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ヘルメットの自転車用はどれがおすすめ?人気ブランドや選び方も解説

ヘルメットの自転車用はどれがおすすめ?人気ブランドや選び方も解説

投稿者:ライター 渡辺恵司 (わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月 3日

自転車用のヘルメットはどれを選べばよいか、お悩みではないだろうか?ヘルメットにもいろいろな種類があるので、迷ってしまう方も多いだろう。本稿では自転車用ヘルメットの人気ブランドや選び方、おすすめをピックアップして紹介する。

  

1. ヘルメットは自転車に乗るなら必須

自転車に乗る際、ヘルメットは着用しているだろうか?見た目が気になったり髪型が崩れたりするのを嫌って着用しない方もいるかもしれないが、ヘルメットは自転車の安全走行に欠かせないアイテムだ。

自転車死亡事故における損傷部位の7割が頭部

警視庁によれば、平成27〜29年に都内で発生した自転車事故死亡者の損傷部位のうち、実に71%が頭部だったという(※1)。頭部に次ぐのが胸部9%、腰部8%などであることからも、頭部損傷による死亡事故がいかに多いかがお分かりいただけるだろう。

ヘルメットを着用して自転車に乗ることは、万が一の際の死亡リスクを減らすことに直結する。自分はもちろん、家族など大切な方のためにも、自転車に乗るときはヘルメットを着用しよう。

幼児や児童に対してはヘルメット着用努力義務が施行

すでに広く浸透しているが、平成20年6月1日施行の改正道路交通法において、幼児および児童に対するヘルメットの着用努力義務が発生している。子どもが自転車を運転する際はもちろん、保護者が子どもを同乗させる際もヘルメットの着用努力が課される。こちらもあわせて再認識しておこう。

2. ヘルメットの自転車用の人気ブランド

各メーカーからさまざまな自転車用のヘルメットが発売されている。いざ選ぼうとしても迷ってしまう方が多いだろう。たとえば、ブランドから絞り込んでみるのはいかがだろうか?自転車用ヘルメットの人気ブランドを紹介するので、ぜひチェックしてみてほしい。

BELL(ベル)

ロイ・リクター氏によって1954年に設立されたブランド。日本人(アジア人)の頭の形に合うように設計された「Asian form(アジアフォーム)」と呼ばれるデザインが特徴だ。

LAZER(レイザー)

自転車大国・ベルギー生まれの、創業100周年を超えるブランドがこちら。BELL同様、日本人にフィットする「アジアンフィット」と呼ばれるデザインを展開している。

OKG Kabuto(オーケージーカブト)

名前からも想像できる通り、日本のヘルメットメーカーだ。日本人の頭に合うヘルメットはもちろん、キッズ用やフィットネス用、タイムトライアル用など幅広い製品を手がける。

3. ヘルメットの自転車用はどう選ぶ?

自転車用のヘルメットを選ぶときの着目ポイントをまとめた。ブランドから選ぶときも、次のような点は必ずチェックしよう。

フィット感

自転車用のヘルメット選びでもっとも重視すべきポイントはフィット感だろう。サイズが大きすぎれば激しく動いたときに外れてしまうかもしれないし、小さすぎれば頭が締め付けられて痛みが生じるかもしれない。縦(前後)に長い欧米型と、横(左右)に広いアジア型でもフィット感は変わってくる。失敗を防ぐためにも、できる限り試着してから選ぼう。

安全性

フィット感にも通ずるが、ヘルメット自体の安全性も忘れずに確認しておきたいポイントだ。たとえばレースに参加するならJCF(日本自転車競技連盟)などの安全規格に適合するヘルメット、耐衝撃性の高さを重視するならカーボンを使ったヘルメットなどがある。

軽さ

自転車用のヘルメット選びでは、軽さや通気性も重要なポイントになる。とくに毎日の通勤に自転車を使っている方は、ヘルメットを着用する時間も自ずと長くなるだろう。軽すぎるものは安全面が心配だが、長時間着用していても疲れにくい軽さのもの(目安として200〜300g程度)のものを選ぼう。

通気性

通気性が悪いとにおいが発生したりベタついたりして不快になる。消臭・抗菌タイプのインナーパッドを採用しているものや、通気性が考えられている造りのものなどを選ぼう。

デザイン

自分好みのデザインであることはもちろん、自転車のカラーやデザインなどに合うかどうかもチェックしておこう。仕事用とプライベート用で服装が異なる方は、分けて購入するのもおすすめだ。

4. ヘルメットの自転車用でおすすめは?

ここまで、自転車用のヘルメットの選び方や人気ブランドなどを紹介してきたが、それでも絞りきれない方もいるだろう。最後に、そうした方に向けて自転車用のヘルメットのおすすめを紹介する。ひとつのヒントになれば幸いだ。

OKG Kabuto「RECT G-1」

日本発のブランド、OKG Kabutoが手がける自転車用のヘルメットだ。日本人にフィットする形状であることはもちろん、JCF公認でレース用にも使える。
商品情報

GIRO「SYNTAX MIPS AF」

アジアンフィットを採用したヘルメットだ。転倒したときの衝撃を緩和し、頭部を保護するテクノロジー「Roc Loc 5 Air MIPS」を搭載している。
商品情報

BELL「AVENUE」

BELLからは、後方に向かって流れるような美しいデザインが特徴のヘルメットが発売されている。レースからカジュアルまでオールマイティに使えるヘルメットだ。

結論

自転車死亡事故における頭部損傷の割合は約7割だ。ヘルメットを着用して大切な頭部を保護しよう。自転車用のヘルメットにはいろいろな種類があり、いざ選ぼうとしても迷ってしまうことが多い。本稿で紹介したブランドや選び方を参考に、ぜひ自分にピッタリのヘルメットを探してほしい。

(参考文献)
※1:自転車用ヘルメットの着用 警視庁
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/helmet.html
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  • 公開日:

    2020年8月 6日

  • 更新日:

    2021年9月 3日

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