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一眼レフの使い方や用語の意味まとめ!初心者の方に分かりやすく解説

一眼レフの使い方や用語の意味まとめ!初心者の方に分かりやすく解説

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

2020年7月16日

一眼レフを買ったものの、機能を使いこなせていないという方もいるのではないだろうか?初心者の方がぜひ押さえておきたい露出やF値、シャッタースピードといった用語の意味や各機能の使い方を解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

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1. 一眼レフの使い方の前に知っておきたい用語と意味

一眼レフにはオート機能などもあり、使い方がよく分からない方でも手軽にキレイな写真が撮影できる。だが各機能の使い方を覚えて、自分で細かい設定をできるようになればより一眼レフのある暮らしが楽しくなるはずだ。まずは一眼レフの使い方の前に、用語と意味を覚えよう。

露出

レンズから取り込んだ光を電気信号に変える撮像素子(さつぞうそし)と呼ばれるパーツがある。その撮像素子に光を当てることを露出という。露出の調整によって、明るい屋外でも暗い写真が撮れたり、暗い屋内でも明るい写真が撮れたりする。つまり、露出で写真の明るさが決まると思っておこう。

絞りとF値(絞り値)

レンズには、中央に穴があいている「絞り」と呼ばれるパーツがある。絞りを調節することで穴の大きさが変化し、レンズが通す光の量が変わる。F値や絞り値とは、その穴の大きさを指す用語でF1.4、F5.6、F16、F22などFと数値で表される。少々ややこしいが、絞りを絞ると穴が小さくなり、F値は大きくなる。手前から奥まで広範囲のピントが合うようになる。逆に絞りを開けると穴は大きくなり、F値は小さくなる。ピントが合う範囲は狭まり、背景がボケやすくなる。

シャッタースピード

シャッターが開いている時間のことで、1秒や1/2秒、1/250秒などと表される。シャッタースピードが速ければ、動いている被写体を止まっているように写すことができる。手ブレを防ぎたいときはシャッタースピードを速くすればよい。逆にシャッタースピードが遅いとカメラを持つ手元や被写体が動き、ブレが生じやすくなる。この性質を生かして水の流れなど被写体の動きを表現することも可能だ。

ISO感度

レンズを通して入ってきた光を電気信号に変換する、撮像素子というパーツがあるとお伝えした。ISO感度は、その撮像素子に当たる光に対する感度のことをいう。単純にISO感度を2倍にすれば、取り込む光の量は同じでも明るさが2倍になる。ただし上げすぎるとノイズが生じ、画質が劣化することがある。

一眼レフの各機能の効果的な使い方のためにも、まずはこうした基本的な用語と意味を理解しておこう。

2. 一眼レフの各種機能の使い方

続いて、一眼レフの各機能の基本的な使い方を見ていこう。

絞りの基本的な使い方

絞りを調節することで背景のボケ具合が変わってくる。たとえば動物をアップで撮影する際、絞りを小さく(F値を大きく)して表情にピントを合わせ、背景をややボカし気味にすると表情がより印象的になる。ただし背景がぼんやりするため全体像は不明瞭になる。逆に絞りを大きく(F値を小さく)して全体にピントを合わせると、背景も含めて全体像がはっきりする。見ている側が状況を把握しやすい写真になるというわけだ。

シャッタースピードの基本的な使い方

シャッタースピードを遅くすると、動く被写体の残像や光跡を捉えられる。たとえばシャッタースピードを遅くして飛んでいる鳥を追いかけて撮影した場合、躍動感あふれる一枚を撮ることが可能だ。逆に、常に動いている被写体に対してシャッタースピードを速めると、まるで停止しているかのような写真が撮れる。滝を撮影する際、シャッタースピードを速くすると水しぶきが止まっているかのような写真を撮ることもできるし、遅くすれば滑らかな水の流れを収めることもできる。

ISO感度の基本的な使い方

たとえば夜に暗い場所で一眼レフを使って撮影する際、F値やシャッタースピードの調節だけでは十分な光量を得られないことがある。シャッタースピードが遅くなり、手ブレなどが発生することもある。フラッシュを使えば明るい写真が撮れるが、光が届く範囲は限定的で背景が暗くなったり、人物が照らされすぎたりすることがある。そんなときはISO感度を上げてみよう。適正露出にできるため、背景や人物を明るく撮影できる。明るさが補われることで余裕が生まれ、シャッタースピードを速めることもできるので、手ブレを防ぐことにもつながるはずだ。

絞りとシャッタースピードの使い方のコツ

絞りを小さくすると撮像素子に当たる光が少なくなるため、写真は暗くなる。だが、そこでシャッタースピードを遅くすると光を取り込む時間が長くなり、その分光量も増す。つまり適正露出にできるというわけだ。一方、絞りを大きくすると写真は明るくなる。そこでシャッタースピードを速くすれば同じように適正露出にできる。

「F4」「1/250秒」の組み合わせが適正露出の被写体があるとしよう。絞りを「F5.6」に大きくした場合バランスが崩れるが、そこでシャッタースピードを「1/125」に遅くすることで適正露出となる。この、適正露出にするための組み合わせは何通りもあるので、お使いの一眼レフで繰り返し撮影しながらコツを掴んでほしい。

3. 一眼レフの撮影モードの使い方

一眼レフの各機能の基本的な使い方はお分かりいただけただろう。最後に、一眼レフの撮影モードの使い方について、基礎知識を解説する。各機能の使い方とあわせて覚えて、一眼レフを使いこなそう。

一眼レフのモードとは

すべての露出設定を手動で行うこともできるが、ある部分をカメラに任せることもできる。その際に用いるのが撮影モードだ。お使いの一眼レフのメーカーや機種などによって表記や使い方が異なるため、詳しくは取扱説明書などをチェックしていただきたいが、基本的には次のようなモードがある。

Pモード

プログラムオートと呼ばれるモードだ。カメラ側が、自動でF値とシャッタースピードを決めてくれる。もちろんその時点で適正露出になっているわけだが、F値とシャッタースピードの組み合わせは撮影者側で変更できる。被写体が動いていたり構図を意識したりする際や、明るい場所と暗い場所を行ったり来たりする際などによく使われる。

Sモード

シャッター優先オートと呼ばれるモードだ。シャッタースピードのみ撮影者側で設定し、そこから逆算して適正露出になるようカメラ側が自動でF値を決めてくれる。レースやスポーツ、運動会、動物など動いている被写体を撮影する際に使われることが多い。

Aモード

絞り優先オートと呼ばれるモードだ。Sモードと逆に、撮影者側が設定したF値に応じて、適正露出となるようシャッタースピードをカメラ側が自動で決めてくれる。ぼかす範囲を自分で決めたいときや、ピントを調節したいときなどはAモードを使おう。

Mモード

マニュアル露出と呼ばれるモードだ。F値とシャッタースピードを撮影者側が決めるため、同じ被写体でも調節次第でいろいろな表現を楽しむことができる。一眼レフの各機能の使い方に慣れてきたらぜひチャレンジしてみたい撮影モードだ。

全自動モード

文字通りすべてをカメラ側が決めて適正露出にしてくれる。ISO感度やフラッシュの使用なども判断してくれる。最初のうちは頼りにするモードだろう。全自動と各撮影モードで撮り比べしてみるのもおもしろいかもしれない。

露出補正

Mモードを除く各撮影モードでは、カメラ側が適正露出になるよう調整してくれる。しかしながら、必ず撮影者側が意図した露出になるとは限らない。より明るくしたほうがよいと感じる場合もあれば、少し暗めにしたほうが雰囲気のよい写真になる場合もある。そんなときに便利なのが露出補正だ。カメラ側が決めた適正露出よりも明るくしたり暗くしたりできる。

結論

一眼レフの各機能の基本的な使い方や、撮影モードについて解説してきた。機能を使いこなせなくても全自動で手軽に撮影できるが、より一眼レフでの撮影を楽しむにはやはり各機能の使い方や撮影モードを覚えることが大切だ。基本的な部分しかお伝えできなかったが、繰り返し撮影をして慣れていただき、ぜひ思い通りの写真を撮影してほしい。
  

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