1. トイレにスリッパは必要なのか不要なのか?

トイレ専用のスリッパは必要なのか?と疑問に思う方もいるだろう。実際、自宅のトイレにスリッパを置いていないという方もいる。これは、和式便座が主流だった時代に比べて、最近のトイレが快適になったことで「不衛生な場所」というイメージが薄まったことが原因ではないかといわれている。しかし、いくら清潔に見えてもトイレの床には汚れがたくさん付着している。
トイレの汚れの原因とは?
トイレの汚れの主な原因は尿の飛び散りによる尿汚れや、服から出た繊維・ほこりである。どんなに気を付けて使っていても、尿の飛び散りを完全に防ぐことは難しい。また、トイレ内では服を脱いだり着たりするため、衣服から繊維やほこりが出たりする。
スリッパを使ってトイレの汚れを外に出さない
スリッパを使わずにトイレに入ると、これらの汚れを足の裏に付着させたままほかの部屋に移動することになる。つまり、足を介して汚れや菌を広げてしまうのだ。トイレの汚れをほかの部屋に持ち込まないために、トイレ専用のスリッパが必要になる。
2. トイレのスリッパの上手な選び方

トイレのスリッパにはどのような種類があるのだろうか?次はトイレスリッパの上手な選び方を紹介する。
素材で選ぶ
汚れが付きやすいトイレのスリッパにはお手入れしやすい素材がおすすめだ。ビニール製のスリッパなら汚れが染み込みにくく、サッと拭くだけでキレイになる。また、布製のスリッパを選ぶ際には、丸洗いできるものを選ぶとこまめにお手入れしやすい。
デザインで選ぶ
毎日使う場所だからこそ、トイレのデザインにはこだわりたい。トイレの雰囲気に馴染むようなデザインのスリッパを選ぶといいだろう。また、小さいお子さんがいる家庭では、キャラクターものなどを使うとトイレタイムが楽しくなるはずだ。
便利機能で選ぶ
スリッパの中には抗菌加工や滑り止め加工を施したものもある。このような便利機能が付いたものを選べばより快適にスリッパを使用できる。購入時にはスリッパの機能にも注目しよう。
価格で選ぶ
トイレのスリッパは汚れやすいため、定期的なお手入れが必要だ。しかし、お手入れが面倒であったり時間が取れなかったりすることもあるだろう。その場合、安価なスリッパを購入して使い捨てる方法もある。この方法は自宅のトイレの使用頻度が低い方には特におすすめだ。しかし、家族の人数が多いなど使用頻度が高い場合は割高になる可能性もあるので注意しよう。
3. トイレのスリッパの賢い置き方

スリッパはトイレの床にそのまま置いている方が多いだろう。しかし、収納方法を工夫すれば、よりスッキリと片付いた状態にできる。
浮かせて収納
この置き方は、シューズラックやアイアンバーを壁や扉などに設置して収納する方法だ。地面から浮かせて収納することで、トイレの床を掃除する際にいちいちスリッパをどける必要がない。また、床面積も多くなるためトイレが広く見える。
立てて収納
ボックスタイプのラックを使ってスリッパを収納する方法もある。これも浮かせて収納するときと同じでトイレがスッキリとし広く見えるだろう。掃除のときにはラックごと移動する必要があるが、置くだけなので壁や扉に跡が付く心配がない。
4. トイレのスリッパを清潔に保つための洗い方

トイレのスリッパを清潔に保つためには定期的なお手入れが必要だ。スリッパのお手入れ方法は主に「洗濯機で丸洗いする」「手洗いする」「拭き掃除をする」の3パターンに分けられる。どのように洗うかは、購入したトイレ用スリッパのタグや注意書きを確認しよう。素材やデザインによって、最適な洗い方は異なる。間違った洗い方をしてしまうと、購入したトイレ用スリッパが型崩れなど劣化する可能性があるため注意が必要だ。
結論
今回はトイレ用スリッパの必要性と選び方などを紹介した。トイレがどれだけ快適であっても、床には汚れがある。家全体を清潔に保つためにも、トイレにスリッパを設置して、汚れをほかの部屋に持ち込まないことが重要だ。また、スリッパの収納方法にもこだわることで、よりトイレが快適に使えるようになるだろう。