1. 本の梱包に必要なもの

本を梱包するときに注意しなくてはならないのが、水濡れや角折れ、つぶれといった損傷が起こらないようにすることだ。そのために必要な梱包材を紹介しよう。
OPP袋
OPP袋は、ポリプロピレンでできている。透明なフィルム状になっており、引っ張っても伸びないのが特徴だ。透明度が高く、触った感触もパリッとしているため、本を入れても見栄えがする。
OPP袋を使う目的は、水濡れを防ぐためだ。OPP袋に本を入れたら中身が動かないようにたたみ、マスキングテープで止めて梱包する。
OPP袋を使う目的は、水濡れを防ぐためだ。OPP袋に本を入れたら中身が動かないようにたたみ、マスキングテープで止めて梱包する。
プチプチ
プチプチ、またはエアーキャップなどとも呼ばれている緩衝材だ。さまざまな物の梱包材として使われており、本の梱包にも便利だ。
プチプチを使う目的は、角折れやつぶれなどの破損を防ぐためだ。全体をプチプチでくるんでしまうとかさばって、送料がかかってしまうケースがある。そのようなときには、四隅の角だけをプチプチで保護するという方法もある。
プチプチを使う目的は、角折れやつぶれなどの破損を防ぐためだ。全体をプチプチでくるんでしまうとかさばって、送料がかかってしまうケースがある。そのようなときには、四隅の角だけをプチプチで保護するという方法もある。
クッション付き封筒
本を一冊だけ発送したい場合など、緩衝材で梱包するよりもずっと簡単に梱包できるのが、クッション付き封筒だ。選ぶときに大切なのは、サイズだ。クッション付き封筒は、外寸と内寸に差が出る。必ず内寸を確認することだ。
さらに、本の厚みにも注意をしたい。本の縦横は収まっても、厚みがあると収まりきらないこともある。その場合には、マチ付きの封筒を選ぶようにしよう。
さらに、本の厚みにも注意をしたい。本の縦横は収まっても、厚みがあると収まりきらないこともある。その場合には、マチ付きの封筒を選ぶようにしよう。
2. 本の上手な梱包方法

本を梱包するときの梱包材は、ホームセンターや100均などで購入できる。発送する量が多いときには、業務用としてネット通販などで購入するとかなりお得だ。
本を梱包する前に
メルカリやヤフオク!で売れた本を梱包する前に、もう一度チェックしておきたいことがある。「値段シールの剥がし忘れや跡はないか」「梱包するときに手が汚れていないか」を忘れずにチェックしておこう。相手にできるだけ気持ちよく受け取ってもらうための気配りだ。
梱包する方法
まず、OPP袋に本を入れてズレないようにたたむ。次にプチプチで本を包装する。本の横幅と厚みに加えて5~6cmの大きさに切ったプチプチを2枚用意する。それを上下にくるんで梱包する。
プチプチで包装する目的は角を保護するためだ。上下をくるむことと、全体をくるむよりもかさばらずにすむ。最後に封筒に入れて完了だ。
プチプチで包装する目的は角を保護するためだ。上下をくるむことと、全体をくるむよりもかさばらずにすむ。最後に封筒に入れて完了だ。
3. 大量の本を梱包する方法

1冊だけでなく、大量に本を梱包したい場合、どのような点に注意して梱包すればいいのだろう。
大量の本を梱包するときの注意
大量に本を梱包するのには、やはり段ボールが便利だ。まず、梱包するための段ボール選びが重要だ。
いっぺんに大量の本を送ろうと大きな段ボールに梱包してしまうのは危険だ。本の重みに耐えきれず、段ボールの底が抜けてしまうことがある。さらに、運ぼうとしたときに、あまりにも重くて持ち上がらないこともある。
いっぺんに大量の本を送ろうと大きな段ボールに梱包してしまうのは危険だ。本の重みに耐えきれず、段ボールの底が抜けてしまうことがある。さらに、運ぼうとしたときに、あまりにも重くて持ち上がらないこともある。
段ボールで本を梱包する方法
段ボールを組み立てたら、底の部分をガムテープで補強しよう。十字型にガムテープを貼ったうえに、さらにバツ印で補強すると安心だ。
本は横に寝かせた状態が最も強い。上からの力がかかった場合でも本に負担がかからないように横に積み重ねていこう。このときに注意したいのが、本の向きだ。
とくに2列に積み重ねて梱包するときには、背表紙を向かい合わせにする。背表紙はのり付けされている部分なので、負荷や衝撃に弱いためだ。背表紙と背表紙は接触させず、隙間に緩衝材を挟み込んでこすれを予防しよう。
最後に段ボールのふたを閉める。そのとき上部に隙間があると中の本が動き回ってしまう。段ボールの上部にも新聞紙などを利用して本が動かないようにしよう。
本は横に寝かせた状態が最も強い。上からの力がかかった場合でも本に負担がかからないように横に積み重ねていこう。このときに注意したいのが、本の向きだ。
とくに2列に積み重ねて梱包するときには、背表紙を向かい合わせにする。背表紙はのり付けされている部分なので、負荷や衝撃に弱いためだ。背表紙と背表紙は接触させず、隙間に緩衝材を挟み込んでこすれを予防しよう。
最後に段ボールのふたを閉める。そのとき上部に隙間があると中の本が動き回ってしまう。段ボールの上部にも新聞紙などを利用して本が動かないようにしよう。
4. 梱包後の本の発送の仕方

梱包が終わって発送をするときになり、迷ってしまうのが発送方法だ。最近では各社から便利で発送料金も安いプランがいろいろと出ている。梱包後の本の発送でお得なプランはどれだろう。
本の発送方法で比較するべきポイントとは
本の発送方法だけでも「定形外発送」「ゆうメール」「クリックポスト」「ネコポス」「ゆうパック」「レターパックライト」などさまざまな方法がある。
まず、これらを比較検討する場合、「対応サイズ」「最安値料金」「発送できる場所」「集荷サービス」「受け取り場所」「配送スピード」などの条件のうちどれを最優先にするかで決めよう。
まず、これらを比較検討する場合、「対応サイズ」「最安値料金」「発送できる場所」「集荷サービス」「受け取り場所」「配送スピード」などの条件のうちどれを最優先にするかで決めよう。
本の発送方法でおすすめは「クリックポスト」
本の発送には日本郵便のクリックポストが便利だ。パソコンとプリンターがあれば、自宅で簡単に宛名のラベルを作れる。
送ることができる梱包条件は「長編34cm以下」「短辺25cm以下」「厚さ3cm以下」「重さ1kg以下」となっている。これならほとんどの本は送れるのではないだろうか。全国一律198円という配達料もリーズナブルだ。さらに郵便ポストから投函でき、追跡サービスも付いている。
事前登録をしなければならないが、一度環境さえ整えてしまえばあとはスムーズに本を発送できる。
送ることができる梱包条件は「長編34cm以下」「短辺25cm以下」「厚さ3cm以下」「重さ1kg以下」となっている。これならほとんどの本は送れるのではないだろうか。全国一律198円という配達料もリーズナブルだ。さらに郵便ポストから投函でき、追跡サービスも付いている。
事前登録をしなければならないが、一度環境さえ整えてしまえばあとはスムーズに本を発送できる。
結論
本の梱包で注意しなければならないポイントは、「濡れないようにする」「折れないようにする」の2点だ。そのため、水濡れ防止のフィルムや緩衝材は不可欠といえる。また、相手が気持ちよく受け取れるように梱包にも気を遣うことが大切だ。発送する際には、送る本の量や大きさ、重さなどを考慮して発送手段を選ぼう。