1. インターホンカバーは必要なの?
最近ではほとんどの一軒家がインターホンを設置している。デザイン性の高い表札やポストを設置すると、インターホンだけが浮いてしまうという声から、インターホンカバーが販売されるようになった。必ずしも付けなければならないものではないが、インターホンカバーを付けることで玄関のデザイン性がアップする。また、玄関全体の雰囲気を統一できるのもメリットだ。カバーには雨除けが付いたものもあり、インターホンに雨が直接当たるのを防止する役割もある。
2. インターホンカバーの種類
以前はバリエーションが少なかったインターホンカバーだが、最近ではさまざまな種類が販売されるようになった。インターホンのカバーの種類とその特徴を紹介する。
インターホンカバーの主な素材
インターホンカバーには真鍮、ステンレス、アイアンなどの素材が使われる。真鍮は高級感を感じる仕上がりに、ステンレスはシャープな仕上がりに、アイアンは重厚感のある仕上がりになる。玄関の雰囲気に合わせて最適な素材を選ぼう。
カバーのタイプ
インターホンカバーには全体を覆うカバータイプや、額縁のように周辺に取り付ける枠組みタイプ、表札との一体化タイプなどがある。タイプやデザインによって、それぞれ設置に必要なスペースが異なるため、玄関の空きスペースやインターホンの設置場所に合わせた商品を選ぶ必要がある。
カバーの便利な機能
基本的にインターホンは防水加工されているものが多く、水に濡れる分には問題ないとされている。しかし、老朽化が進んでしまうと内部に水が入り故障の原因となる可能性もある。そのため、設置場所に屋根がなく雨が直接当たってしまうなら、防水機能の付いたインターホンカバーを選ぶのがおすすめだ。
3. 自作インターホンカバーの作り方
インターホンカバーは市販品を購入することもできるが、自分好みのカバーがない場合はDIYもおすすめだ。真鍮やアイアンなどは取り扱いが難しいため、DIYをするなら木製のケースを使用するのがいいだろう。インターホンが入るサイズの木製ケースを用意したら、蝶番などで扉を設置しよう。一から作成するのが難しい場合は、枠組みタイプの自分で設置できるインターホンカバーも販売されている。
4. インターホンカバーの外し方や取り付け方
好みのカバーを購入したら、さっそく玄関に設置してみよう。カバーの種類やデザインによって取り付け方法が異なるため、商品の取扱説明書を必ず確認して作業を始めてもらいたい。ここでは比較的交換が容易な額縁タイプの外し方、取り付け方を紹介する。
インターホンカバーの外し方
現在使っているインターホンカバーを外すためにドライバーを用意しよう。インターホンカバーのサイドにねじ穴がありビスで固定されている。すべてのビスを取ってから、ゆっくりとカバーを外そう。
インターホンカバーの取り付け方
新しいインターホンカバーをインターホンにはめ込んだら、左右の取り付け用ビスを順に回していこう。ビスでインターホンを締め付けるような形でインターホンカバーを取り付けできる。取り付けに必要な物はドライバーのみのため、壁に穴を開けたくない方や自分で設置したい方にもおすすめだ。
結論
玄関をよりおしゃれにしてくれるインターホンカバー。今までインターホンはそのままにしていたという方も、手軽に取り付けられるのでおすすめだ。定期的にカバーを変えれば、衣替えのように玄関の雰囲気を変えることができる。ぜひこの機会にインターホンのカバーを設置し、マイホームの顔である玄関をよりいっそう素敵な空間にしてもらいたい。