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椅子に座る姿勢を直そう!座り方のコツや姿勢がよくなる椅子の選び方

椅子に座る姿勢を直そう!座り方のコツや姿勢がよくなる椅子の選び方

投稿者:ライター 松本マユ (まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年9月 3日

デスクワークをしている方は、椅子に長時間座ったままの姿勢でいることが多いだろう。勤務中にずっと座っていると、肩こりや腰痛に悩まされるという方もいるのではないか。正しい姿勢で椅子に座れるよう、理想の座り方のコツや、座るだけで姿勢を改善してくれる椅子について紹介していく。

  

1. 椅子に座る時の姿勢が大切な理由

椅子に座る姿勢が悪いと、さまざまな健康トラブルを招きやすい。肩こりや腰痛になりやすいほか、息苦しくなって作業に集中できなくなるケースもあるのだ。以下では姿勢が悪いことで起こりうるトラブルについて詳しく紹介する。

姿勢が悪いと起こりやすいトラブル1.肩こり

椅子に座るときに両肩が落ち、前かがみの状態になることを「猫背」と呼ぶ。猫背になると頭が前に出るため、背中や肩まわりの筋肉が頭を支えようとして固くなる。ちなみに頭の重さは、その人の体重の約1割を占めるといわれるほどだ。その重さを支える筋肉に負荷がかかるため、肩こりが起こりやすくなってしまう。

姿勢が悪いと起こりやすいトラブル2.腰痛

椅子やソファに座っていると人は楽に感じやすいが、実は自然と腰まわりの筋肉が使われている。正しい姿勢で座ると筋肉は疲れにくいが、悪い姿勢のまま長時間椅子に座り続けると、筋肉や神経が疲労してしまうのだ。これを繰り返すことで腰への負担が大きくなり、腰痛が起こりやすくなる。

姿勢が悪いと起こりやすいトラブル3.呼吸が浅くなる

猫背や前かがみの姿勢は、肺を圧迫しやすい。肺が広がらないために深い呼吸ができなくなると、息苦しくなるだけでなく、脳への酸素供給量が減って集中が阻害されるケースも。

姿勢が悪いと起こりやすいトラブル4.骨盤がゆがむ

椅子に座る姿勢が悪いと、骨盤がゆがむリスクもある。骨盤のゆがみは女性だけでなく、男性にも起こりうる。骨盤がゆがむと腰痛の症状が現れやすいほか、代謝や血流が悪化し太りやすくなるので注意しよう。

2. 座るだけで姿勢がよくなる椅子とは?

姿勢の悪さが気になっていても、意識するだけではなかなか直らないかもしれない。そのような方におすすめなのが、正しい姿勢をサポートしてくれる椅子だ。
たとえば「バランスチェア」や「ニーリングチェア」と呼ばれる椅子には膝当てがついていて、お尻だけでなく膝でも体を支える構造となっている。座るだけで自然と正しい姿勢をキープできるのだ。
次からは正しい姿勢をサポートしてくれる椅子の選び方を紹介するので、気になる方はチェックしてほしい。
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3. 姿勢矯正サポート椅子の選び方

正しい姿勢をサポートしてくれる椅子にはさまざまな種類がある。選び方のコツを紹介するので、好みに応じて選んでみよう。

膝当てがあるか

バランスチェアやニーリングチェアのように膝当てがついている椅子だと、膝でも体を支えられるため正しい姿勢を維持しやすい。
しかし中には、座面を工夫し正しい姿勢で座れる椅子や、揺れる仕様にすることで自然にバランスを取れる椅子など、膝当てを使わないタイプの姿勢サポート椅子もある。
売場などで実際に座ってみて、好みに合うものを選ぼう。

どんな素材か

姿勢をサポートしてくれる椅子は座面が傾いているものが多く、お尻が落ちる方向に力が働くため、座面の張地が薄いと摩耗しやすい。また、座面や背もたれにクッション性があると、長時間座ってもお尻や背中が痛くなりにくい。座面や背もたれにはどんな素材が使われているかもしっかりチェックしよう。ニーリングチェアの場合は、膝当てのクッション性も確認するといい。

肘掛けがあるか

長時間座る椅子の場合、肘掛けがあると肩への負担を軽減し、体圧を分散させられるというメリットも。椅子に座ってよく休息する、考えごとをする、電話するという方には肘掛けつきの椅子がおすすめだ。

背もたれがあるか

椅子に座って長時間作業する方は、疲れたときに背もたれに寄りかかることもあるだろう。一方、多くのニーリングチェアには背もたれがついていないことから、背もたれを必要としない方も多い。背もたれの有無は好みに応じて選ぼう。

高さを調節できるか

机の高さと合わせられるように、自分で高さを調節できる椅子がおすすめだ。椅子の高さが合わないと、タイピングや書き物をしにくくなることもある。快適に作業できる高さに調節できると、どのような机にも合わせやすいため便利だろう。

4. 骨盤を立てた姿勢で椅子に座ろう

正しい姿勢で椅子に座るには、骨盤を立てることがポイントとなる。椅子に座る姿勢では骨盤が後ろに傾きやすいため、骨盤の上に乗っている背骨も丸まってしまう。そのため背中が丸まったり、頭が不自然に前に出たりしてしまうのだ。

骨盤を立たせた状態で座るためには、まず椅子に深く腰掛けよう。このとき少し前かがみになり、お尻をグッと突き出すように座るといいだろう。その姿勢からまっすぐに上体を起こすと、骨格的には骨盤が立った状態となる。

結論

椅子に座る姿勢が正しくないと、見た目が悪いばかりでなく、肩こりや腰痛などの痛みにもつながりやすい。座るときは深く腰掛けてから背を伸ばし、骨盤を立たせた状態にしよう。それでも姿勢が改善できない場合は、姿勢をサポートしてくれる椅子を試してみるのもおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年8月 7日

  • 更新日:

    2021年9月 3日

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