1. 蚊取り線香の基本的な使い方をおさらい

まずは蚊取り線香の基本的な使い方からおさらいしておこう。蚊取り線香のパッケージを見れば使い方が書かれているはずだが、パッケージがない方もいるかもしれない。念のためここで使い方を再確認しておこう。なおパッケージの内容は商品によって若干異なるため、ここでは一般的な缶入りの蚊取り線香(2巻1セットタイプ)を例に使い方を解説する。
蚊取り線香の基本的な使い方
1.2巻1セットになっている蚊取り線香をバラして1巻を取り出す
2.線香皿を準備する(一般的な缶入りタイプはふたの中や裏にある)
3.蚊取り線香の先端(外側の端)に火をつける
4.点火したら火を消して燻焼させる
5.線香皿に載せる(または線香立てに蚊取り線香の中心部分をはめ込んで立てる)
6.安全カバーやふたなどがあれば上に載せる
以上が、蚊取り線香の基本的な使い方だ。難しくはないが、火を消すタイミングなど再確認しておくとよいだろう。なお、線香皿に載せる際はフチと蚊取り線香が触れないように注意しよう。
2.線香皿を準備する(一般的な缶入りタイプはふたの中や裏にある)
3.蚊取り線香の先端(外側の端)に火をつける
4.点火したら火を消して燻焼させる
5.線香皿に載せる(または線香立てに蚊取り線香の中心部分をはめ込んで立てる)
6.安全カバーやふたなどがあれば上に載せる
以上が、蚊取り線香の基本的な使い方だ。難しくはないが、火を消すタイミングなど再確認しておくとよいだろう。なお、線香皿に載せる際はフチと蚊取り線香が触れないように注意しよう。
2. 蚊取り線香のより効果的な使い方とコツ

続いて、蚊取り線香のより効果的な使い方やコツを解説する。蚊取り線香にはどういった成分が含まれていてどう作用することで蚊を駆除できるのか、その仕組みを知っておくことが効果的な使い方をするうえで重要だ。
蚊取り線香の成分と作用
蚊取り線香が蚊を駆除できるのは、ピレスロイド系の有効成分のおかげだ。ピレスロイドは蚊やハエなどの害虫や昆虫、爬虫類などに作用する成分といわれている。蚊取り線香に火をつけると煙が広がるが、有効成分は火がついている部分のやや手前から揮散しはじめ、煙によって部屋中に運ばれていく。より効果的な使い方をするには、煙をいかに部屋中に行き渡らせられるかがポイントになるというわけだ。
蚊取り線香の効果的な使い方とコツ
蚊取り線香を風上に置くことが、効果的な使い方のコツだ。風にのって煙に含まれた有効成分が部屋中に広がりやすくなる。煙が広がっている範囲=蚊取り線香の効果が行き届いている範囲の目安となるため、狙った場所に煙が届かないときは置き場所を工夫してみよう。
また、屋外での蚊取り線香の使い方にもちょっとしたコツがある。風向きが変わりやすい屋外の場合、1箇所では有効成分がうまく行き渡らない可能性が高い。そのため複数箇所に設置して有効成分を効率よく広げよう。
また、屋外での蚊取り線香の使い方にもちょっとしたコツがある。風向きが変わりやすい屋外の場合、1箇所では有効成分がうまく行き渡らない可能性が高い。そのため複数箇所に設置して有効成分を効率よく広げよう。
3. 蚊取り線香の使い方で注意したいポイント

ここまで、蚊取り線香の基本的な使い方と、より効果的な使い方およびコツを解説してきた。最後は、使い方とあわせて覚えておきたい蚊取り線香の注意点だ。メーカー側も注意喚起している内容なので、ぜひ覚えておこう。
蚊取り線香を使う際の注意点
閉め切った部屋、狭い部屋などで使用すると目や喉などに刺激を感じることがある。ときどき換気をするか、最初から換気をした状態で風上に置くといった工夫をしよう。妊婦や乳幼児がいる部屋やペットがいる部屋でも使えるが、換気をよくすることと風上に置くことなどが推奨されている。ただし、ペットといっても昆虫や金魚といった観賞魚、爬虫類や両生類がいる部屋などでの使用は控えよう。またアレルギー体質の方は、使用に関してメーカーが注意喚起しているため事前に確認してほしい。
蚊取り線香は火を使うことから、火災などの事故にも気をつけなければならない。燃えやすいモノのそばで使用したり、蚊取り線香を使用中にそばを離れたりしないように気をつけよう。子どもやペットが触れられるような状況で使うのも避けたほうがよいだろう。うっかり使い方を誤ると大事故につながりかねない。パッケージの使用方法や注意点をきちんと理解し、正しい使い方をしよう。
なお蚊取り線香には明確な使用期限がないが、大日本除虫菊株式会社(KINCHO)では「3年経ったものでも使える」としている。ただし普通の部屋で普通に保管されていたことが条件だ。効果の大幅な低下はないとしているが、できれば早めに使い切ることが望ましいだろう。
蚊取り線香は火を使うことから、火災などの事故にも気をつけなければならない。燃えやすいモノのそばで使用したり、蚊取り線香を使用中にそばを離れたりしないように気をつけよう。子どもやペットが触れられるような状況で使うのも避けたほうがよいだろう。うっかり使い方を誤ると大事故につながりかねない。パッケージの使用方法や注意点をきちんと理解し、正しい使い方をしよう。
なお蚊取り線香には明確な使用期限がないが、大日本除虫菊株式会社(KINCHO)では「3年経ったものでも使える」としている。ただし普通の部屋で普通に保管されていたことが条件だ。効果の大幅な低下はないとしているが、できれば早めに使い切ることが望ましいだろう。
結論
蚊取り線香の基本的な使い方から、より効果的に使うためのコツ、そして注意点をお伝えしてきた。蚊取り線香を販売している各メーカーでは、商品パッケージのほかホームページでも使い方や注意点について解説している。商品によってやや異なるケースもあるため、あわせてそちらもチェックしておこう。