1. 割り箸袋の箸置きとは

割り箸袋を使った箸置きの作り方を紹介する前に、割り箸袋の箸置きについて簡単に解説していく。
割り箸袋の箸置きとは、宴会の席などで箸置きがないときに割り箸の袋を使って作る箸置きのことだ。「箸置きがないのなら、お皿の上に置いておけばよいのでは?」と思う方もいるかもしれない。しかし、お皿の上に箸を置くのはマナー違反であり、一緒に食事をしている方に対して失礼な行為にあたる。
なぜなら、お皿の上に箸を置くのは「これ以上食べられない」という意思表示になるため、また相手に箸先が見え不快感を与えてしまうからである。箸休めをする際は箸先が見えないように、箸置きに置くのがベストな方法といえる。
割り箸袋を使った箸置きには、ビジネスの場面でも使えるベーシックなものから、宴会の席での小ネタや話題作りに活用できるかわいいデザインまで豊富にある。さまざまな箸置きの作り方をマスターすれば、場面に合わせた箸置きの使い分けも可能だ。
割り箸袋の箸置きとは、宴会の席などで箸置きがないときに割り箸の袋を使って作る箸置きのことだ。「箸置きがないのなら、お皿の上に置いておけばよいのでは?」と思う方もいるかもしれない。しかし、お皿の上に箸を置くのはマナー違反であり、一緒に食事をしている方に対して失礼な行為にあたる。
なぜなら、お皿の上に箸を置くのは「これ以上食べられない」という意思表示になるため、また相手に箸先が見え不快感を与えてしまうからである。箸休めをする際は箸先が見えないように、箸置きに置くのがベストな方法といえる。
割り箸袋を使った箸置きには、ビジネスの場面でも使えるベーシックなものから、宴会の席での小ネタや話題作りに活用できるかわいいデザインまで豊富にある。さまざまな箸置きの作り方をマスターすれば、場面に合わせた箸置きの使い分けも可能だ。
2. 割り箸袋のスタンダードな箸置きの作り方

まずは、割り箸袋を使ったスタンダードな箸置きの作り方を解説していく。ビジネスの場面から普段使いまでできるシンプルなデザインばかりであるため、知らない方は要チェックだ。
基本型の作り方
- 割り箸袋を縦半分に折りたたむ
- さらに横半分に折る
- 両端を三角形になるように折る
- 3の部分を内側に入れ込む
- 底を広げて山のように立たせる
上記の方法が箸置きの中でも一番簡単にできる方法である。箸置きの作り方を知らない方は、まずこれから覚えるとよいだろう。
結び箸置きの作り方
続いて、結び箸置きといわれる箸置きの作り方を解説する。
- 割り箸袋を横半分に折り開く
- 1でつけた折り目に両端がくるように折り込む
- さらに横半分に折る
- 片方の端で輪を作り、もう一方の端を輪の中に入れて結ぶ
- 両端を結び目の中に入れ込む
結び箸置きは、長い割り箸袋で作ると見た目が悪くなる。そのため、作る際は短めの割り箸袋を利用するとよいだろう。
小舟の作り方
最後に、小舟といわれる箸置きの作り方を紹介したい。
- 割り箸袋を縦半分に折って再度広げる
- 横半分に折る
- 1で付けた折り目に合わせて片側を折る
- 両端の先と先を合わせるように曲げ、3の部分を反対側の端の隙間に直角に入れ込む
- 直角に入れ込んだ部分を内側へ三角形に折る
- 口のように広がった部分を箸置きとして使う
どれも簡単に作れるものばかりであるため、ビジネスシーンや外食に行った際に作成してみるとよいだろう。
3. 割り箸袋の孔雀の箸置きの作り方

ここまで、割り箸袋を使ったスタンダードな箸置きの作り方を紹介した。続いては、宴会の話題作りにもなる動物デザインの箸置きの作り方を解説していく。まず、ここでは孔雀の箸置きの作り方をみていこう。
作り方
- 割り箸袋を縦半分に折って広げる
- 両端を折り目に沿って下へ折り曲げる
- 先のとがっている方を中心線に合わせて更に内側へ折り込む
- 裏返す
- 先のとがった部分を裏側へしっかり折り返す
- 羽のようになっている部分を両方とも上へ折り返す
- 折り返した部分を上から表・裏・表・裏と交互に折っていく(両方)
- 上下逆にして、ジグザグに折り込んだ部分を重ねる
- 8の反対側をしっかり折り返し、先を折って顔をつくる
割り箸袋を使った孔雀の箸置きは、ゴージャスな見た目であるため、注目を集めること間違いなしだ。また、孔雀は動物の中で一番縁起がよいとされている鳳凰のモデルになったものだそうだ。そのため、新年会などのめでたい席で使うのにもおすすめである。
キレイに作るコツは、折り目をしっかり付けながら折り進めていくことだ。初めからキレイに折るのはなかなか難しいため、宴会などに備えて普段から練習しておくとよいかもしれない。
キレイに作るコツは、折り目をしっかり付けながら折り進めていくことだ。初めからキレイに折るのはなかなか難しいため、宴会などに備えて普段から練習しておくとよいかもしれない。
4. 割り箸袋の犬の箸置きの作り方

続いては、割り箸袋を使って作る「ダックスフンド」の箸置きの作り方を紹介する。難易度は高めだが、慣れれば簡単に作れるようになるので挑戦してみてほしい。
- 割り箸袋を横半分に折って広げる
- 片側の角を折り目に合わせて、三角形に折る
- 三角になった部分を内側に折り込む
- 初めに付けた折り目に沿って半分に折る
- 三角にとがっている部分を斜め上に持ち上げる(尻尾になる)
- 再度開いて、内側へ縦半分に折る
- 6で折った位置から5mm程度離して折り返す
- 裏返して、再度初めに付けた折り目で半分に折る
- 尻尾に当たる部分の反対側を上に引っ張ってずらす
- 9の部分を広げて下1/3くらいから下に折り曲げる
- 再度初めに付けた折り目で半分に折る
- 11を再度開き、角を内側に折り込む
- 初めに付けた折り目で半分に折る
ダックスフンドの箸置きは、犬好きにはたまらないだろう。ダックスフンドの箸置きは、割り箸を置ける部分が長くなっているため、使いやすい。宴会などの際に、ぜひ活用してみてはいかがだろうか。
結論
割り箸袋を使った箸置きの作り方を知っていれば、お店で箸置きが出てこないときも、落ち着いて対処できる。また、割り箸袋で作れる箸置きには、ビジネスシーンでも使えるシンプルなデザインから、宴会の席での話題作りになりそうなかわいいデザインまで豊富にある。割り箸袋を使ったさまざまな箸置きの作り方をマスターして、シーンに合わせた箸置きの使い分けを楽しんでみてはいかがだろうか。