【災害アプリ】で防災しよう！確認できる情報や選び方を解説

現在では、さまざまな防災アプリがリリースされている。防災アプリごとに搭載している機能や情報に差はあるが、おもに地震や台風、豪雨などの身近な災害に対応しているものが多い。災害アプリが必要になるのは、おもに災害が起こったあとだ。身に着けていることが多いスマホで情報を集めたり、被害の状況などを把握できたりするため便利である。

災害アプリの中には無料のアプリも多数ある。有料と無料のアプリがあると、有料のものでないと機能が不足するのではないかと感じる方もいるだろう。しかし、無料の災害アプリでも十分な機能が付いている。まずは無料の災害アプリをスマホにインストールして、搭載されている機能を使ってみよう。そして、使ったアプリの中から自分のお気に入りを見つけてもらいたい。次は、災害アプリを選ぶ基準となるポイントをいくつか紹介する。

搭載されている機能はアプリによってまちまちだ。シンプルなアプリから、総合的な情報アプリ、特定の災害に特化したアプリなど幅広い。災害アプリを選ぶ際に重要なのは、どの機能を自分が求めているかを把握し、それに合わせたアプリを探すことである。

自然災害に関する情報はときに命を左右する。そのため、情報に間違いがないよう信頼できるアプリを選ぼう。気象庁のデータを使用しているアプリや、多くのユーザーが利用するアプリなどは信頼度が高いといえる。

いざ災害が起こると、人はパニックになりやすい。慌てていれば、判断能力も鈍るだろう。頭がうまく回らないときでもスムーズに使えるように、表記がわかりやすいなど自分にとって使いやすいアプリを選ぼう。

次は、災害アプリのおもな機能について紹介する。

ほとんどの災害アプリに搭載されているのが、災害情報を知らせる機能だ。地震が起これば、震源や震度、地震の範囲などを知ることができる。台風などの場合、河川や雨雲などの状況をマップで確認できるものもある。マップだけでなく、災害に関係するリアルタイムのニュースが確認できる機能があるとより便利なのでおすすめだ。

災害アプリには、避難場所を確認する機能もある。こういった機能が搭載されていれば、外出中など思わぬタイミングで災害が起こっても、どこにいけばいいのか迷わない。また、アプリによっては、近くのトイレやコンビニなど需要の高いスポットが表示されるものもある。

日中、仕事や学校に行っているタイミングで自然災害が起こると、家族の安否が心配だ。家族がアプリをインストールすることで、現在位置を把握できる災害アプリもある。災害時は電話も繋がりにくくなるため、このような安否確認できる手段をもっておくと安心だろう。

災害アプリはAndroidやiPhoneなどのほとんどのスマホに対応している。選んだ災害アプリによっては対応機種がAndroidのみ、iPhoneのみと限られている場合もあるため注意しよう。災害アプリのインストール方法は大きくわけて2つある。

Androidスマホであれば「Google Play」、iPhoneであれば「Apple Store」からアプリをインストールする。各ストアで災害アプリを検索し、ヒットしたアプリの中から気になるものを選ぼう。

さきにインストールしたいアプリを決めてからストアで探す方法もある。この場合、スマホから「人気の災害アプリ」などで検索し、人気が高いものや気になる機能があるものを選ぼう。インストールしたいアプリを各ストアで検索し、ヒットしたらインストールを行う。

自然災害はいつ起こるか予想が付かない。災害が起こったあとにスムーズに避難し家族の安否を知るためにも、あらかじめ災害アプリをスマホにインストールしておくことをおすすめする。災害時は情報をしっかりと集め、避難や対策を行うことが重要だ。ぜひ災害アプリをインストールし、スマホの中に情報を備蓄しておこう。