1. 自転車の電動空気入れのメリット

なぜ、自転車の空気を入れるときに電動空気入れを使うのがおすすめなのだろうか?電動空気入れを使うメリットを紹介する。
圧倒的に楽
電動の空気入れを使うと、ボタンひとつで空気を入れることができる。電動空気入れは、片手で使えて手間もかからない。手動のものよりも、驚くほど楽に使えるのだ。
早く空気が入る
電動空気入れは、タイヤを空気で満たすまでのスピードが早い。
規定の空気圧にできる
自転車のタイヤは、適切な空気圧が決まっている。電動空気入れは、事前に設定すれば規定量まで空気を入れてくれるので便利だ。
2. 自転車の電動空気入れの種類

自転車の電動空気入れにはいくつかの種類がある。種類によって使える場所や用途が異なってくる。
携帯式
携帯式は、名前の通りどこにでも持ち運んで使えるタイプの電動空気入れだ。電源は、充電できるものや乾電池を使えるものがある。充電できるもののなかには、USBや車のシガーソケットからの充電が可能なものもある。ロードバイクでの旅行にも携帯しやすい、コンパクトなものが多い。
コンセント式
電源をコンセントにさして使うのが、コンセント式の電動空気入れだ。このタイプはパワーが強く、自転車のタイヤをあっという間に空気で満たせる。
マルチタイプ
マルチタイプは、さまざまな用途で使える電動空気入れのことだ。先端のノズルを変えれば、自転車だけでなく、ボールや浮き輪、エアーベッドの空気入れもできる。アウトドア好きの方にとって、1つ持っていると便利なアイテムだ。
3. 自転車の電動空気入れの選び方

自転車の電動空気入れはどのように選んだらよいのだろうか?購入する際は次の4つに注目してみよう。
使用する場面を考える
自転車の電動空気入れを、どのようなときに使いたいのかを考えてみよう。自宅で自転車のメンテナンスをするときに使うなら、パワフルなコンセント式がおすすめだ。反対に、外出先に持っていく場合には、コンパクトな携帯式がよいだろう。
バルブの種類をチェック
空気入れの先端に付けるバルブの種類もチェックしよう。自転車のバルブには、英式・仏式・米式という3種類があるのだ。自転車の種類によってバルブの形式は異なるので、注意が必要だ。
一般的な自転車であるシティサイクルは、英式バルブだ。ロードバイクは仏式を採用していることが多く、米式はマウンテンバイクに多く用いられている。自分の自転車がどのタイプなのかを確認し、それに合うものを選ぼう。
一般的な自転車であるシティサイクルは、英式バルブだ。ロードバイクは仏式を採用していることが多く、米式はマウンテンバイクに多く用いられている。自分の自転車がどのタイプなのかを確認し、それに合うものを選ぼう。
適正空気圧まで入れられるかどうか確認する
タイヤには適正空気圧があるため、そこまで空気を入れられるものを選ぼう。
安全性を確かめる
自転車のタイヤは安全に直結する。粗悪な電動空気入れを使って走行中に万が一のことが起きないためにも、空気入れは安全性の保証されたものを使おう。安全性認証基準を満たした証である「SGマーク」の付いているものを選ぶのがおすすめだ。海外製の場合には、メーカー保証が付いているものを選ぼう。
4. 自転車の電動空気入れの使い方

自転車の電動空気入れは簡単に使えるが、手動の空気入れとは異なる点がある。今回はロードバイクに多く採用されている、仏式バルブの自転車への空気入れの方法を紹介する。
- 電動空気入れの電源を入れ、空気圧を設定する。
- 自転車のタイヤに付いているバルブのキャップを外す。
- 先端部分のナットを最大限に緩める。
- バルブ先端を押してバルブ内に溜まっている空気を少し抜く。
- 電動空気入れの空気口をバルブに被せて、スイッチを入れる。
- 設定していた空気圧までタイヤに空気が入るまで数分待つ。
自動空気入れの使い方は機種によって異なることもあるため、使用前に取扱説明書を確認しよう。
5. おすすめの自転車電動空気入れ3選

どのような電動空気入れを購入したらよいのかわからない方のために、おすすめの電動空気入れを紹介する。
JanGoo「電動エアコンプレッサー」
バッテリーが2200mAhと大容量なので、充電の残量を気にすることなく持ち運びができる電動空気入れだ。各種アタッチメントが付属されていて、自転車だけでなく、ボールやビニールプールなどでも使える。LEDライトも搭載されているため、暗い場所での空気入れにも便利だ。
AstroAI「車用空気入れ」
もともと自動車用に作られた電動空気入れなので、とにかくパワフルで自転車の空気入れ時間が短縮できる。しかも、動作音が静かだということも、おすすめしたいポイントだ。
Topgio「電動空気入れ」
片手で持ち運べるコンパクトな形状で、自転車用・浮き輪用・ボール用のアタッチメントがすべて付属されている。USBスロットも付いているため、モバイルバッテリーとして使うこともできる。長時間連続操作可能なので、旅行に重宝する電動空気入れだ。
結論
自転車の電動空気入れについて解説してきた。普段手動で自転車の空気入れを行っている方も、一度電動の空気入れを使うと、便利で驚くだろう。自転車に使える電動空気入れにはさまざまなタイプがある。まずは自分の持っている自転車のバルブのタイプを確認し、自分にぴったり合う空気入れを探してみよう。