目次
- 床にタオルを敷く
- カッターの刃を1ピッチなど折りたい分だけ出す
- カッター本体を刃ごと裏返す
- 折り目をよく確認しながらペンチで刃を挟む
- 下に向かって折り目を開くようにポキッと折る
- 軍手をはめ、折った刃をガムテープまたは紙などで包む
- 床にタオルを敷く
- カッターの刃を1ピッチなど折りたい分だけ出す
- カッター本体の後ろ(お尻側)にあるキャップを外す
- キャップの溝に折りたい分の刃をはめこむ
- カッター本体を刃ごと裏返す
- 下に向かって折り目を開くようにポキッと折る
- 軍手をはめ、折った刃をガムテープまたは紙などで包む
- キャップをしっかり戻す
- カッターマットならそのまま、天板ならタオルを敷く
- カッターの刃が飛ばないように、タオルなどで軽く覆う
- カッターの刃を1ピッチなど折りたい分だけ出す
- 押し付けるようにしてポキッと折る
- 軍手をはめ、折った刃をガムテープまたは紙などで包む
- 千葉県千葉市:不燃ごみ、新聞紙などで鋭利部分を覆い「危険」と表示して出す
- 千葉県柏市:資源品(金属類)(空カン袋)、紙にくるんで中身を明記する
- 東京都中野区:陶器・ガラス・金属ごみ、新聞紙などに包み袋に中身を表示して出す
- 東京都世田谷区:ガラス・陶磁器・刃物類、ケースや厚紙などで包み「キケン」と表示し、ほかの不燃ごみとは別の袋で出す
- 神奈川県横須賀市:集団資源回収の「缶以外の金属」に出す
1. カッターの刃の簡単な折り方4つ

さっそく、カッターの刃の正しい折り方について見ていこう。本稿では4パターン紹介する。
【折り方1】ペンチを使って折る
ペンチが手元もしくはすぐに取り出せる場所にある場合は、この方法で折ることができる。とはいえペンチなど常に身近に置いておくことは少ないだろう。わざわざ取りに行くのも面倒、そんなときは次の方法がおすすめだ。
【折り方2】キャップの溝を利用して折る
カッターにもよるが、キャップに刃をはめこむための溝があることも多い。お使いのカッターにそうした溝があればこのやり方でも折れるので覚えておこう。
【折り方3】カッターマットや天板などに押し付けて折る
何もないときはこれでもよいが、慣れていないと危険をともなう。必ず、飛ばないように覆うこと。それと力を込めすぎないように注意しよう。力任せに押し付けると、思わぬところから折れてしまい後処理が面倒になる。
【折り方4】刃折器を使って折る
カッターの刃を折るための「刃折器」も販売されている。差し込み口に刃を差し込んで折るだけで済むため、上述した作業が苦手な方も簡単に折ることができる。折れた刃は折器の中に溜まっていくので手で触れる必要がないうえ、どこかへ飛んでいってしまうリスクもなく、まとめて処分できるメリットもある。
2. カッターの刃を上手に折る〝コツ〟

慣れてしまえば難しくはないが、危険がともなううえ頻繁に折る機会がない方は若干、難しさを感じるかもしれない。上手に折るためのコツを覚えておこう。
カッターの刃は下向きに(山折りに)折る
ペンチまたはキャップの溝いずれを使う場合でも、カッターの刃は下に向かって折るようにしよう。スリットは片面にしか入っていないため、そのスリットを下に向けて山折りするように折っていけばOKだ。逆だと自分のほうへ刃が飛んでくることがあるなど、危険なため注意しよう。
スリットに合わせて折る
スリットは斜めに入っている。この向きに合わせて折るとポキッと簡単に折れる。斜めではなく真っ直ぐに折ってしまうとカッターの刃としての機能を十分果たせないばかりか、切り口が鋭くケガをする危険もあるため気をつけよう。
3. カッターの刃を折るときの注意点

切れ味が悪くなったとはいえ、鋭利な刃に変わりはない。ケガを防ぐためにもカッターの刃を折るときの注意点を覚えておこう。
素手では絶対に触らない
素手で折ることもできるが、ケガにつながるおそれがあるため絶対に避けてほしい。もちろん、折ったあとに素手で触れることも控えよう。触れる際は必ず軍手などを着用してほしい。
念のため下にタオルなどを敷く
カッターの刃を勢いよく折ったとき、ペンチでしっかり挟みきれていないと飛んでしまうことがある。フローリングなど硬い場所に当たれば自分のほうへ跳ね返ってきたり、どこかへ飛んで見失ってしまったりすることも考えられる。少しでもそうしたリスクを減らすため、下にタオルなどクッション代わりになるものを敷いておこう。
折った刃は速やかにガムテープや紙で包む
折った刃はそのままにせず、ゴミ箱に捨てるにせよ必ずガムテープまたは紙などで包むようにしよう。知らない家族の誰かがうっかり触れてしまえばケガをするおそれがあるし、小さな子どもやペットがいるご家庭なども思わぬケガにつながってしまうリスクがゼロではない。
4. カッターの刃の正しい処分方法

カッターの刃1ピッチ分はそれほど大きくないが鋭利である。決して軽視せず取り扱いにはくれぐれも気をつけてほしい。最後に正しい処分方法について解説する。
カッターの刃の正しい処分方法は自治体で異なる
一例だが、このようにカッターの刃の正しい処分方法は自治体によってやや異なる。うっかりルール違反しないよう、事前によく確認しておくことが大切だ。
刃を捨てる際は周りの人たちへの配慮を
刃をそのままごみ袋などに入れて出してしまうと、ごみ収集作業員の方やごみ当番の方などがうっかり触れてしまい、ケガをするといったことも考えられる。自治体のルールになっていなくても「危険」あるいは「カッターの刃」と記載するといった配慮もほしいところだ。
結論
カッターの切れ味が落ちてきたと感じたら、刃を折って復活させよう。折り方を誤ると自分のほうへ飛んできたり見失ったりすることがあり危険だ。慣れても油断せず、本稿で紹介した正しい折り方を実践してほしい。折ったあとの処分方法も含め、正しい取り扱いについてぜひこの機会に見直しておこう。