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お風呂の水道代は節約できる!安くするコツや残り湯の活用方法も紹介

お風呂の水道代は節約できる!安くするコツや残り湯の活用方法も紹介

投稿者:ライター 宗形ミナ (むなかたみな)

鉛筆アイコン 2021年8月17日

水道代の節約のために、お風呂の入り方の見直しや残り湯の活用方法を考えている方もいるのではないだろうか。この記事では、お風呂をシャワーだけにした時の水道代やお風呂の水道代の節約方法を紹介する。残り湯の活用方法もあわせて紹介するため、参考にしてほしい。

  

1. お風呂の水道代は1回いくらなの?

お風呂の水道代を節約したいといっても、一回あたりどの程度の金額がかかっているのか知らない方も多いはず。節約方法をお伝えする前に、まずはお風呂の水道代は1回当たりどの程度の金額がかかるのか解説していきたい。

お風呂1回当たりの水道代を知るには、水1リットル当たりにかかる水道代、シャワーの使用にかかる料金、浴槽にお湯を張る際にかかる料金の3つを押さえる必要がある。

水1リットル当たりにかかる水道代は、約0.2~0.4円とされている。これをもとに、浴槽にお湯を張るためにかかる料金とシャワーの使用料金を割り出していこう。

浴槽にお湯を張る料金

一般的な浴槽にお湯をためるには、200リットル程度の水が必要だ。そのため、1回にかかる料金は40~80円程度だと分かる。40~80円程度と聞くと、安いと思うかもしれない。しかし、仮に毎日お湯を張った場合には1カ月で1200~2400円程度もかかるのだ。浴槽にお湯をためるだけで、この料金は高いと思う方もいるのではないだろうか。

シャワーの使用料金

続いて、シャワーの使用料金をみていこう。シャワーは、通常1分間に10リットル程度の水が放出されるといわれている。シャワーの利用時間を10分程度とすると、1回当たり20~40円かかっていると分かる。仮に20分使用したとすれば、お風呂にお湯をためた場合と同じ料金がかかるということだ。1カ月間の使用料は、600~1200円程度となる。

お風呂1回当たりの料金

上記で確認した、浴槽にお湯をためる際にかかる料金とシャワーの使用料金から、お風呂1回当たりの料金を計算していく。

お風呂1回当たりの料金は、60~120円程度。1カ月間使用した場合は、1800~3600円程度かかることが分かる。

2. お風呂をシャワーだけにした場合の水道代は?

「浴槽にお湯をためないで、シャワーだけで済ませれば水道代が安くなるかも」と考えている方もいるだろう。しかし、本当にシャワーだけにすれば水道代は安くなるのだろうか。ここでは、お風呂をシャワーだけにした場合の水道代と、浴槽に張ったお湯のみを使用した場合の水道代を比較していく。

シャワーだけにした場合

まず、お風呂をシャワーだけにした場合の水道代をみていこう。シャワーの平均的な使用時間は10~15分程度のため、これをもとに計算していきたい。

シャワーを10~15分使用した場合の水の量は100~150リットル。金額にすると、20~60円程度と分かる。夫婦と子ども1人の家庭の場合で料金をシミュレーションしてみると、1回当たりの料金は60~180円程度、1カ月間であれば1800~5400円程度となる。

浴槽に張ったお湯のみにした場合

続いて、お風呂の際に浴槽に張ったお湯のみを利用した場合の料金をみていこう。湯船にお湯を張るのは一般的に40~80円程度かかるということはすでにお伝えした。この場合は、湯船に浸かるだけでなく、湯船のお湯を身体や顔、髪を洗うためにも使用する。お湯が足りなくなる可能性を考慮して、ここではお湯が足りなくなり継ぎ足しを3分程度することになったとして算出する。計算すると3人で1日60~100円程度、1カ月間の使用料は1800~3000円となる。

このことから、シャワーだけにするよりも、湯船に張ったお湯のみを活用する方が、水道代は安く抑えられるといえるだろう。

3. お風呂の水道代を節約する方法

シャワーだけにするよりも、湯船に張ったお湯のみを利用した方がお風呂の水道代を抑えらえるのは分かったが、ほかの節約方法も知りたいと思っている方もいるだろう。ここでは、お風呂の水道代を節約する方法を紹介する。簡単にできるものばかりであるため、取り入れてみてほしい。

シャワーはこまめに止める

身体や髪を洗っている際、使っていない間もシャワーを出しっぱなしにしていないだろうか。シャワーの水を出しっぱなしにすると、余計な水道代がかかってしまう。こまめに止めることを徹底するだけで水道代の節約になるため、今まで意識してこなかった方はこまめに止めることを心がけてみるとよいだろう。

ペットボトルで浴槽の湯量をかさ増しさせる

一般的にお風呂の浴槽にお湯を張るには200リットル程度の水が必要だ。しかし、200リットルを毎日ためていると水道代は高くなってしまう。そこで、ペットボトルを使ったかさ増し方法をお伝えする。やり方は、水を入れたペットボトルを浴槽に沈めるだけである。こうすることで、普段より少ないお湯の量で浴槽を満たせる。例えば、1.5リットルのペットボトルを10本入れたら、15リットルものお湯が節約できるということだ。この水を入れたペットボトルは、災害で断水になった時にも重宝するため、取り入れてみるとよいだろう。

シャワーヘッドを節水できるものに変える

シャワーは1分間に10リットルもの水が出てしまうため、できる限り時間は短縮したい。しかし、なかなか上手くいかないこともあるだろう。そんなときには、シャワーヘッドを節水できるものに変えてみてはいかがだろうか。節水機能のあるヘッドに交換すれば、通常より2/3~1/2程度の水量に抑えらえる。また、水の威力も強くなっているため、水量が少なくてもキレイに汚れを落とせるようになっているのだ。そのため、シャワーヘッドを変えるだけで、水道代の節約につながるといえる。

4. お風呂の残り湯を活用して水道代を浮かそう

毎日浴槽にお湯を張っている場合、1年間で73,000リットルも使用していることになる。これは、金額にすると2万円以上にもなる場合もあるため、残り湯もうまく活用したいと思う方もいるはず。ここでは、お風呂の残り湯の活用方法を紹介する。残り湯を上手に活用して、水道代の節約に役立てよう。

洗濯に利用する

残り湯の使用で有名なのが、洗濯ではないだろうか。洗濯は水よりもお湯の方が汚れが落ちやすいため、残り湯が使用される。ただし、洗濯に残り湯を使用するときには、注意してほしい点がある。注意点は以下の通りだ。

1.身体を洗ってから湯船に浸かるようにする
2.お風呂から上がったらすぐに残り湯を洗濯に使用する
3.すすぎには使わない

残り湯を洗濯に使うのであれば、必ず身体を洗ってから湯船に浸かるようにしよう。これは、菌を少なくするためである。また、残り湯はお風呂から上がった段階ですぐに使うことが大切だ。なぜなら一晩置くことで、菌が1000倍にも繁殖してしまったり、温かいお湯の方が汚れが落ちやすかったりするからである。ただし、すすぎの段階では清潔さを保つために水道水に切り替えるようにしよう。

掃除に使う

残り湯は、掃除にも使える。床はもちろん、頑固な泥汚れがついた服を洗うのにもピッタリだ。

洗車に使う

洗車をする際は大量の水が必要となるため、水道代も高くなる。しかし、お風呂の残り湯を使用すれば、水道代の節約につなげられる。

庭の水やり

残り湯は庭の水やりにも活用できる。家庭菜園やガーデニングをしている方だと、多量の水が必要となるため、それを残り湯で代用できるのはかなりの節約効果があるといえるだろう。人間の皮脂は植物によい栄養分となるため、残り湯を水やりに活用することは植物のことを考えてもよいものだといえる。

結論

お風呂の水道代を節約する方法には、さまざまな種類がある。取り入れやすいものから活用していき、水道代の節約に役立ててほしい。また、残り湯は洗濯以外にも、洗車や庭の水やりなどさまざまな用途で活用できる。残り湯はできる限り捨てずに、ほかの部分に代用して水道代を浮かせよう。
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  • 公開日:

    2020年7月 5日

  • 更新日:

    2021年8月17日

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