1. 卓上IHヒーターのメリット
卓上IHヒーターを使用する3つのメリットについて紹介する。カセットコンロの違いを理解することで、特徴を把握できるだろう。
火災のリスクを軽減
卓上IHヒーターは磁力による渦電流(うずでんりゅう)で料理を加熱するため、火を使用しない。火災や着衣着火(※1)のリスクがないのがメリットだ。
テーブルに置いて使用しても髪の毛や袖に燃え移る心配がなく、安全に使用できる。小さなお子さんがいるご家庭でも利用しやすい。
テーブルに置いて使用しても髪の毛や袖に燃え移る心配がなく、安全に使用できる。小さなお子さんがいるご家庭でも利用しやすい。
手入れが簡単
カセットコンロの場合は、調理器具を置くための五徳が必要だ。デコボコとしているため、吹きこぼれたり汚れたりしたときに掃除がしにくい。
表面が平らな卓上IHヒーターならお手入れが簡単だ。汚れたら布でサッと拭き取ればよいので、簡単なお手入れで清潔に保つことができるだろう。
表面が平らな卓上IHヒーターならお手入れが簡単だ。汚れたら布でサッと拭き取ればよいので、簡単なお手入れで清潔に保つことができるだろう。
ガスボンベが不要
カセットコンロの使用にはガスボンベが必要だ。付け外しといった手間があるので、ガス切れになれば交換しなければならない。頻繁に使うならストックが必要になり、収納にはスペースがとられる。
卓上IHヒーターなら、コンセントにつなぐだけで使用することが可能だ。かかるのが電気代だけなので、使い捨てのガスボンベを購入するよりランニングコストが安い。
卓上IHヒーターなら、コンセントにつなぐだけで使用することが可能だ。かかるのが電気代だけなので、使い捨てのガスボンベを購入するよりランニングコストが安い。
2. 卓上IHヒーターの種類
この項目では卓上IHヒーターの種類について解説しよう。口数や火力の違いに注目すれば、商品の特徴がわかる。
1口タイプと2口タイプ
卓上IHヒーターは1口タイプと2口タイプに分かれる。1口タイプはコンパクトで、2口タイプは2箇所で同時に調理することが可能だ。
テーブルの上で鍋や料理の加熱をするだけなら、一般的な1口タイプで十分だろう。2口タイプは本格的な料理に使ったり、ガスコンロの代用品として活用したりできる。
テーブルの上で鍋や料理の加熱をするだけなら、一般的な1口タイプで十分だろう。2口タイプは本格的な料理に使ったり、ガスコンロの代用品として活用したりできる。
火力の違い
卓上IHヒーターの火力は消費電力で決まる。ワット数が多いほど強い火力がだせるので、購入するときに確認しておこう。
1400Wあれば揚げ物や炒めものまで多岐にわたって調理できる。ただし、一度加熱した料理を冷めないように温める用途で使用するなら、1000Wくらいでも問題ない。
1400Wあれば揚げ物や炒めものまで多岐にわたって調理できる。ただし、一度加熱した料理を冷めないように温める用途で使用するなら、1000Wくらいでも問題ない。
3. 卓上IHヒーターの選び方
卓上IHヒーターを選ぶ時のポイントを3つ紹介する。用途やシーンに合わせて、最適な商品を選ぼう。
温度設定
卓上IHヒーターは細かい温度の調節が可能だ。本格的な調理に活用したいなら、温度設定が細かくできるタイプが使いやすい。
調理した料理を温めるだけなら、細かい温度設定はあまり必要ないだろう。卓上IHヒーターをどのような調理に使用するのか、考えてから選んでほしい。
調理した料理を温めるだけなら、細かい温度設定はあまり必要ないだろう。卓上IHヒーターをどのような調理に使用するのか、考えてから選んでほしい。
機能に注目
多機能な卓上IHヒーターには、いろいろな調理モードが搭載されている。揚げ物モードや湯沸かしモード、保温モードなど、必要なモードがあるので確認してほしい。
タイマーや鍋なしオフ機能、異常温度防止機能があれば、安全に調理が楽しめる。火がつかないガスコンロはオンとオフがわかりにくいので、こういった機能があると便利だ。
タイマーや鍋なしオフ機能、異常温度防止機能があれば、安全に調理が楽しめる。火がつかないガスコンロはオンとオフがわかりにくいので、こういった機能があると便利だ。
安全対策
料理を加熱する卓上IHヒーターは安全対策が重要だ。小さなお子さんがいるご家庭なら、チャイルドロック機能があるとよいだろう。
また、コンセントがマグネット式なら引っ張るとすぐ外れるため、危険が少ない。足を引っかけて転んだり、熱々の調理器具をひっくり返したりといった事故を防げる。
また、コンセントがマグネット式なら引っ張るとすぐ外れるため、危険が少ない。足を引っかけて転んだり、熱々の調理器具をひっくり返したりといった事故を防げる。
4. 卓上IHヒーターのお手入れ
卓上IHヒーターを清潔に保つためには、日頃からのお手入れが重要だ。軽い汚れと酷い汚れのお手入れ方法について、それぞれ紹介する。
軽い汚れは拭くだけ
付着した直後の汚れなら水拭きでも十分に落ちる。布に水を含ませて絞ったら、卓上IHヒーターの汚れを拭き取ろう。水分が残った場合は乾いた布で拭き取ってから収納する。
使用したあとに軽く拭き取る習慣をつければ、焦げ付きや頑固な汚れの予防になる。揚げ物など汚れやすい調理に使用する場合は、キッチンの掃除用シートを活用するのもおすすめだ。
使用したあとに軽く拭き取る習慣をつければ、焦げ付きや頑固な汚れの予防になる。揚げ物など汚れやすい調理に使用する場合は、キッチンの掃除用シートを活用するのもおすすめだ。
酷い汚れには中性洗剤を使う
放置して固まった汚れや、水拭きでは落ちない卓上IHヒーターの汚れには、中性洗剤を活用する。水で薄めてから布に染み込ませ、汚れを擦っていこう。酸性やアルカリ性の洗剤は使用できないので注意が必要だ。
汚れがなくなったのを確認したら、新しく水で絞った布で水拭きして洗剤が残らないようにキレイに落とす。落ちない焦げ付きや頑固な汚れは、クリームタイプの磨き粉を丸めたラップに塗布して擦ろう。
汚れがなくなったのを確認したら、新しく水で絞った布で水拭きして洗剤が残らないようにキレイに落とす。落ちない焦げ付きや頑固な汚れは、クリームタイプの磨き粉を丸めたラップに塗布して擦ろう。
結論
卓上IHヒーターは安全で手入れが簡単というメリットがある。調理に役立つ機能を備えたタイプも多く、いろいろなシーンで活用できるだろう。火力や機能の種類、安全対策に注目して、用途に合った使いやすい卓上IHヒーターを見つけてほしい。また清潔に保つために、購入後の手入れも重要だ。使ったあとに水拭きをする習慣をつければ、大掛かりな掃除はあまり必要ないだろう。