1. 充電ケーブルを保護する必要性

充電ケーブルをそのまま使用している方は多いのではないだろうか。なぜ保護する必要があるのか、2つの理由を紹介する。
充電ができなくなる
充電ケーブルの中には複数のコードが通っている。使用するうちにねじれると断線のリスクが高くなるだけでなく、充電にも悪影響がでるだろう。充電完了までのスピードが遅くなり、悪化すれば充電ができなくなるケースもある。コネクタとの接続部分は特に傷みやすいので保護が必要だ。
発火のリスク
充電ケーブルが断線すると漏電や発熱、発火の恐れがある。目に見える断線はもちろん、コネクタの接続部分が折れている場合でも注意が必要だ。火が周囲に燃え移れば火傷や火災のリスクが高くなる。断線すると修理は難しいので、使用できるうちに適切な対策をとり、保護をしておこう。
2. 保護していない充電ケーブルが断線する原因

充電ケーブルが断線する原因はさまざまだ。断線を防ぐことにもつながるので、保護する前に4つの原因を確認しておこう。
引っ張る
充電ケーブルを引っ張るとコネクタの接続部分に負担がかかる。スマホから抜くときに、ケーブル部分を持って引っ張ってはいけない。コネクタを持ち、まっすぐ引き抜く習慣をつけよう。
充電しながら使う
スマホを充電しながら使っているとコネクタの接続部分が動く。ねじれたり折れ曲がったりするので、充電中には使わないようにしよう。寝ながらスマホを操作すると特に負担が大きいので、できるだけ避けてほしい。
きつく巻く
充電ケーブルは長さがあるので、そのままだとコンパクトに収納するのは難しい。ただし、強く巻いたり縛ったりすると断線の原因になる。巻き取りタイプを選ぶ、ゆるくまとめるいった対策や保護をしよう。
ケーブルの長さ
充電ケーブルが短いと引っ張って傷めやすい。逆に長すぎると手や足に引っ掛けたり、他のケーブルと絡まったりする。充電ケーブルを保護するのはもちろん、適切な長さの商品を選ぶことも大事だ。
3. 充電ケーブルの保護カバーの選び方

専用の保護カバーを使えば充電ケーブルが長持ちしやすくなる。充電ケーブルの保護カバーを選ぶポイントを3つにまとめた。
対応している端子を確認
保護カバーによって対応している端子が違うので、確認してから購入しよう。iPhoneの「Lightning」や、Androidの「microUSB」といった端子がある。確認しても分からないときは、いろいろな端子に対応できる汎用タイプがおすすめだ。
保護したい部分
充電ケーブルの保護カバーは保護したい部分で2つのタイプに分かれる。コネクタの接続部分だけ保護するタイプは、デザインが豊富で取り付けが簡単だ。
全体を保護するタイプは取り付けが面倒だが全体の強度があがる。家で使うだけならば保護するのはコネクタの接続部分だけで十分だが、頻繁に持ち運ぶならば全体を守れるタイプがよいだろう。
全体を保護するタイプは取り付けが面倒だが全体の強度があがる。家で使うだけならば保護するのはコネクタの接続部分だけで十分だが、頻繁に持ち運ぶならば全体を守れるタイプがよいだろう。
デザインで選ぶ
デザインが優れた充電ケーブルの保護カバーは多く、好みに合った商品が選べる。ただし、サイズが大きかったり形が複雑だったりすると邪魔になるだろう。例えば家で使うものはデザイン重視、持ち運びにはシンプルなタイプなど、用途に合った商品を選んでほしい。
4. 身近な物で充電ケーブルを保護する方法

充電ケーブルが傷んでしまったときにおすすめの保護方法を紹介しよう。完全に断線する前にアイテムを使って保護してほしい。
絶縁テープで応急処置
傷んだ充電ケーブルを使うと漏電や発火の恐れがあるので、すぐに絶縁テープを使って保護しよう。コンセントやスマホから取り外した状態で、傷んだ部分を覆うのがポイントだ。
ただし、あくまでも応急処置なので保護した状態で長く使ってはいけない。完全に故障する前に新しい充電ケーブルを用意するのがおすすめだ。ボールペンのバネを利用した保護方法もあるが、細い針金を使うと傷がつく。故障や発火などのリスクもあるので避けたほうがよいだろう。
ただし、あくまでも応急処置なので保護した状態で長く使ってはいけない。完全に故障する前に新しい充電ケーブルを用意するのがおすすめだ。ボールペンのバネを利用した保護方法もあるが、細い針金を使うと傷がつく。故障や発火などのリスクもあるので避けたほうがよいだろう。
買い替えがおすすめ
傷がついたりコードがむき出しになったりした充電コードは危険だ。買い替えたうえで、充電ケーブルの保護カバーを取り付けよう。
また、特別な素材を使った断線しにくい充電ケーブルもある。折り曲げても断線しにくく持ち運びにも便利だ。通常の充電ケーブルより長持ちするので、頻繁に買い替える必要がないだろう。
また、特別な素材を使った断線しにくい充電ケーブルもある。折り曲げても断線しにくく持ち運びにも便利だ。通常の充電ケーブルより長持ちするので、頻繁に買い替える必要がないだろう。
結論
充電ケーブルを使う頻度は多い。強く引っ張ったり巻いたりして収納すると、断線の原因になる。長く使うために使い方を工夫し、保護カバーといったアイテムも活用しよう。断線しそうになったときは、絶縁テープで応急処置をしてすぐに新品を用意する。頻繁に断線するのを防ぐためにも、耐久性を重視して充電ケーブルを選ぶとよいだろう。