1. 室内スリッパは夏と冬で使い分けよう

年中同じ室内スリッパを使っている方もいるだろう。そんな方にはぜひ、スリッパの衣替えをおすすめしたい。スリッパには通年使えるものもあるが、冬用・夏用のものもある。冬用のスリッパはモコモコしており、保温力の高いものが多い。一方、夏用スリッパは竹などを使い、素足でも使いやすく涼しい作りとなっている。
季節にあったスリッパを選ぶことで、その時々に適した効果を得られるだろう。夏は夏用、冬は冬用と季節に合わせたものを用意すれば、より快適にスリッパを使用できる。
季節にあったスリッパを選ぶことで、その時々に適した効果を得られるだろう。夏は夏用、冬は冬用と季節に合わせたものを用意すれば、より快適にスリッパを使用できる。
2. 夏でも来客用スリッパは必要なの?

スリッパは足元が冷えないために履くものという認識の方も多いかもしれない。その場合、夏でも来客用スリッパは必要なのか?と疑問に思うだろう。しかし、スリッパは保温以外にも大切な役割がある。
お客様の足を汚さない
夏にも来客用スリッパを用意する理由のひとつに衛生面が挙げられる。足の裏には皮脂や汗などの汚れが多く付着しており、スリッパなしで歩くと汚れが床に広がっていく。この汚れでお客様の足を汚してしまわないためにもスリッパは効果的だ。また、水虫などの皮膚病の感染を防止する効果もある。
お客様にケガをさせない
スリッパを履くと、安全面でも効果がある。落ちているものを踏んだり、足をぶつけたりすることによるケガを防げるため、夏や冬など季節に関係なく用意しておこう。
3. 夏用スリッパの上手な選び方

では、実際に夏用スリッパを用意するならどのようなものを選べばいいだろうか?夏用スリッパを選ぶ際のポイントを紹介する。
素材で選ぶ
スリッパ選びでもっとも重要なのが素材だ。夏用スリッパに向いているのは、天然素材で通気性のよいものだろう。足が触れる部分が竹でできたスリッパはひんやりとして心地よい。い草は吸湿性も高くさらりとした肌ざわりが特徴だ。そのほかにも麻を編んで作ったようなデザインのスリッパは風通しもよく蒸れないので長時間履いてもストレスが少ない。
デザインで選ぶ
毎日履くスリッパの場合、自分が気に入ったデザインであるかも重要だ。現在ではさまざまなブランドがスリッパを発売している。ブランドもののスリッパはデザイン性が高いものやユニークなものが多いため、室内でもおしゃれを楽しめるだろう。また、つま先が空いているデザインのものは蒸れにくいため、ニオイを防止して快適に履くことができる。
お手入れのしやすさで選ぶ
夏は汗をかきやすく、ニオイが気になる季節だ。そのため、スリッパのお手入れのしやすさにも注目しよう。なかでも、丸洗いができるスリッパはもっともお手入れが簡単である。お手入れに手間がかからないものを選べば、よりこまめに洗濯ができるため衛生的な状態が保てるはずだ。
4. 夏用スリッパを手作りしてみよう

市販のスリッパを購入するのもいいが、自分の好みのスリッパを手作りするのもいいだろう。最後は、自分で作れる夏用スリッパについて紹介する。
麻を使ってスリッパを手作り
スリッパ自体は布と型紙を用意することで手作りが可能だ。素足に触れる部分に麻を使えばさらっとした肌ざわりになり、より快適に過ごせるだろう。また、布素材だけで手作りしたスリッパは丸洗いできるため、夏用スリッパとしておすすめである。
布ぞうりも室内スリッパにピッタリ
布ぞうりとは、名前の通り布で編み上げたぞうりのことである。デザイン性の高い布を使って編めば、室内でも履けるおしゃれなスリッパが作れる。Tシャツの生地を使った網み糸のTシャツヤーンなど柔らかい素材を使うとふわふわの履き心地になるためおすすめだ。また、ぞうりは足の甲を覆う部分が少なく通気性がいいため蒸れない。夏になったらぜひ涼しく快適な手編みの布ぞうりに挑戦して貰いたい。
結論
今回は夏用スリッパについて紹介した。スリッパはできれば冬だけでなく夏にも使用したいアイテムである。さまざまな素材やデザインのものがあるが、季節に合ったスリッパを用意することで、足の蒸れや暑さが軽減されより快適になるだろう。今回紹介した夏用スリッパの選び方を参考にしながら、自宅にぴったりのスリッパを選んで貰いたい。