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自転車用の雨具の種類や選び方を解説!あると便利な小物まで紹介

自転車用の雨具の種類や選び方を解説!あると便利な小物まで紹介

投稿者:ライター 宗形ミナ (むなかたみな)

鉛筆アイコン 2021年8月19日

雨の日の自転車通勤などで、びしょぬれになった経験のある方もいるだろう。しかしそのような場合、ご自身に合った雨具を選べていない可能性が高い。この記事では自転車用の雨具の種類や選び方を紹介する。あると便利な小物もあわせて紹介するので、普段自転車を利用する方は参考にしてほしい。

  

1. 自転車の雨具の選び方

自転車の雨具を選ぶ際には、いくつか押さえてほしいポイントがある。このポイントを押さえていないと、ご自身に合った雨具を手に入れられない可能性がある。ここで、自転車の雨具の選び方を紹介する。

1.防水性

雨具を選ぶ際に、最も重要なのが防水性である。防水性が低いものは、雨具の中へすぐに雨が染み込んでくる可能性が高いため、注意してほしい。

防水性の程度は、耐水圧で確認できる。

耐水圧は小雨程度なら2,000~5,000mm、雨の中での長時間作業には10,000mm以上、サイクリングでは20,000mm以上のものを選ぶと安心とされている。自転車用の雨具の耐水圧は10,000mm~20,000mmのものを選ぶようにしよう。

2.撥水加工

防水性とあわせて撥水加工が施されているかもチェックしておきたいポイントだ。撥水加工もされていれば、雨具の中に水分が染み込んでくる可能性はかなり低くなる。雨具を選ぶ際は撥水加工の有無もチェックしよう。

3.透湿性

透湿性とは、汗などの水分を服の外に出す力のことである。雨具を着て自転車を使用する場合、透湿性に優れていない雨具だとすぐに蒸れて暑くなってしまう。透湿性の高いものであれば雨具の中の水分を外に出してくれるため、自転車での走行時も快適に過ごすことが可能だ。

透湿性の程度は、透湿度の値で知ることができる。自転車での走行中も快適に過ごせるように、最低でも透湿度10,000g以上、できれば20,000g以上を選ぶと安心だ。

4.安全性の高いデザイン

自転車で使用する雨具のデザインは、安全性が高いかどうかで選ぶことが大切だ。雨具の色は、黄色や赤などできるだけ目立つ色を選び、レインウェアに付いているフードはかぶっても視野が保てるよう、透明になっているものにするとよい。

5.サイズ

レインウェアのサイズは、脱ぎ着がしやすいものを選ぼう。あらかじめサイズを測る際には、衣類を着た状態で胴回りのサイズを測っておくと安心だ。

6.持ち運びやすさ

普段から携帯しやすいように、雨具を選ぶ際は持ち運びやすさも意識しよう。通勤や通学で持っていくバッグの中に収納しやすいサイズがおすすめだ。

2. 自転車の雨具の種類【レインウェア】

自転車の雨具として必須なレインウェアには、ポンチョタイプとセパレートタイプの2種類がある。種類別の特徴を知り、ご自身に合ったレインウェアを選ぼう。

1.ポンチョタイプ

ポンチョタイプは、頭からかぶって着ることができるものだ。通勤・通学の際に背負っているリュックもカバーできる。また、自転車の前カゴを覆うタイプもあるため、カゴに入れた荷物もカバーしたいときにピッタリだ。

しかし、足元までもカバーはできない。そのため、レインブーツなどの雨具を履くことが大切だ。また、下から吹き上げる雨風に弱いため、短時間での使用にとどめよう。

2.セパレートタイプ

セパレートタイプとは、上下に分かれているレインウェアのことだ。ポンチョタイプと違い、動きやすく足元もカバーできる。自転車通勤・通学用に特におすすめの雨具といえる。

3. 自転車の雨具の種類【リュック】

自転車での通勤・通学でリュックを使っている方には、雨の日に荷物が濡れてしまった経験がある方もいるだろう。そんな方におすすめの雨具が防水リュックである。防水リュックを利用すれば雨の中自転車を利用しても、荷物が濡れるのを回避できる。ここで、雨の日の通勤・通学でも安心な雨具の一つ、防水リュックについて紹介していく。

防水リュックとは、防水機能付きのリュックのことだ。防水リュックは、「防水リュック」と「完全防水リュック」の2種類に分かれている。また、防水リュックはタイプや容量などもさまざまであるため、ご自身が自転車での通勤・通学時に使いやすいものを選ぶようにしよう。

防水リュックを選ぶ際のポイント

1.耐水性

防水リュックを選ぶ際は耐水性に注目しよう。2種類のうち、耐水性が高いのは完全防水リュックだ。小雨程度であれば防水リュックでもよいが、大雨などでは完全防水リュックにするとよい。

2.タイプ
防水リュックには、「ロールトップ」と「ジッパー」がある。

【ロールトップタイプ】
リュックの蓋を丸めて止めるタイプ。開口部を内側に丸めるため、雨が入る心配がない。丸める長さを変えれば、リュックの大きさも変更可能だ。

【ジッパータイプ】
ジッパーで開け閉めをするタイプ。ジッパーは止水ジッパーとなっており、水の侵入を防げる。しかし、長時間雨にさらされると浸水する可能性や、ジッパーが劣化しやすいというデメリットがある。

3.容量

防水リュックの容量は、20Lと30Lが多い。20Lは通勤通学時にちょうどよいサイズとされている。ご自身の荷物の量に合わせて選ぶようにしよう。

防水リュックは自転車通勤・通学をしている方にとって、重宝する雨具の1つだ。耐水性や容量などを考慮して自身に合ったものを選ぼう。

4. 自転車の雨具の種類【小物】

ここまで自転車通勤などで使用する雨具のメインとなるものを紹介してきた。ここからは、あると便利な小物の雨具を紹介する。

1.シューズカバー

シューズカバーは靴の上から履くことで、靴の中に雨が侵入するのを防いでくれる雨具である。雨の中、自転車を利用している際に靴に雨が染み込んできた経験のある方は、シューズカバーを利用してみよう。

2.防水スニーカー

防水機能が付いたスニーカーなども販売されている。防水スニーカーは、ゴアテックスと呼ばれる防水性・透湿性に優れた素材が使われているものが多い。デザインも豊富にあるため、一足持っておくと重宝するかもしれない。

3.防水手袋

雨具には、防水機能付きの手袋もある。雨の日は寒さで手がかじかみ、自転車のブレーキ操作などをしづらいときもあるだろう。しかし、防水手袋を付ければ手がかじかみづらくなり、より安全な運転がしやすくなる。

結論

通勤・通学、子供の送り迎えなどで自転車を使う機会のある方は多いだろう。自転車用の雨具はレインウェアから小物まで豊富に取りそろえられている。自転車を日頃使っている方は、雨の日でも安全快適に走行できるように、雨具を一式取りそろえてみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年7月10日

  • 更新日:

    2021年8月19日

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