1. ビデオ撮影にライトが重要な理由

SNSなどに投稿されているビデオ(動画)のクオリティーが大幅にアップしている。カメラをはじめとした機材の性能によるものも大きいかもしれないが、ビデオ撮影のテクニック自体が向上していることも要因だろう。YouTuberを目指す方はもちろん、そうでない方もより質のよいビデオを撮影するためにはライトが不可欠だ。
ビデオ撮影にライトが欠かせない理由
室内でビデオ撮影をする場合はとくに、ライトは必須といえるだろう。ライトを使うことにより表情が明るく見えたり、光が目に映り込むことで瞳が輝いて見えたりする効果がある。昼夜問わず同じ明るさの中でビデオ撮影ができるのも、ライトの大きな効果だ。人物だけではない。商品や料理を紹介するビデオを撮影するときなども、ライトを使って対象物を照らせば同じような効果が望める。ライトがビデオのクオリティーを左右するといっても過言ではないだろう。
簡単に使いこなせるライトが続々登場している
ビデオ撮影用のライトというと、プロが使うような大がかりなセットや高価な機材をイメージしてしまうかもしれないが、今では1万円以下で手に入るビデオ撮影用のライトも多い。より気軽かつ手軽に、ハイクオリティーのビデオ撮影ができる環境になっているのだ。
2. ビデオ撮影に使用するライトの種類

ビデオ撮影向けのライトには種類がある。代表的なものとその特徴を見ていこう。
ビデオ撮影用のライトの種類と特徴
ビデオ撮影に多く使われるのはLEDライトだ。光量が少なめなので被写体が大きいときは不向きとされているが、熱を持たない、寿命が長い、点灯が早いといった特徴があり屋外でも撮影しやすい。以前はビデオ撮影用のLEDライトというと高額なものが多かったが、近年ではリーズナブルな商品が増えたことも普及している理由だろう。
電球型の蛍光灯も、ビデオ撮影によく使われるライトのひとつだ。家電量販店などで手軽かつ安く手に入り、被写体を見た目通りに撮影しやすい。ビデオ撮影が初心者の方でも扱いやすいライトといえるだろう。光量は少なめだが、被写体が大きいときは複数の蛍光灯を取り付けられるソケットを使うことで光量不足の問題を解消できる。
このほか、価格はやや高めだが演色性に優れた電球型のハロゲンライトや、光量が大きく自動調光など便利な機能が付いて初心者にも使いやすいストロボなどがある。
電球型の蛍光灯も、ビデオ撮影によく使われるライトのひとつだ。家電量販店などで手軽かつ安く手に入り、被写体を見た目通りに撮影しやすい。ビデオ撮影が初心者の方でも扱いやすいライトといえるだろう。光量は少なめだが、被写体が大きいときは複数の蛍光灯を取り付けられるソケットを使うことで光量不足の問題を解消できる。
このほか、価格はやや高めだが演色性に優れた電球型のハロゲンライトや、光量が大きく自動調光など便利な機能が付いて初心者にも使いやすいストロボなどがある。
おすすめはLEDライト
初心者の方でクオリティーの高いビデオを撮影したいなら、ライトは手軽なLEDがおすすめだ。上述のようにリーズナブルな商品が多く、長寿命のためコスパにも優れている。ただし、蛍光灯を使った撮影でも同じようなことがいえるが、ライトが細かくちらつく「フリッカー現象」により、映像がカチカチすることがある。フリッカーレスといったLEDライトがあれば、それを選ぶとよいだろう。
3. ビデオ撮影におすすめのライト

最後に、ビデオ撮影におすすめのLEDライトを3つ紹介する。
NEEWER「CN-160 LED ビデオライト」
ホットシュー(カメラ上部にあるアクセサリーの取り付け部分)や三脚などにセットして使用するタイプで、160個のLEDライトが搭載されている。243gと軽量かつダイヤルで光量を手軽に調整できる。
K&F Concept「LED ビデオライト 超薄型」
幅17.5cm、高さ12cm、厚さわずか2.5cmという薄型のLEDライト。1/4ネジ穴が付いており、ビデオカメラや三脚、ライトスタンドなどに装着できる。電池残量や明るさなどがひと目で分かるスクリーン付きだ。
FOSITAN「LEDリングライト」
14インチのLEDリングライトだ。リングの中央にカメラをセットしてビデオ撮影をする。折りたたみ式で80〜200cmまで伸縮するスタンドや、白とオレンジのカラーフィルターなども付属する。
結論
SNSなどに手軽にビデオ投稿できるようになった今、ライトは欠かせない存在だ。ほかの投稿者との差をつけたいならぜひ、ライトにもこだわってみよう。安価で手軽に手に入るライトも多いので、ぜひ自分の用途に合うライトをじっくり探してみてほしい。