目次
- 1. 空気入れを使っても自転車に空気が入らない!原因は?
- 2. 自転車に空気が入らないときの対処方法|虫ゴムを交換する
- 3. 自転車に空気が入らないときの対処方法|バルブを交換する
- 4. 自転車の空気入れの適切な頻度とは?
- 5. 空気入れで自転車に空気が入らないときは「虫ゴム」や「バルブ」をチェックしよう
- バルブキャップを外し、もっとも太いリング状のネジを外す
- バルブをリムから抜き取り、虫ゴムを外す
- 新しい虫ゴムを溝に合わせてバルブコアにセットする
- バルブを元通りに入れ直す
- 自転車に空気が入ることを確認する
- バルブコアがネジで挿入されていて、交換できるタイプであることを確認する
- レンチなどで挟み回し、破損したバルブコアを抜き取る
- 新しいバルブコアを入れ、ネジを締める
- バルブキャップを付ける
- 仏式バルブの先端を反時計回りに回して緩める
- 先端を押してバルブ内に溜まっている空気を抜く
- 変換アダプターを装着して、時計回りに回して締める
1. 空気入れを使っても自転車に空気が入らない!原因は?

自転車に空気が入らないとき、何が原因になっているのだろうか?次の4点に注意しながら自転車を点検してみよう。
パンクしている
自転車に空気が入らないときに、多くの方が原因だと考えるのがパンクだ。パンクとは、タイヤのチューブに穴が開いている状態のことをさす。空気を入れてもすぐに抜けてしまうときは、パンクが原因だと考えられる。
虫ゴムが劣化している
虫ゴムとは、タイヤの空気注入口に付いているゴムのことだ。虫ゴムは消耗していくものなので、劣化したときは交換が必要となる。
バルブが緩んでいる
タイヤに空気を入れる部分がバルブだ。この金具が緩んでいると、空気が抜けていく。パンクの修理を依頼する前に、バルブが緩んでいないか確認しよう。
空気入れの使い方が誤っている
自転車に空気が入らない原因として、空気の入れ方が悪いということも考えられる。フロアポンプ式の空気入れを使うときは、最後までポンプを押しきるようにしよう。しっかり下まで押すことで空気が多く入るようになる。
空気入れとバルブが合っていない
自転車のバルブには3つの種類がある。英式は一般的なシティサイクル、仏式はタイヤの細いロードバイク、米式はタイヤの太いマウンテンバイクに採用されている。この中でもとくに仏式は空気の入れ方にコツがあるので、慣れるまでは空気入れが難しい。
2. 自転車に空気が入らないときの対処方法|虫ゴムを交換する

自転車に空気が入らない原因の1つに、バルブの中にある虫ゴムの劣化が考えられる。虫ゴムは劣化しやすいパーツなので、定期的に交換しないと空気が入らないという問題が起きる。虫ゴムの交換方法は次の通りだ。
虫ゴムの交換手順
とくに難しいことはない。虫ゴムはオンラインショップや自転車販売店、ホームセンターなどで手軽に入手できるので、予備も持っておくとよいだろう。なお上記の手順を踏んでも自転車に空気が入らないときは、バルブが緩んでいないかチェックしてみよう。
3. 自転車に空気が入らないときの対処方法|バルブを交換する

自転車に空気が入らないとき、パンク修理を依頼する前にバルブの点検をしてみよう。バルブ交換のみで済むのであれば自分でもできるため、費用を抑えられる。たとえばロードバイクのバルブは華奢なので破損しやすい。またシティサイクルからロードバイクに買い替えたときに、今まで使っていた自転車の空気入れが使えないことがある。ここではそうしたケースについて対処方法をお伝えしよう。
バルブコアの交換方法
ロードバイクのバルブは「バルブコア」と呼ばれており、中心部分の軸が破損しやすいのが特徴だ。空気が入らない原因がバルブコアの破損であれば、交換して直せる。
変換アダプターの使い方
シティサイクル用の空気入れではロードバイクに空気が入らない。英式バルブへの変換アダプターを取り付けることで一般的な自転車の空気入れでも使えるようになる。
4. 自転車の空気入れの適切な頻度とは?

自転車はとくに何もしなくても少しずつ空気が抜ける。空気が少ないまま自転車に乗り続けているとパンクの原因になることもあるため、定期的に空気を入れてタイヤの空気圧を適正に保つことが大切だ。
空気入れの適切な頻度
シティサイクルやマウンテンバイクは2週間に1回、ロードバイクは1週間に1回を目安に空気を入れよう。しばらく乗らない場合でも、月1度は空気圧を点検するとよい。自転車に空気が入らないという問題が起こる前にしっかりチェックしておこう。
5. 空気入れで自転車に空気が入らないときは「虫ゴム」や「バルブ」をチェックしよう

一生懸命空気入れを使ってみても自転車に空気が入らないとき「パンク」が思い浮かぶ方は多いだろう。だが、たしかにパンクしていることもあるが、実際には虫ゴムやバルブの交換などで済むケースも多い。あるいは空気入れがバルブと合わないだけといったこともある。今度そうした事態に遭遇したときは、虫ゴムやバルブをチェックするようにしてみよう。
結論
自転車に空気が入らない原因はパンクだけではない。虫ゴムやバルブを点検すれば直る場合も多い。パンク修理は大掛かりだが虫ゴムやバルブの交換なら自分でも簡単にできるはずだ。自転車に空気が入らないときは、焦らずにバルブと虫ゴムをチェックしよう。
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