1. 枕の向きに意味はある?

金運に恵まれない、仕事でうまくいっていないなど運気が下降気味の方は、枕の向きを変えることでなんとか現状打破できないかと考えることもあるだろう。あるいは、最近気力が湧かない、体調が優れないといった方も、もしかしたら枕の向きが原因なのでは?と考えるかもしれない。果たして、枕の向きには本当に意味があるのだろうか?
枕の向きに意味はある?
枕の向きに意味があるかどうかは、古い言い伝えや風水を信じるかどうかによるだろう。とはいえ、そうした言い伝えや風水には科学的根拠がないため、あくまで「そう言われている」「そうらしい」といった程度だ。それを前提に読み進めていただきたい。
本当に向きが重要な枕もある
前述の内容とは違う意味で、実は本当に向きが重要な枕もある。この場合の向きとは「方角」ではなく、文字通り枕を「置く」向きのことだ。その枕とは低反発枕である。一般的な低反発枕は中央が凹んでおり、上端と下端が凸になっているが、その2つの凸は高さが異なる。低い凸のほうが頭を載せやすいという方も多いかもしれないが、低反発枕は高い凸を下、つまり首や肩に当たる方に向けるのが正解なのでついでに覚えておこう。
2. 風水における枕の向きについて

風水では枕の向きにどういった意味があるのだろうか?東西南北の4方位、さらに北東・南東・北西・南西を加えた8方位で見ていこう。ただし、お伝えしたように科学的根拠はない。ちょっとした豆知識や酒の肴などにしていただければ幸いだ。
4方位で見る枕の向きと意味
・北枕
金運や健康運のアップが期待できるほか、安眠や再生を願う方に適した向きとされる。北枕は不吉といった言い伝えもあるが、風水では解釈が違うようだ。
・東枕
若返り、気力アップ、仕事や勉強などの運気アップが望める向きとされている。エネルギッシュに活動したい方におすすめだ。
・南枕
感性が刺激を受け、直感力がアップする向きとされているので、才能の開花を目指す方は南がよいかもしれない。人気運やくじ運アップなども望めるようだ。
・西枕
西枕は、よく眠れる向きといわれている。不眠を解消したい方は試してみてはいかがだろうか。金運アップが望めるほか、飲食業の方にも向いているという。
金運や健康運のアップが期待できるほか、安眠や再生を願う方に適した向きとされる。北枕は不吉といった言い伝えもあるが、風水では解釈が違うようだ。
・東枕
若返り、気力アップ、仕事や勉強などの運気アップが望める向きとされている。エネルギッシュに活動したい方におすすめだ。
・南枕
感性が刺激を受け、直感力がアップする向きとされているので、才能の開花を目指す方は南がよいかもしれない。人気運やくじ運アップなども望めるようだ。
・西枕
西枕は、よく眠れる向きといわれている。不眠を解消したい方は試してみてはいかがだろうか。金運アップが望めるほか、飲食業の方にも向いているという。
8方位で見る枕の向きと意味
・北東枕
引っ越しや転職など、日常に刺激や変化を求める方に適した向きとされているのが、北東枕だ。金運や決断力の向上も期待できるという。
・南東枕
対人運や恋愛運がアップする向きとされる。職場での良好な人間関係を望む方、恋人がほしい方、良縁を求めている方などにピッタリだろう。
・北西枕
社会的、家庭的な地位の向上を目指す方に適した向きといわれている。宝くじを当てたいなど、強い願いがある方は北西枕で寝てみてはいかがだろうか。
・南西枕
生活に安定を求める方に適した向きとされる。家庭運の向上や子宝に恵まれたい方、良縁を求めている方などはよいかもしれない。
引っ越しや転職など、日常に刺激や変化を求める方に適した向きとされているのが、北東枕だ。金運や決断力の向上も期待できるという。
・南東枕
対人運や恋愛運がアップする向きとされる。職場での良好な人間関係を望む方、恋人がほしい方、良縁を求めている方などにピッタリだろう。
・北西枕
社会的、家庭的な地位の向上を目指す方に適した向きといわれている。宝くじを当てたいなど、強い願いがある方は北西枕で寝てみてはいかがだろうか。
・南西枕
生活に安定を求める方に適した向きとされる。家庭運の向上や子宝に恵まれたい方、良縁を求めている方などはよいかもしれない。
ただしマイナス面もある
よい点をお伝えしてきたが、マイナスの面もある。たとえば北西枕の場合、元から我が強くガンコな方は悪い面が目立ってしまうおそれがある、北東枕は執着心が強い方には向かないといった具合だ。気になる方はぜひ風水について調べてみてはいかがだろうか。
3. 枕の向きに迷ったときは

枕の向きとその意味について、風水を例に解説してきた。だが、体調はよくなったが仕事運が下がったときはどうすべきかなど、結局どの向きがよいのか分からなくなってしまうこともあるだろう。部屋の造りによっては、物理的なことが原因で向きたい方角に向けないこともある。枕の向きと意味に縛られて快適な睡眠が損なわれれば、日々の生活によくない影響が出てしまうおそれもある。枕の向きに迷ったときは、原点に帰ろう。
枕の向きに迷ったら原点に帰ろう
原点とは「自分が快適に眠れるかどうか」だ。向きは気にせず落ち着いて眠れる位置に枕を置く、自分が寝る姿勢や体の状態に合った枕やマットレスを探すなど、安心して快適に眠れる環境を作ることがなによりも大切だ。極端だが、本当に住み心地のよい部屋でなければ引っ越しを検討するのもひとつの案である。安眠できる環境があったうえで、風水の意味を取り入れるなどしてはいかがだろうか。
結論
風水では、枕の向きにはいろいろな意味がある。決してよいことばかりではないが、興味がある方は掘り下げて調べてみるのもよいだろう。ただし、科学的根拠はないことをお忘れなく。向きと意味も大切だが、まずは自分自身が安心して眠れる環境作りを心がけよう。