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水切りかごに珪藻土マットを活用して洗い物を快適に!機能と使い方も

水切りかごに珪藻土マットを活用して洗い物を快適に!機能と使い方も

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年9月 3日

食器を洗った後に使う水切りかご。ほとんどの家庭のキッチンにある定番アイテムだ。しかし便利な反面、狭いキッチンのスペースを取ったり、積み重ねられた食器に生活感が出たりすることがある。さらにトレーに水がたまればヌメリが出るなど、衛生面でも気を使う。そこで注目されているのがお風呂の足ふきマットでも人気急上昇中の珪藻土マット。珪藻土マットの特徴やキッチンでの使い方などを紹介しよう。

  

1. 水切りかごの代わりに珪藻土マットを使うメリット

水切りかごの代わりに珪藻土マットを使うという方が増えている。珪藻土マットを使うメリットにはどのようなものがあるのだろう。

珪藻土とは

珪藻土は、昔から家屋の塗り壁やレンガ、七輪にも使われていた。珪藻とは植物性プランクトンの一種で、殻の部分だけが残り海底に堆積、化石化したものが珪藻土だ。

特徴は、小さな孔が無数に開いていることだ。そのため重さも非常に軽く、水分をこの孔に保持することができる。さらに、保持した水分を自然と放出する機能もあるため、水切りかごの代用品として注目されているのだ。

抜群の吸水性と速乾性

珪藻土の最大の特徴は、抜群の吸水力と速乾性だ。水分を吸収するだけなら、ほかの素材にもいろいろある。しかし、吸水と同時に放湿して早く乾かすことができる素材というのは、なかなか見当たらないのではないだろうか。

この性質を利用した珪藻土マットを水切りかごの代用品とすれば、より衛生的に食器を乾燥させることができる。

脱臭効果も

珪藻土の細かい孔には竹炭と同じように、においを吸着する働きがある。そのため、食器類を珪藻土マットの上に放置しておいても、水切りかごのような生乾き臭が出にくい。

2. 水切りかごとしての珪藻土マットの使い方

水切りかごから珪藻土マットに切り替えることで、キッチンをスッキリさせ、さらに衛生面でも安心できる。水切りかごとして珪藻土マットを使うときに知っておきたいポイントを紹介しよう。

珪藻土マットのサイズ

珪藻土マットには、いろいろなサイズが用意されているので、自分の家のキッチンサイズに合わせて購入しよう。また、家族の人数によっても洗う食器の量が異なってくる。家族が多い場合や大皿を頻繁に使う家庭では、サイズが大きめの珪藻土マットを使うと便利だ。

珪藻土マットを長く使い続けるポイント

水切りかごの代わりに珪藻土マットを使う場合には、いくつかポイントがある。まず、乾燥させるときは、直射日光に当ててしまうと「反り」の原因になる。必ず陰干しをすることだ。

次に、水切りかごの水受けトレーのように洗剤を使って洗わないことだ。洗剤の成分が小さな孔に詰まって、珪藻土のせっかくのメリットを台無しにしてしまう。

さらに、珪藻マットは、落とすなど強い力が加わると欠けたり、割れたりする危険性がある。立てて保管する場合には、倒れてしまわないように注意しよう。

最後に、珪藻土マットがいくら吸水性・速乾性に優れているとはいえ、常に濡れた食器が置かれている状態では限界もある。ときどきは、乾燥させて元の状態に戻しておこう。
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3. 水切りかごの下に珪藻土マットを敷く使い方

水切りかごは、スプーンや箸といった細かなカトラリーを洗って干すのには便利だ。珪藻土マットだけに置くよりもはみ出す心配がない。水切りかごのよさと珪藻土のよさをジョイントさせたのが水切りかごの下に珪藻土マットを敷く使い方だ。

水切りかごのトレー代わりに珪藻土マットを

水切りかごの下にセットされている水受けトレーは、食器を洗ったらその度にたまった水を流して乾燥させておかないと、雑菌が繁殖してしまう。ヌメリやカビが発生して、不衛生だ。

そこで、今使っている水切りかごのサイズに合う珪藻土マットを用意すれば、水受けトレーを掃除する手間や不衛生からも解放される。

4. 珪藻土トレー付きの二段式水切りかごがおすすめ

水切りかごをキッチンに置くにはスペースが狭いけれど、もっと大容量の水切りかごが欲しい。キッチンのデッドスペースを活用したい。そのような場合には、珪藻土トレー付きの二段式水切りかごがおすすめだ。

置き型二段式水切りかごの弱点をカバーする珪藻土トレー

置き型二段式水切りかごは、一段目に置ける食器の高さに制限があるものの、ミニキッチンなど省スペースでも大容量の食器を入れて乾燥させることができる。

しかし、二段になっているので上段に入れた食器のしずくが当然下の段の食器に落ちてしまうという弱点がある。

上段から下段に水が流れる排水チェーンが付いているタイプや排水ノズルが付いているタイプもあるが、シンクの近くでなければ水を捨てることができない。

その弱点をカバーしてくれるのが、珪藻土トレーだ。上段、下段ともに珪藻土トレーが付いているので、しずくが落ちることもない。また、シンクの近くでなくとも置けるので、デッドスペースを有効利用することができる。

結論

水切りかごは食器洗いに欠かせないとする発想を変えたのが、珪藻土マットの登場だ。水切りかごの代わりに珪藻土マットを使えば、キッチン全体をスッキリと見せることができる。また水切りかごとセットにすれば、あっという間に乾燥するので水受けトレーのヌメリやカビが発生する心配がいらない。手入れも簡単な珪藻土マットを新たなキッチンアイテムとして加えてはいかがだろう。
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  • 公開日:

    2020年8月 8日

  • 更新日:

    2021年9月 3日

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