1. 火災報知器の音が鳴る原因【火災】

火災報知器の音が鳴る基本的な原因は「火災」である。ここでは、火災報知器の音の原因が火災だった場合の対処法を解説する。
火災報知器は煙や熱を感知した時に、警報音や音声で火災を知らせてくれるもの。そのため、警報音が鳴ったら「火災」の可能性がある。
原因が火災だった場合は、以下のように対処をしよう。
火災報知器は煙や熱を感知した時に、警報音や音声で火災を知らせてくれるもの。そのため、警報音が鳴ったら「火災」の可能性がある。
原因が火災だった場合は、以下のように対処をしよう。
対処方法
- 火元の確認をする
- 消せそうな火だった場合には、消火活動にうつる
- 消火できない場合には「火事だー」と周辺住民に知らせながら、避難する
- 119番に通報する
2. 火災報知器の音が鳴る原因【その他】

火災報知器は、火災を知らせるための機械だが、火災以外が原因で音が鳴ることもある。ここでは、火災以外で火災報知器の音が鳴る原因を解説していく。火の気がないのに音が鳴り困っている方は、以下に当てはまるものがないかチェックしてみてほしい。
誤作動
誤作動で警報音が鳴ってしまうことがある。以下は誤作動を起こす主な例だ。
- 火災報知器にホコリや虫が入ったとき
- バルサンなどの殺虫剤の煙が入ってしまったとき
- 火災報知器に結露が生じたとき
上記に心当たりがある方は、原因となっているものを取り除こう。
故障・電池切れ
火災報知器は故障や電池切れの際、警告音を発するようになっている。設置してから10年程度経つ場合には、故障や電池切れの可能性が高いため、点検や交換など早めに対処しよう。
3. 火災報知器の音の止め方

火の気はないのに、火災報知器の音が止まらないという経験はないだろうか。アパートやマンション住まいで、かつ真夜中に音が鳴り止まなかったら困るだろう。ここでは、そのような時でも落ち着いて対処できるように、火災報知器の音の止め方を解説する。音が鳴り止まず困っている方、今後に備えておきたい方はぜひ確認してみてほしい。
火災報知器を止める基本的な方法は、以下の通りだ。
火災報知器を止める基本的な方法は、以下の通りだ。
- 火災報知器の警報停止ボタンを押すか、ヒモを引っ張る
- 音が鳴る原因を除去する
上記の方法をとれば、火災報知器の音は簡単に止められる。煙が原因の場合は室内の換気を、ホコリや虫が火災報知器に入ったのであれば、掃除機で吸引しよう。電池切れや故障による場合は、本体の交換を行うとよい。
ただし、メーカーによっては対処方法が異なる場合もあるため、事前に取り扱い説明書を読み、火災報知器が鳴ったらどう対処するべきなのか押さえておくとよいだろう。
ただし、メーカーによっては対処方法が異なる場合もあるため、事前に取り扱い説明書を読み、火災報知器が鳴ったらどう対処するべきなのか押さえておくとよいだろう。
4. 火災報知器の音のポイント

火災報知器では、メーカーによって若干音は異なるが、原因別の音は大体決まっている。音の種類を把握しておけば対処が簡単になるかもしれない。ここでは、火災報知器の音のポイントを解説する。
「ピーピーピー」と繰り返し鳴る
火災か誤作動の可能性がある。火元を確認し、火災でない場合には原因に合った対処を講じよう。
1時間おきに「ピッ」と短い音が鳴る
火災報知器から「ピッ」と短い音がするのは、電池切れであることを示している。電池か本体の交換を行うとよいだろう。
「ピピピ」と連続した音が鳴る
「ピピピ」と連続した音が鳴る場合は、火災報知器が故障している可能性がある。早めに本体の交換を検討するとよい。
結論
火災報知器の音が鳴るのは、さまざまな原因が関係している。音が鳴ってから慌てずに済むように、予め火災報知器の取り扱い説明書を読んでおくとよいだろう。火災報知器は誤作動で音が鳴ってしまうこともあるが、火災が起こった時に非常に役立つものだ。故障や電池切れなどは放置せず早めに交換して、常に万全な状態にしておこう。