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掛布団の選び方のコツとは?羽毛や綿など素材ごとの特徴も解説!

掛布団の選び方のコツとは?羽毛や綿など素材ごとの特徴も解説!

投稿者:ライター 松本マユ(まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年10月26日

掛布団は素材や厚さによって寝心地が大きく異なるものだ。快適に眠るためには、掛布団の選び方にこだわったほうがいい。この記事では掛布団の選び方のポイントである、サイズ、素材、性能、お手入れ方法の違いを解説しよう。現在使っている掛布団が寝苦しい、そろそろ買い替えを検討しているという方はぜひ参考にしてほしい。

  

1. 掛布団のサイズでの選び方

掛布団の選び方で大前提となるのが、シングルやダブルなどのサイズを決めることだ。ダブルサイズのマットレスや敷布団を使っている場合、掛布団もダブルを選ぶ方が多いだろう。
もちろんそれでもいいのだが、2人でダブルサイズの掛布団を使っていると、片方が布団を自分のほうに引き寄せてしまい、もう片方が寒い思いをすることも。単にマットレスや敷布団のサイズに合わせるのでなく、体格や寝相に応じた選び方をおすすめする。

ちなみに、掛布団のサイズと使う人数の目安は以下の通りだ。
  • シングル(150cm×210cm)......1人で使える
  • セミダブル(170cm×210cm)......1人でゆったり使える
  • ダブル(190cm×210cm)......2人で使える
  • クイーン(210cm×210cm)......2人でゆったり使える
  • キング(230cm×210cm)......家族で使える

掛布団は厚さにも注目しよう

掛布団の使い心地を重視するなら、サイズ以外に厚さにも注目するといい。肌寒い春や秋はほどよいボリュームの「合い掛け」、夏は薄い「肌掛け」、冬は厚い「本掛け」の布団を選ぶのがおすすめだ。

2. 掛布団の素材での選び方

掛布団の選び方で大切なポイントとなるのが、詰め物の素材だ。以下でそれぞれの特徴を解説するので、自分の好みに合った素材を見つけよう。

羽毛

羽毛とは、水鳥の胸部分に生えているフワフワとした毛を指す。羽毛を使った掛布団は保温性が高く、真冬の寒い時期でも快適に眠れるだろう。暖かい掛布団を探している方におすすめできる。
デメリットは値段が高くなりがちな点や自宅で水洗いしにくい点だ。

羊毛(ウール)

羊毛は吸湿性と放湿性が高く、湿気の多い環境や夏場でも使いやすい。保温性もあり、冬でも暖かく使える。羊毛の特性上、弾力もあるためフカフカした布団が好みの方に向いているだろう。
ただしお手入れを怠ると虫食いのリスクがある。保管の際は防虫剤などを入れておくといい。

綿(コットン)

昔ながらの掛布団にも使われている綿は、吸湿性と保温性に優れた素材だ。
放湿性にはやや劣るため、湿気がこもりやすいという難点も。こまめに干すなどして湿気を逃がすことが大切だ。

ポリエステル

ポリエステルの素材が入った掛布団は軽く、自宅で洗えるものも多い。さらに値段もリーズナブルな傾向がある。素材の性質上、ホコリが出にくいといったメリットも。
しかし吸湿性は低いため蒸れやすく、寝苦しく感じる方もいるだろう。

真綿(シルク)

中わたに真綿(シルク)を使用した掛布団は、保温性や吸放湿性に優れている。繊維が切れにくいためホコリも出にくく、柔らかな素材が体にフィットしやすい。
ただし真綿はデリケートなため、お手入れが難しい。紫外線にも弱く、天日干しは避けたほうがいい。

3. 掛布団の性能での選び方

保温性や吸湿性、放湿性など掛布団の性能をチェックするのも選び方のポイントだ。

寒い時期に大切なのは布団の「保温性」

冬の時期や寒い地域でも暖かく眠るには、掛布団の保温性に注目してみよう。保温性が高い素材としては、羽毛をはじめ、羊毛、綿、真綿などが挙げられる。

蒸れにくくするには「吸湿性」の高い布団を

夏などで暑くて寝苦しい場合や、現在使っている掛布団が蒸れやすいと感じている場合は、吸湿性の高い掛布団を選ぶといい。吸湿性が優れた素材は汗や湿気などを吸収する力が高いので、寝苦しくなりにくい。
ただし同時に放湿性も高い布団を選ばないと、吸収した湿気が逃げにくくなってしまう。

「放湿性」がいいとお手入れが楽に

放湿性が高い布団は中にこもった湿気を逃がしてくれるため、サラッとした寝心地が期待でき、お手入れも楽になる。もし掛布団の素材が放湿性に欠ける場合は、こまめに干すなどして湿気を取り除こう。

4. 掛布団のお手入れ方法での選び方

布団の汚れが気になりやすい方やダニやホコリアレルギーがある方は、簡単にお手入れできる掛布団を選ぶといいだろう。洗濯や天日干しできるかどうかは布団によって異なるので、お手入れのしやすさを見るのも選び方の1つのポイントといえる。

自宅で水洗いできるか

汗をかきやすい、アレルギーがある、子どもが使うなどで頻繁に洗濯したい場合は、ポリエステル素材などの洗える掛布団を選ぼう。自宅で簡単に洗うには「ウォッシャブル」の表記がある掛布団を探すといい。

ホコリが出にくいか

中わたにポリエステルや真綿を使った、ホコリが出にくいタイプの掛布団もある。アレルギーがある方におすすめだ。

天日干しできるか

羽毛の入った掛布団は紫外線に弱い。天日干しする際は片面1時間程度を目安に、カバーやシーツをかけたまま行おう。真綿の掛布団の場合は、そもそも天日干しは避けたほうがいい。

結論

掛布団を選ぶ際はサイズや厚さ、中わたなどの素材、性能、お手入れ方法の簡単さなどに注目するのがコツだ。とくに素材は掛布団の良し悪しを左右する重要なポイントのため、じっくり吟味して選ぼう。たくさんの掛布団の中から、自分に合った一枚を見つけてほしい。
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  • 公開日:

    2020年8月14日

  • 更新日:

    2021年10月26日

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