1. ラグの選び方の基準とは
ラグの選び方にはいくつかの基準がある。部屋に合ったラグを選べるよう、重要なポイントをしっかり押さえていこう。
ポイントは大きく分けて「サイズ」「素材の種類」「デザイン」の3つだ。順に解説していく。
ポイントは大きく分けて「サイズ」「素材の種類」「デザイン」の3つだ。順に解説していく。
サイズ
ラグにはさまざまなサイズがあり、使用する場所によって選ぶべきサイズが異なる。部屋にラグをバランスよく配置できるように、あらかじめ部屋の広さや家具のサイズを測定しておくとよいだろう。
素材の種類
ラグの素材は、機能性や肌触りなどに関わる重要な選び方の基準である。そのため日頃のお手入れがしやすいかどうか、各部屋に適した素材であるかを重視して考えることが大切だ。
デザイン
ラグにはデザインが豊富にある。好みのものを選ぶのもよいが、部屋の雰囲気に合わせないと、まとまりのない印象になってしまう。そのためサイズや素材だけでなく、デザインもラグの選び方では大切な要素の1つである。
2. ラグの上手な選び方【部屋別編】
ラグはリビングや寝室などさまざまな場所で使用するため、各部屋ごとに選び方が異なる。ここでは、部屋別のラグの上手な選び方を解説する。
リビングに合うラグの選び方
リビングは家族が集まりくつろぐ場所。そのため、へたりにくいものや好き嫌いが分かれないデザインを選ぶのが大切だ。素材は耐久性に優れたナイロンなどを、デザインはシンプルなものを選ぶとよいだろう。
ソファーなのか床に座るのかで、合うサイズは異なってくる。ソファーの場合、テーブル下のみに敷ける小さめのサイズを選ぶとよいだろう。ソファーがない場合は、寝転がったり手をついたりしても大丈夫なように、テーブルより縦横60cmほど大きいサイズにするとよい。
ソファーなのか床に座るのかで、合うサイズは異なってくる。ソファーの場合、テーブル下のみに敷ける小さめのサイズを選ぶとよいだろう。ソファーがない場合は、寝転がったり手をついたりしても大丈夫なように、テーブルより縦横60cmほど大きいサイズにするとよい。
ダイニングに使うラグの選び方
ダイニングは食事をする場所であるので、飲み物をこぼすなどしてラグが汚れる可能性が高い。そのため、ダイニングに使うラグは、汚れにくいナイロン製や防汚加工・撥水加工されているものを選ぶとよいだろう。
また椅子を引きずることで、床に傷が付く可能性もある。テーブルだけでなく椅子も含めてカバーできるサイズを選ぶとよい。椅子を引きずることを考慮して、テーブルから75cm程度離れた位置まで覆えるサイズにすると安心だ。
また椅子を引きずることで、床に傷が付く可能性もある。テーブルだけでなく椅子も含めてカバーできるサイズを選ぶとよい。椅子を引きずることを考慮して、テーブルから75cm程度離れた位置まで覆えるサイズにすると安心だ。
寝室に合うラグの選び方
寝室に使うラグは保温性を高められるか、リラックスできるかを重視しよう。生地の厚いものや毛足の長いものを選べば、保温性を高められる。パープルやグレー系などの落ち着いたカラーにすれば、リラックスできる空間に仕上げられるだろう。
寝室に合うラグのサイズは、寝室のどこに置くかによって大きく異なる。ベッドサイドに置く場合はベッドと同じ長さか、または少し小さめのサイズを選ぶとよいだろう。
ベッドの足元側に置く際はベッドとのバランスを考えて、100×140cmや140×200cmなどにするとよい。ベッド下に敷く場合は、ベッドの縦横の長さより30~50cm程度大きめのサイズを選ぶとよいだろう。
寝室に合うラグのサイズは、寝室のどこに置くかによって大きく異なる。ベッドサイドに置く場合はベッドと同じ長さか、または少し小さめのサイズを選ぶとよいだろう。
ベッドの足元側に置く際はベッドとのバランスを考えて、100×140cmや140×200cmなどにするとよい。ベッド下に敷く場合は、ベッドの縦横の長さより30~50cm程度大きめのサイズを選ぶとよいだろう。
子ども部屋で使うラグの選び方
子ども部屋は子どもが遊んだり勉強したりする場所。時には部屋の中を走り回ることもあるため、アパートやマンション住まいの場合、階下への音が気がかりだろう。その場合は防音効果や耐久性のあるラグを選ぶとよい。
また子ども部屋は汚れやすい空間であるので、洗えるラグにしておくと便利だ。子どもが勢いよく走った際に滑って転ばないように、滑り止め付きのものにするとなおよいだろう。
また子ども部屋は汚れやすい空間であるので、洗えるラグにしておくと便利だ。子どもが勢いよく走った際に滑って転ばないように、滑り止め付きのものにするとなおよいだろう。
3. ラグの上手な選び方【性能編】
ここまで部屋別にラグの選び方を紹介してきたが、ラグに求める性能によっても選び方は異なる。ここでは、ラグの性能別に上手な選び方を紹介する。
耐久性を重視した選び方
耐久性を重視するなら、繊維がしっかりしていて踏んでも引っ張ってもへたりにくいナイロン製やポリエステル、コットンなどを選ぶとよい。ウールも耐久性に優れているが、虫に弱いというデメリットがあるため、あまりおすすめできない。
夏も冬も快適に過ごすための選び方
いつでも快適に過ごせるラグがほしい方もいるだろう。この希望を叶えるためには、ウール素材を選ぶのがおすすめだ。ウールは温度調整ができるので、夏は涼しく冬は暖かい状態にできる。また吸湿性にも優れているため、梅雨や汗をかきやすい夏でも湿気を吸い取り、快適な環境を維持しやすい。
汚れにくさを重視した選び方
ラグが汚れないようにしたい方は、汚れにくい素材のナイロンやポリプロピレンなどを選ぶとよいだろう。撥水加工されているものであれば、何かをこぼした際も掃除がしやすい。
防音性を重視した選び方
マンションやアパートなどに住む方は、階下への音が気になるだろう。防音性を高めたい時はクッション性や吸音性のあるウールやアクリルでできたラグ、生地に厚みのあるラグを選ぶとよい。
4. ラグの上手な選び方【インテリア編】
ラグはインテリアとしても重要な役割を持っている。そのためインテリアに合わせたラグの選び方も押さえた方がよいだろう。ここからは、インテリアに合うラグの上手な選び方を解説する。
床や家具の色に合わせた選び方
ラグは敷く場所の床や家具の色を考慮して、デザインを選ぶ必要がある。例えば白やベージュ系で整えられた空間により統一感を持たせたければ、床や家具と同系色のラグを選ぶとよい。
コントラストをつけてオシャレな印象にしたい場合は、青や緑などのラグを合わせるとよいだろう。赤や青などハッキリしたカラーを選ぶと、部屋のアクセントにもできる。
コントラストをつけてオシャレな印象にしたい場合は、青や緑などのラグを合わせるとよいだろう。赤や青などハッキリしたカラーを選ぶと、部屋のアクセントにもできる。
部屋のイメージに合わせた選び方
イメージに合わせてラグを選ぶことも可能だ。リゾート風の部屋にしたい場合は、グリーン系のラグを選ぶとよいだろう。明るく華やかな印象にしたい時は、イエロー・ホワイト・オレンジなどカラフルなカラーのラグにするとよい。
結論
ラグは部屋の印象を変える重要なアイテムの1つだ。部屋の用途や求める性能などによって選び方は異なるので、自分が重視したい点に合わせて選ぶようにしよう。インテリアへの合わせ方にもいろいろな方法がある。どのような部屋にしたいか考えながら選ぶとよいかもしれない。今回紹介したラグの選び方をしっかり押さえて、部屋を素敵な空間に変えてみてはいかがだろうか。