1. ドアチェーンの必要性

玄関に付いている鍵以外にドアチェーンを装着することは、どのような必要性が考えられるだろうか。
望まない来訪者対策
もともとドアチェーンは、訪問販売といったしつこい勧誘をシャットアウトする目的で作られたものだ。ドアチェーンをかけた状態で、訪問客が望む客か望まない客かを確認することができる。ドアチェーンがあることで、望まない客の玄関への侵入を阻止することができるのだ。
防犯対策として
最近では空き巣の手口も巧妙になってきている。どんなに頑丈な鍵を設置してもピッキングなどで簡単に開けられてしまうのだ。
ドアチェーンは防犯対策とはいえ、それ自体はとてもシンプルなものだ。ところが、空き巣などの犯罪者にとってドアが二重にロックされているということは、それだけ犯行の時間が長くなる。犯行の時間が長くなれば、誰かに気づかれる確率も高くなるため、ドアチェーンがかかっているというだけで犯行の抑止力になる。
ドアチェーンは防犯対策とはいえ、それ自体はとてもシンプルなものだ。ところが、空き巣などの犯罪者にとってドアが二重にロックされているということは、それだけ犯行の時間が長くなる。犯行の時間が長くなれば、誰かに気づかれる確率も高くなるため、ドアチェーンがかかっているというだけで犯行の抑止力になる。
2. ドアチェーンの種類

ドアチェーンにはどのような種類があるのだろう。自分の家の玄関に合うドアチェーンを探してみよう。
ドアチェーンの種類は大きく分けて2種類
ドアチェーンの種類はチェーンタイプとバータイプの2種類がある。
チェーンタイプは、昔から集合住宅などに採用されていたタイプ。チェーンの先端を金具に付けて、スライドさせながらロックをしたり外したりする。縦と横にスライドするタイプがある。
バータイプはU字ロックとも呼ばれている。チェーンタイプよりも頑丈な作りになっているので、セキュリティ性が高い。
チェーンタイプは、昔から集合住宅などに採用されていたタイプ。チェーンの先端を金具に付けて、スライドさせながらロックをしたり外したりする。縦と横にスライドするタイプがある。
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鍵付きのドアチェーンでセキュリティをアップ
ドアチェーンの弱点は、外から輪ゴムや紐でチェーンを簡単に外してしまえるということだ。ドアチェーンには犯行の抑止力はあっても、こうしたテクニックに遭ってしまうと無防備といっていいだろう。また、ドアチェーンは在室中でなければロックすることができない。
そこで鍵付きのドアチェーンがおすすめだ。もし留守中に鍵を壊されても、ドアチェーンがかかっているため住人が部屋の中にいると考えて犯行を諦める確率が高くなる。
そこで鍵付きのドアチェーンがおすすめだ。もし留守中に鍵を壊されても、ドアチェーンがかかっているため住人が部屋の中にいると考えて犯行を諦める確率が高くなる。
3. ドアチェーンの取付け方法

ドアチェーンは、ほかの鍵に比べて自分でも簡単に取付けられる。いろいろなタイプのドアチェーンがあるが、基本的にはどれも取付け方は共通している。
ドアチェーンの取付け方の基本
まず、自分の家のドアが金属製なのか木製なのか確認しよう。玄関ドアの素材に合わせたドアチェーンを購入することだ。
金属製の場合には、ピアスビスを利用するか電気ドリルで穴をあけてからビス止めをする。木製の玄関ドアには、ドライバーを使ってできるだけ太めのネジでしっかり止めるようにするのがポイントだ。
まずは、ドア枠側にチェーンの付いた金具を取付けよう。次にチェーンを受け金具に入れて、少したるみがあるくらいに調整してドア側に受け金具を固定すれば完成だ。
金属製の場合には、ピアスビスを利用するか電気ドリルで穴をあけてからビス止めをする。木製の玄関ドアには、ドライバーを使ってできるだけ太めのネジでしっかり止めるようにするのがポイントだ。
まずは、ドア枠側にチェーンの付いた金具を取付けよう。次にチェーンを受け金具に入れて、少したるみがあるくらいに調整してドア側に受け金具を固定すれば完成だ。
4. ドアチェーンの取付けるときの注意点

ドアチェーンの取付けは、最小限の道具だけでできるので簡単だ。しかし、取付ける前に注意点がある。
穴をあける前に取付け位置の確認を
ドアチェーンを付ける前に必ずやっておきたいのが取付け位置の確認だ。これをおろそかにしてしまうと、ドアの開閉や解錠に支障が出てしまう。チェーンと受け金具が離れ過ぎてしまってドアチェーンが届かなかったり、逆に近すぎてチェーンがたるみ過ぎると外部から簡単に外されたりする可能性がある。
賃貸物件ではドアチェーンの取付けNGも
賃貸物件では引っ越すときに借りたときの状態に、現状回復して引き渡さなければならないという契約が基本だ。玄関のドアチェーンは玄関に穴を開けなければならないので、勝手に取付けることはできない。不動産会社や大家にあらかじめ断ってからの取付けになる。
入居の契約をする前にドアチェーンの有無を確認して、ドアチェーンの取付けを入居の条件として要望することもできるだろう。
入居の契約をする前にドアチェーンの有無を確認して、ドアチェーンの取付けを入居の条件として要望することもできるだろう。
結論
ドアチェーンは、簡単に自分で取付けることができる。ドアの鍵と併用すれば、ワンランクアップしたセキュリティ体制が取れる。ドアチェーンは、正しい位置に取付けないと使い勝手が悪くなるばかりか防犯効果も薄れてしまう。また、賃貸物件で取付ける場合には、事前に管理会社に相談しよう。ドアチェーンは、犯罪の抑止力にはなるが、あくまでも補助ということを忘れずに過信しないようにしよう。