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ぬいぐるみは修理できる?簡単な修理方法と失敗しない洗濯方法とは

ぬいぐるみは修理できる?簡単な修理方法と失敗しない洗濯方法とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年7月27日

子どもはお気に入りのぬいぐるみといつも一緒にいたがるものだ。しかし、かわいがればかわいがるほど、傷みも激しくなる。ボロボロになってしまったぬいぐるみでも、愛着があるのだから捨てることもできない。そのような場合、ぬいぐるみを修理してやれば見違えるほど復活する。家でもできる修理方法を紹介しよう。また、洗濯方法も覚えておくといつも清潔で型崩れのない状態をキープできる。

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1. ぬいぐるみの修理方法【綿の交換】

ぬいぐるみで一番修理したい部分は、全体的なヘタリではないだろうか。かわいがっているうちに中の綿が固くなったり、偏ったりしてぬいぐるみ全体が変形してしまう。さらに、ダニが中綿に繁殖してしまっている可能性もある。ダニはアレルギーの原因にもなるため、ダニ対策としても中の綿の交換はしたほうがいいだろう。

綿を入れる場所を探す

修理のため綿を入れようとしたとき、どこでも穴を開けていいというものではない。ぬいぐるみを作る工程では表の生地だけを9割ほどミシンで縫製する。残りの1割から綿を入れて手縫いで穴をふさぐ。

綿を入れる場所は、この手縫いの部分だ。慎重に手縫い部分を見極めてリッパーという糸をほぐす道具でほどいていこう。中途半端な大きさの穴では、中綿がキレイに取り出せなくて、生地を傷つけてしまう可能性がある。糸が続いているところまで全部ほぐすことがポイントだ。

新しい綿を入れる

新しい綿は、コットン綿よりもポリエステル綿のほうがおすすめだ。なぜならコットン綿は湿気を吸い込みやすい素材だ。ボコボコになりやすかったり、ダニやカビの温床になりやすかったりする。

修理のために綿を入れ替える場合、入れ方によってぬいぐるみの表情などが変わってきてしまうので、ここは慎重に行いたい。奥の隅々まで綿を詰めて、凹凸ができないようにバランスよく詰めていこう。

縫っていく

綿の入り具合を確認したら、縫って閉じていく。このとき、ぬいぐるみ専用のカーブ針を使うとキレイに細かく縫うことができる。また、縫い方としては「まつり縫い」が縫いやすいだろう。

2. ぬいぐるみの修理方法【植毛】

ぬいぐるみの傷み方で多いのが、ハゲてしまうことだ。どうしても同じところがこすれてその部分だけがハゲてしまう。そこで、ぬいぐるみの植毛という修理方法を試してみよう。

素材に合った毛糸をそろえる

ぬいぐるみの植毛修理で失敗しないポイントは、素材にどれだけ近い毛糸を見つけられるかだ。色や質感など、実物を持って行って手芸屋さんで相談してみよう。

植毛していく

植毛修理する方法としては2種類ある。針を使って縫い込んでいく方法とニードルを使用する方法だ。どちらの修理方法を選ぶかは、ぬいぐるみの素材や傷み具合による。

ニードルは、糸を使わずに植毛ができ、自然な感じの仕上がりになる。ただし、生地の劣化が激しい場合には使用できない。

針を使って縫いながら植毛していく修理方法としては、できるだけ縦横無尽に縫込み、縫いこんだ糸がお互いに押さえ合うようにしていく。こうすることで、後から糸抜けを防ぐことができる。

糸を縫い付けたところでハサミで切って全体を調整する。ポイントとしては、周りよりもやや長めに糸を残すことだ。植毛した部分は時間が経つと短くなるため、それを見越しての処置だ。

3. ぬいぐるみの修理方法【業者】

ぬいぐるみの状態によっては、業者に修理を依頼したほうが安全なケースもある。業者に依頼するときのポイントなどを紹介しよう。

修理依頼の目的をハッキリさせる

専門業者にぬいぐるみの修理を依頼する際に最も重要なことは「どこをどのように修理したいのか」を明確にするということだ。ここをハッキリさせておかないと、仕上がりに不満を持つことになりかねない。

ぬいぐるみを完全に復元してもらいたいのか、できるだけ元の状態に近づけてもらいたいのか、自分の思いをしっかりと伝えよう。

アフターサービスの有無を確認

顔の表情が著しく変わってしまったり、届いてからすぐに壊れてしまったりするなどのトラブルが起こった場合の保険として、アフターサービスや年間保証制度などがあると安心だ。保証制度も含めて、必ず見積もりを取るようにしよう。

4. ぬいぐるみを修理した後の日々の手入れ方法

修理をして元の状態に復活したぬいぐるみ。適切なメンテナンスをして、いつまでも現状を保っておきたいものだ。また、修理後のぬいぐるみもできるだけカビやダニ対策をしておきたい。ぬいぐるみの正しい洗濯方法について説明しよう。

洗えるものと洗えないものを確認する

ぬいぐるみのなかには、洗濯できないものもある。たとえば革や人工革などが使われていたり、電子機器が内蔵されていたり、色落ちしたりするぬいぐるみだ。修理後のぬいぐるみの洗濯タグを確認しよう。洗濯マークが付いていれば洗える。

洗う

用意するのは「オシャレ着用洗剤」「ぬるま湯」「スポンジ」だ。オシャレ着用洗剤をぬるま湯に溶かしてからぬいぐるみを浸ける。とくに汚れのひどい場所はスポンジでやさしくこすっていく。

すすぐ

汚れが落ちたところで、付いた洗剤を落とす。洗剤の成分が残ってしまうとカビやダニの栄養分となってしまうので、十分にすすぎを行うことがポイントだ。水を新しいものに取り換えながら、洗剤成分をしっかりと落とそう。

乾燥させる

すすぎ終わったら、タオルで水分をしっかりと取り除く。そしてブラシで毛並みをそろえ、風通しのいい場所で陰干しをする。直射日光を当ててしまうと、ぬいぐるみの変色を招いてしまう。

また、中の綿は乾きにくい。修理後のぬいぐるみで綿が新しくなっていても、湿気があるとカビやダニの温床になってしまう。完全に乾くまで干しておくことが肝心だ。

結論

思いのこもったぬいぐるみは、たとえ壊れてしまっても修理をして元に戻したいものだ。使い捨てが当たり前になっている現代でも、子どもの目の前でぬいぐるみを修理すればものを大切にする気持ちを育むことにもなるだろう。自分で修理する自信がない場合には、業者に頼むことも考えられる。その場合には、見積もりを取ると同時にどのような仕上がりにしてもらいたいのか、明確に伝えるようにしよう。

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