1. 布団カバーはサイズが大切な理由

布団カバーはサイズ選びが大切だ。買い替える際などはサイズをしっかりチェックしておこう。
布団カバーのサイズが大切な理由
シングルやダブルといった種類だけを目安に布団カバーを買ってしまうと、思わぬ失敗を招くことがある。たとえば夏用の掛け布団の中には、標準的なシングルサイズよりも小さめのものがある。標準的なシングルサイズの布団カバーを買ってしまうとぶかぶかに余ってしまうおそれがあるため、サイズはしっかり測っておこう。
また、敷き布団のサイズにシングルやシングルロングといった種類がある。前者は昔からある綿の敷き布団のサイズで100×200cmだ。一方後者はキルティングされた羊毛混などの敷き布団で、サイズは100×210cmになる。ところが現在は210cm丈の敷き布団が主流のため、わざわざロングと付けずシングルと表示しているケースがある。誤って200cm丈の布団カバーを買ってしまうと、わずかだが入らないといった可能性が出てくる。
加えて、同じ敷き布団でも布団業界で用いられるサイズとJIS規格が若干異なる場合もある。たとえば布団業界ではシングルロング100×210cm、カバー寸法105×215cmなどがあるが、JIS規格にシングルロングはなく、Sサイズ90×195cm(その上はM)といった具合だ。
布団ではなくマットレスとシーツの話しになるが、シーツのサイズが横160cm、縦200cm、高さ30cmだった場合、30cmは「マチ」を意味する。このシーツを高さ30cmのマットレスに取り付けようとすると、シーツをしっかり折り込めずに外れやすくなってしまう。
このように、布団カバーを購入するときはシングルやダブルといった種類とともに、念のためサイズを確認しておくことが大切だと覚えておこう。
また、敷き布団のサイズにシングルやシングルロングといった種類がある。前者は昔からある綿の敷き布団のサイズで100×200cmだ。一方後者はキルティングされた羊毛混などの敷き布団で、サイズは100×210cmになる。ところが現在は210cm丈の敷き布団が主流のため、わざわざロングと付けずシングルと表示しているケースがある。誤って200cm丈の布団カバーを買ってしまうと、わずかだが入らないといった可能性が出てくる。
加えて、同じ敷き布団でも布団業界で用いられるサイズとJIS規格が若干異なる場合もある。たとえば布団業界ではシングルロング100×210cm、カバー寸法105×215cmなどがあるが、JIS規格にシングルロングはなく、Sサイズ90×195cm(その上はM)といった具合だ。
布団ではなくマットレスとシーツの話しになるが、シーツのサイズが横160cm、縦200cm、高さ30cmだった場合、30cmは「マチ」を意味する。このシーツを高さ30cmのマットレスに取り付けようとすると、シーツをしっかり折り込めずに外れやすくなってしまう。
このように、布団カバーを購入するときはシングルやダブルといった種類とともに、念のためサイズを確認しておくことが大切だと覚えておこう。
2. 掛け布団カバーのサイズと測り方について

まずは掛け布団カバーのサイズの目安と測り方から見ていこう。
掛け布団カバーのサイズの目安
- シングル150×210cm
- セミダブル170×210cm
- ダブル190×210cm
- クイーン210×210cm
- キング230×210cm
一般的に、掛け布団カバーは掛け布団とピッタリのサイズを購入しても入らなくなることはないとされている。ただし、メーカーによってややサイズ感が異なる場合がある。とくにキングは、メーカーや産地によってサイズが異なる場合があるため、お使いの掛け布団のサイズをしっかり測っておくことが大切だ。
掛け布団カバーのサイズの測り方
品質表示タグにサイズが書かれていれば、それを参考にしよう。書かれていないときは、掛け布団の中央に「十字」がくるように、幅と丈それぞれ、紐などを一周させよう。一周した場所に印を付けたら紐を2つに折り、その長さを測れば掛け布団の厚みを考慮したサイズが測れる。
3. 敷き布団カバーのサイズと測り方について

次に、敷き布団カバーのサイズの目安と測り方だ。
敷き布団カバーのサイズの目安
- シングル105×215cm
- セミダブル125×215cm
- ダブル145×215cm
- クイーン165×215cm
上記は布団ではなくあくまでカバーのサイズである。なお、敷き布団カバーもメーカーによってサイズが異なる可能性がある。やはりお使いの敷き布団のサイズもしっかり測っておこう。
敷き布団カバーのサイズの測り方
品質表示タグにサイズが書かれていればそれを参考にしてほしい。書かれていなければ、幅・丈・高さそれぞれをメジャーなどで測ればOKだ。なお高さを測るときは、できる限りへたっていない部分を探そう。高さの最大値に合わせたほうが、失敗のリスクを減らせるからだ。
4. 座布団カバーのサイズと測り方について

最後に、座布団カバーのサイズの目安や測り方も紹介する。活用する機会は少ないかもしれないが、いざ座布団カバーを交換するとなったときに知っていると役立つはずだ。
座布団カバーのサイズの目安
- 銘仙判(めいせんばん)55×59cm
- 八端判(はったんばん)59×63cm
- 緞子判(どんすばん)63×68cm
- 茶席判(ちゃせきばん)43×47cm
- 木綿判(もめんばん)51×55cm
日本らしい情緒あるネーミングがなんとも素敵だが、あまり馴染みがない方も多いだろう。現在一般的な座布団のサイズは銘仙判とされている。やはりメーカーなどによって若干の差があるかもしれないが、座布団カバーを選ぶ際は上記のサイズを目安にするとよいだろう。
座布団カバーのサイズの測り方
座布団にも厚みがある。掛け布団と同じように中央に十字がくるように幅と丈をそれぞれ紐などで一周させよう。一周した部分に印を付けたら紐を2つ折りにし、その長さを測れば厚みを踏まえたサイズが出せる。もちろん、品質表示タグにサイズが書かれていればそれを参考に座布団カバーを選んでもよい。
結論
布団カバーはサイズが重要だ。掛け布団や敷き布団の場合はシングルやダブルといった種類だけでなく、今お使いの掛け布団または敷き布団のサイズを測っておくと失敗を防げるはずだ。測り方はどれも難しくないので、ぜひ豆知識として蓄えておこう。