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双眼鏡の倍率に関する基礎知識!倍率以外のポイントやおすすめも紹介

双眼鏡の倍率に関する基礎知識!倍率以外のポイントやおすすめも紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年7月 3日

双眼鏡を購入したり使ったりする際に、倍率を意識したことはあるだろうか?倍率ひとつで見えやすさが変わるため、基礎知識を身につけておくことは大切だ。倍率以外に知っておくべきポイントとともに解説する。おすすめの双眼鏡とあわせて、ぜひ参考にしてほしい。

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1. 双眼鏡の倍率とは?コンサートにはどれが最適?

倍率は双眼鏡によって異なる。どんなシーンで双眼鏡を使うかにもよるが、倍率が低いとはっきり見えなかったり、高いと近すぎてブレたりするため、シーン別に適した倍率を知っておくことが大切だ。

双眼鏡の倍率についての基礎知識

双眼鏡の商品名や取扱説明書などを見ると「10×30」「8×24」といった数値が書かれている。このうち倍率を表すのは10や8など前の数値であることが一般的だ。たとえば10倍の双眼鏡で100m離れたところから木を見た場合、裸眼で10m離れたところから同じ木を見ているのと同じ大きさで見える。8倍なら12.5m、4倍なら25mそれぞれ離れたところから裸眼で見ているのと同じ大きさで見えることになる。

数値が大きいほど倍率が高くなり、対象物はより大きく見える。そのため、双眼鏡を選ぶ際にとにかく倍率が高いもののほうがよいと思ってしまいがちだが、実際はそうではない。

コンサートに適した倍率は?

倍率が高くなると、対象物が大きく見える一方で視野が狭くなり、手ブレしやすくなるなどして、逆に見にくくなってしまうことがある。重要なのは「対象物までの距離と倍率」が適切であることだ。

コンサート会場で双眼鏡を使うとしよう。アリーナ席と1階席、2階席とではステージまでの距離が異なる。ステージに近いアリーナ席なら8倍、少し遠い1階席なら8〜10倍、より離れた2階席なら12倍など、ステージとの距離によって適した双眼鏡の倍率が変わってくる。アリーナ席で12倍の双眼鏡を使用した場合、近すぎて目まぐるしく動き回るアーティストを捉えるのは困難だろう。どんなシーンで双眼鏡を使うのか、何を見たいのかなどを明確にし、そこから双眼鏡を選んでいくことが大切だ。

2. 双眼鏡の倍率以外に知っておくべきポイントとは

双眼鏡を購入するときにチェックするポイントは倍率だけではない。ほかにも、次のようなスペックに着目しよう。

明るさ

対象物をキレイに見るためには明るさも重要だ。双眼鏡の明るさは「ひとみ径」の2乗で表される。ひとみ径とは「対物レンズ有効径」を倍率で割った数値のことだ。対物レンズ有効径とは倍率のあとに書かれている数値で「10×32」なら倍率は10、対物レンズ有効径は32mmとなる。

たとえば「10×30」の双眼鏡はひとみ径が3mmで、それを2乗した9が明るさになる。「10×42」なら明るさは17.64だ。倍率が同じでも、対物レンズ有効径の数値によって明るさが変わってくると覚えておこう。なお、ひとみ径が5〜7mm、明るさが25〜49あたりは、天体観測などにも適したかなり明るい双眼鏡だ。コンサートに行くならこのあたりを目安にするとよいだろう。

実視界

双眼鏡を動かさずに見える範囲を表した数値だ。実視界が広ければ広いほど、見える範囲も広がるため対象物、たとえばアーティストなどを探しやすくなる。一般的に倍率が低くなると実視界が広がり、高くなると狭まるため倍率が異なる双眼鏡同士での単純比較は難しい。実視界は、同じ倍率の双眼鏡で比較するとよいだろう。なお目安として8倍の双眼鏡であれば、実視界6.5°以上がおすすめだ。

3. おすすめの双眼鏡3選!倍率や特徴も交えて紹介

最後におすすめの双眼鏡を3つ紹介しよう。倍率や明るさなどもまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

ケンコー「VC スマート 10×30」

倍率10、対物レンズ有効径30mm、明るさ9、実視界5.2°とコンサートにはやや暗いかもしれないが、普段使いには十分な双眼鏡だ。手ブレ補正機能も付いている。

キヤノン「10×42L IS WATER PROOF」

高い防水性や手ブレ補正機構を備えているほか、倍率10、対物レンズ有効径42mm、明るさ17.64、実視界6.5°と、コンパクトながら使い勝手のよい双眼鏡だ。

ニコン「スポーツスターEX 8x25D CF」

倍率8、対物レンズ有効径25mm、明るさ9.6、実視界8.2°の双眼鏡がこちら。実視界が広くスポーツ観戦やバードウォッチングなどに向いている。

結論

双眼鏡は倍率が高くなるほど対象物が大きく見えるが、手ブレしやすかったり視野が狭くなったりといった欠点もある。対象物との距離に対して適切な倍率の双眼鏡を選ぶことが大切だ。倍率のほか、明るさや実視界といったポイントも忘れずにチェックしておこう。
  

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