1. 目隠し用の塀の高さはどれくらい必要なの?

近隣からの視線をさえぎるためには、どのくらいの高さが必要なのだろうか?目隠し用の塀を選ぶ時のポイントについて紹介する。
塀の高さは180cm程度
大人の目線が隠せる高さとして、目隠し用の塀は180cm程度が目安となる。場所によっては200cm程度の高さがあってもいいが、あまり高すぎると家の中から見た際に圧迫感を感じてしまうので注意が必要だ。
全体的なバランスも重要
目隠し用の塀を設置する際には全体的なバランスにも気を付けよう。家にもともと付いている塀や隣の家の塀などの高さも考慮し、外から見て違和感のない高さで設置するのがベストだ。
圧迫感が少ない素材を選ぼう
目隠し用の塀やフェンスには、ステンレスや木製などさまざまな素材がある。素材を選ぶ際には、設置しても圧迫感を感じないものを選ぼう。また、素材だけでなくカラーも重要になる。暗いカラーの塀を設置すると圧迫感を感じやすい。そのため、白などの明るい色を選ぶのをおすすめする。目隠し用の塀を後から設置する場合は、塀だけが浮かないように外壁と色を合わせるといいだろう。
日当たりや風通しも考慮しよう
目隠し用の塀によって、機能性も異なる。隙間が小さいものは外からの視線がより防げるが、日当たりや風通しも悪くなるため注意しよう。
2. 目隠し用の塀の価格や設置費用の相場

目隠し用の塀の設置を業者に依頼する場合、1mあたり1万~4万円程度の費用が目安となっている。設置費用は材料や依頼する業者によっても異なる。
設置費用はどうやって決まる?
一般的に目隠し用の塀の設置費用には、材料代と工事費(施工費)が含まれる。そのため、同じ材料を使ったとしても、業者の工事費によって費用が変わる可能性がある。
費用が安い素材と高い素材
目隠し用の塀に使われる素材として、アルミやスチール、木材、竹などが挙げられる。スチール製やアルミ製のものは比較的安価なものが多く、木材を使ったものは値段が高くなる傾向にある。
3. おしゃれな目隠し用の塀の施工例

目隠し用の塀の設置方法にはどのようなものがあるのだろうか。実際に設置されたおしゃれな目隠し用の塀の施工例を見てみよう。
明るさを保ったポリカーボネートパネル
目隠し用の塀を設置しても明るさをキープしたいという方には、ポリカーボネートパネルがおすすめだ。この素材はしっかりと目隠しができるが、透過性があり人影が映るので防犯効果もある。通常の塀より日光を通し明るく、圧迫感が少ない。
温かみのあるウッドデザイン
冷たい雰囲気になるため、アルミやスチールを使いたくないという方もいるだろう。木製の塀は温かみがあり、デザイン性も高いため人気がある。木製だけでは強度に不安がある場合、枠組みだけステンレスを使ったものがおすすめだ。
デザイン性の高い和風塀
いかにも目隠し用、という塀を避けたい場合は、デザインで選ぶ方法もある。自然素材を使った竹垣や板垣は和風の家とマッチして、高級感溢れる仕上がりになるだろう。
4. 目隠し用の塀やフェンスをDIYする方法

業者に依頼してかかる工事費を節約したい!という方はDIYをする方法もある。DIYで自分好みの塀をコスパよく設置しよう。
DIYなら木製がおすすめ
DIYで目隠し用の塀やフェンスを作る場合は木材を使用するのがおすすめだ。木材はほかの材料と比べて加工しやすい。DIYする前にはどのくらいの高さにするか、目隠しする範囲はどのくらいかが分かるように設計図を描き、作業を開始しよう。また、目隠し用の塀やフェンスを設置する場合は支柱をしっかりと地中深くに差し込み、倒れてケガをしないように工夫する必要がある。
目隠し塀の手作りキットもある
設計図を描いてDIYするのが難しい方は、目隠し用の塀の手作りキットを使おう。目隠し用の塀の手作りキットなら、材料があらかじめカットされているため、組み立て作業だけで簡単に目隠し塀が設置できる。
結論
今回は、近隣からの視線を防ぐための目隠し用の塀やフェンスについて紹介した。目隠し用の塀やフェンスを設置することで、自宅のプライベート感が高まり、よりリラックスできるだろう。塀の設置費用を節約したい方はDIYにチャレンジするのもおすすめだ。周囲の視線が気になる方、防犯性を高めたい方はぜひこの記事を参考に、目隠し用の塀の設置を検討してもらいたい。