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グローブを修理して長く使い続けよう!かかる費用や日数の目安まとめ

グローブを修理して長く使い続けよう!かかる費用や日数の目安まとめ

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月24日

2020年プロ野球もついに開幕し、野球シーズン真っ盛りを迎えている。野球に欠かせないグローブだが、破れやほつれなどどこまで修理できるのだろうか?修理にかかる費用や日数の目安とあわせて解説する。大切なグローブは修理して使い続けよう。

  

1. グローブの紐や捕球面の破れなどは修理できる

グローブは使い込むほどに味が出て、手に馴染み使い心地もよくなってくる。野球をたしなむ方にとってはまさに「相棒」だ。だがそんなグローブも使い続けていれば劣化し、汚れや破れ、ほつれなどが生じる。そんなときは修理をして蘇らせよう。

グローブはどこまで修理してもらえる?

お店によって多少の違いはあるものの、グローブの紐交換や捕球面の破れはもちろん、指かけやウェブ部分の修理など意外と幅広く対応してもらえる。また修理に対応しているお店では、革張りやクリーニング、ムートン交換やウェブ交換なども請け負ってくれるところが多い。新品のグローブももちろんよいが、修理しながら使い続けているグローブも唯一無二の味があってカッコいい。

2. グローブの修理にかかる値段はどれくらい?

グローブの修理の値段について見ていこう。お店によって料金設定が異なるほか、修理の内容やグローブの状態によって値段が変わってくる。また、修理するお店で購入したグローブの場合は若干安くなることも多い。そのため詳細はお店に尋ねていただくとして、ここではある程度の目安を紹介する。

紐交換にかかる値段

紐1本であれば1,500〜2,500円程度、全交換なら7,000〜10,000円程度が目安となる。ただし一般的なグローブ(いわゆるグラブ)とミットで値段が異なるほか、軟式と硬式で変わることもある。またウェブ上部や中あみ、土手など場所によっても値段が変わってくるので覚えておこう。材料費のほか、作業工賃が含まれるのかも確認しておくとよいだろう。

ウェブ破れの修理にかかる値段

親指と人差指の間にある網をウェブと呼ぶが、グローブの中でももっとも力がかかる部分であり紐が切れたり破れたりすることが多い。そんなウェブの修理にかかる値段は5,000〜7,000円程度が目安となる。

革破れの修理にかかる値段

捕球面や背面などの革も破れやすい。程度にもよるが、修理にかかる値段はおおよそ3,000〜10,000円程度を見ておくとよいだろう。捕球面の革破れなどは、一度紐を外して確認したり裏面から補強革をあてたりすることもあるため、時間がかかる傾向にある。

指かけの修理にかかる値段

指かけとは、グローブの親指と小指部分に付いているパーツだ。力がかかるため、ちぎれてしまうことがある。値段は4,000〜6,000円あたりが目安になってくるだろう。

その他の修理にかかる値段

上記以外のトラブルでも、一般的な修理であれば10,000円未満で済むことが多い。ただしオーバーホールやヘリ革・ムートン・裏革など広い範囲かつ大がかりな修理を依頼した場合は20,000円ほどかかることもある。

3. グローブの修理にかかる日数も知っておこう

グローブの修理は時間や日数がかかることも多い。計算に入れておらず練習や試合に間に合わなかったということのないよう、グローブを修理に出すタイミングも確認しておこう。以下は、おおよその目安だ。

紐交換にかかる日数

紐1本程度なら早ければ1時間程度で済むこともあるが、念のため1〜2日は見ておくとよいだろう。全交換や繁忙期、あるいはお店によって1〜2週間ほど見たほうがよいケースもある。

ウェブや革破れの修理にかかる日数

破れ修理は意外と時間がかかる可能性がある。少なくとも4日〜1週間、余裕をもって2週間ほど見ておくことをおすすめする。ただし急を要する場合もあるだろう。その際は練習や試合が迫っていることを伝えて、早めてもらえないか交渉してみることだ。

指かけの修理にかかる日数

指かけの修理であれば1〜2週間程度、親指と小指両方を丸ごと交換するのであれば3週間程度見ておくとよい。グローブの紐をほどき、平らにした状態で作業することになるため、破れ修理と同様に時間がかかる傾向にある。

上記はあくまで目安だ。実際にはお店の状況や修理の内容などによって大きく変わってくる。またオーバーホールやヘリ革・ムートン・裏革などの交換を頼んだときは1カ月以上かかることもある。いずれにしても、練習や試合の日から逆算して間に合うか、修理に出す前に確認しておこう。

4. 大切なグローブは修理をして長く使い続けよう

お伝えしてきたように、グローブは修理が可能だ。今お使いのグローブに破れやほつれなどがあるのなら、ぜひ修理に出して長く使い続けよう。

行きつけのお店を作っておくのがおすすめ

グローブのメンテナンスをお願いできるお店も作っておこう。グローブの状態を把握してくれている職人がいれば、紐が切れそうな箇所や破れそうな状態などを早期に見極め教えてくれるはずだ。トラブルが発生する前に対処できれば、修理に出すよりも費用や日数を抑えられるだろう。

結論

野球をたしなむ方からすれば、グローブは自分の「手」のように大切なものだ。紐切れといった小さなトラブルから革の張り替えまで、よほどのことがない限り修理できると覚えておこう。思い出の詰まった大切なグローブとともに野球を楽しみ、ともに成長していっていただきたい。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年7月31日

  • 更新日:

    2021年9月24日

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