1. そもそも水拭きモップとは?

家の床は、掃除機やフロアワイパーなどで掃除する方も多いだろう。しかしそれらでホコリやゴミを除去しても、床にはまだ汚れが残りがちだ。外から入ってきた砂や、足の裏から付着した皮脂汚れ、掃除機で吸いきれなかった細かいホコリ、食べこぼしによる油染みなど、家の床にはさまざまな汚れが付いている。それらの汚れは水拭きしないとなかなか落ちない。
水拭きといえば、ゴシゴシと雑巾をかけるイメージも強く、大変そうに思えるかもしれない。水拭きを楽にするには、水拭き用のモップを使うのがおすすめだ。モップがあると柄の部分を動かすだけで立ったまま掃除でき、水拭きの負担が少なくなる。足腰が痛くしゃがみにくい方でもモップなら安心して使えるだろう。
水拭きといえば、ゴシゴシと雑巾をかけるイメージも強く、大変そうに思えるかもしれない。水拭きを楽にするには、水拭き用のモップを使うのがおすすめだ。モップがあると柄の部分を動かすだけで立ったまま掃除でき、水拭きの負担が少なくなる。足腰が痛くしゃがみにくい方でもモップなら安心して使えるだろう。
2. 水拭きモップの種類

水拭き用のモップには、柄とモップ部分が一体型になったタイプ、使い捨てシートを取り付けるタイプ、洗濯可能なクロスを取り付けるタイプの3種類がある。それぞれのメリットやデメリットを見ていこう。
一体型タイプ
柄とモップ部分が一体型になっていて、先端に汚れを絡めとるモップが付いている。水拭き掃除中にクロスやシートが外れることもなく、耐久性が高いのがメリットだ。モップ部分は洗うことで繰り返し使えるが、柄と一体型になっているためやや洗いにくいほか、そもそも洗うのが面倒な方には向かないだろう。
洗えるクロスを取り付けるタイプ
柄の先端に洗濯可能なクロスを取り付けて使うタイプ。クロスは水拭き掃除が終わったら取り外しでき、クロス単独で簡単に洗える。しかし一体型タイプと同様、洗う手間がかかってしまう。マイクロファイバーなどの専用クロスを使うタイプや、自宅にある雑巾などを取り付けできるタイプがある。
使い捨てシートを取り付けるタイプ
使い捨てのシートを先端に付けて使うタイプ。使用後はシートを外して捨てるだけでいいので、メンテナンスに手間がかからず便利だ。しかしシートは消耗品のため、上で紹介したほかの2種類に比べてランニングコストがかかる。
3. 水拭きモップの上手な選び方

水拭き用のモップはサイズや特徴、使い勝手のよさもさまざまだ。自分が使いやすく、かつ用途に合った水拭きモップを選ぶには、以下のポイントに注目するといいだろう。
ヘッドのサイズ
先端部分であるヘッドのサイズは、モップによって異なる。家具の裏など狭い隙間を掃除したいのに幅広のモップを購入してしまうと、掃除したい場所にモップが入らないケースも。購入前にヘッドの縦横サイズを確認し、隙間にも入るか確認しよう。開けた場所でしか使わない場合は、ヘッドが大きめのモップでも問題ないだろう。
柄の長さ
水拭きモップの柄にはさまざまなバリエーションがある。伸縮可能なタイプは長さを変えられるため、自分に合わせたサイズに調節できる。柄が一本のタイプは調節不可だが、使っているうちにつなぎ目がゆるんでしまうこともなく、力を入れて使いやすい。
モップの重さ
水拭きモップを選ぶ際は、ヘッド部分の重さにも注目しよう。軽いヘッドのモップは持ちやすいが、ヘッドが浮いて床に密着していないと感じる場合も。また、ヘッドが重いと床には密着しやすいものの、長時間使うと腕が疲れやすい。売場で実際に持ってみて、好みに応じて選ぶのがおすすめだ。
グリップの有無
柄の部分にグリップが付いているモップは、握りやすいうえ壁に立てかけても倒れにくい。使ったあとに立てかけて収納したい場合は、グリップ付きの水拭きモップを選ぶといいだろう。
4. 電動回転水拭きモップや水が出るモップがおすすめ

さまざまな種類がある水拭きモップだが、中には電動で回転する水拭きモップや、使用中に水が出るモップなどもある。スタンダードなモップよりもさらに便利な製品なので、しっかり掃除したい方にはおすすめだ。
電動回転水拭きモップ
モップ部分が電動で回転したり振動したりすることで、細かなゴミや頑固な汚れが除去しやすくなる。力を込めなくても掃除できるので、水拭きが楽になるだろう。
水が出るモップ
水が出るモップは、タンクに水を入れて使う。ノズルを引くなどすると水が噴射され、その上をモップでこするだけで簡単に水拭きできる。
水が出るタイプの電動回転モップもある
電動で回転する水拭きモップに、水が出る機能を組み合わせたものもある。電源を入れるとヘッド部分から水が出て、その上を自動で回転するモップが拭いてくれるため、少ない力で汚れを落としやすい。
結論
水拭き用のモップを使うことで、床の拭き掃除がグッと楽になるだろう。掃除に手間がかかると気持ちが億劫になるが、水拭きモップがあれば気軽に掃除できるため、面倒くささも少しは軽くなるはずだ。水拭きモップを日々の掃除に取り入れ、家をピカピカにしよう。