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冠水した道路はとても危険!注意点と避ける方法を知っておこう

冠水した道路はとても危険!注意点と避ける方法を知っておこう

投稿者:ライター 松本マユ(まつもとまゆ)

2020年7月12日

台風や豪雨、河川の氾濫などの影響で道路が冠水すると、車で走行するのに非常に危険を伴う。近年は異常気象も増えており、ゲリラ豪雨などによる道路の冠水が多数起こっている。もし道路が冠水したら、どのように対処すればいいのだろうか?この記事では冠水した道路の危険性と、やむを得ず車で通行する際の注意点、冠水した道路を避ける方法を紹介しよう。

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1. 道路が冠水する仕組み

冠水とは、大雨などにより河川が氾濫したり堤防が決壊したりすることで、道路や田畑が水に浸かった状況を指す。
冠水の危険性を解説する前に、まずは道路が冠水する仕組みを見ていこう。

雨が降ると、雨水はアスファルトなどで舗装された道路には染み込まず、道路の下にある下水管や雨水管に流れていく。しかし、ゲリラ豪雨や大型台風などで短時間に大量の雨が降ると、下水管や雨水管の処理能力を超え、水が収まりきらなくなってしまう。そのとき下水管や雨水管から水があふれ出て、道路を水で覆ってしまうのだ。

2. 冠水した道路の危険性

冠水した道路を自動車で走行するにはさまざまな危険がある。車のエンジンが故障して動かなくなったり、電気系統がショートして発火や爆発を起こしたり、車が水没して脱出困難になったりするなど、命の危険を伴う場合もある。それらの危険性について詳しく解説しよう。

危険1.エンジンや車の停止・故障を招く

冠水した道路を走ると、車のマフラーなどからエンジンに水が入り、エンジンが故障する可能性がある。
また、エンジンルームには電気系統の配線が集中しているため、水が入ることで誤作動が起きたり、回路がショートしたりするおそれもある。
スライドドアやパワーウィンドウが開閉できなくなる場合も考えられるだろう。

危険2.ショートによる出火や感電事故のおそれも

電気系統や配線に水がかかると、ショートして出火する、感電事故につながるという危険性もある。ハイブリッド車や電気自動車は、搭載しているバッテリーが高電圧のためとくに注意が必要だ。
たとえエンジンを切っていたとしても、車はオーディオやコンピューターで常に電流が流れている状態だ。自然発火するおそれもあるため、むやみに触るのはやめておこう。

危険3.移動や脱出が困難になる

車のタイヤが水没すると、車体が浮いて移動できなくなる。さらに水深が深くなると、ドアを開けられなくなる場合もあり、脱出が困難になる。

とくにアンダーバスは危険!

道路の冠水時、アンダーパスはひときわ危険だ。高架下や立体交差点などにあるアンダーパスは、周囲よりも路面が低い造りになっているため、とくに水がたまりやすく車が立ち往生しやすい。
排水用のポンプが設置されているアンダーパスもあるが、雨が強くて排水が追い付かず、水位が急激に上昇するケースもある。冠水時はアンダーパスには絶対に入らないようにしよう。

3. 冠水した道路を通行するときの注意点

冠水した道路は通行しないのが一番だが、やむを得ず冠水時に道路を走る場合は、前の車との車間距離を十分に取るのが鉄則だ。前の車が突然停止したり、激しい水しぶきを受けて前方が見えない状態になったり、ブレーキの効きが悪くなったりする可能性があるためだ。

また冠水した道路を通行する際は、できるだけ低速で走るように心がけるといい。速度によっては自ら起こした水しぶきが内部に入り、エンジンを停止させてしまう場合も考えられる。

4. 冠水した道路を避ける方法

危険な状態に陥らないためにも、大雨の予報が出ている日は運転を控えたいものだ。しかしそうはいかない場合も多い。大雨の際に冠水した道路を避けるには、日頃から冠水しそうな道路や場所を把握しておくといいだろう。

国土交通省関東地方整備局のホームページ(※1)には、関東地域で冠水の危険性がある道路や場所がマップで掲載されている。関東以外でもハザードマップを公開している地方も多いため、お住まいの地域で危険な場所をあらかじめ確認しておこう。

結論

道路が冠水してしまった場合は、むやみに車に乗らないようにし、ハザードマップに記載された場所やアンダーパスに近づかないよう気をつけたい。水に浸かった車は、見た目に問題がなくても自己判断でエンジンをかけず、販売店などに一度見てもらうといいだろう。

(参考文献)
※1出典:関東地域における道路冠水注意箇所マップ
https://www.ktr.mlit.go.jp/road/bousai/road_bousai00000001.html
  

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