい。