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玄関ポーチとは?プランニングのコツとオシャレに見せるアイデア紹介

玄関ポーチとは?プランニングのコツとオシャレに見せるアイデア紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年7月30日

玄関ポーチとは、一般的に庇(ひさし)つきの出入り口のことを指す。玄関ポーチは重要な役割があるため、使いやすくプランニングしよう。この記事では、玄関ポーチの基礎知識や役割を解説する。プランニングのポイントや設置すると便利なもの、オシャレにするアイデアなど、知っておきたい知識をまとめた。

  

1. 玄関ポーチとは?アプローチとの違いも交えて解説

まずは「玄関ポーチとは」といった疑問に答えよう。アプローチとの違いと併せて解説する。

玄関ポーチとは

玄関ポーチとは一戸建て住宅の玄関前にある空間のことを指す。日本では「車寄せ」ということも。外壁からつきだした庇(ひさし)という屋根があり、敷地から数段ほど高い位置にあるのが特徴だ。また、門扉から玄関までのアプローチまでの範囲を、玄関ポーチと呼ぶこともある。

アプローチとの違いとは

アプローチとは門から玄関までの道のことだ。玄関ポーチとの違いは「建築面積に含まれるか」にある。玄関ポーチは建築面積に含まれているので、建築費の範囲。一方でアプローチは含まれていないため、別途で外構工事の費用がかかるのだ。

玄関ポーチ付きのマンションもある

最近では玄関ポーチ付きのマンションも登場している。玄関扉の前に門扉を設けているため、個人的なスペースとして使用が可能だ。玄関の外観が一戸建て住宅のような印象になり、住宅防犯面やプライバシー面で効果を発揮する。

2. 玄関ポーチの役割

では玄関ポーチにはどのような役割があるのだろうか。玄関ポーチを作るメリットを紹介しよう。

スムーズに出入りできる

玄関を開けるときに玄関ポーチの庇があれば雨や雪で濡れる心配がない。訪問者への対応や宅配便の受け取りにも便利だ。鍵をバッグから取り出したり解錠したりといった作業も慌てずに行えるだろう。雨に濡れず屋外で傘をたたんだりベビーカーや荷物を置いたりでき、いろいろなシーンで役に立つ。

雨や雪が玄関内に吹き込まない

庇があれば雨や雪が家の中に吹き込むのを防げる。湿気や建具の劣化を避ける効果も期待できるだろう。また、玄関ポーチに十分なスペースがあれば、大雨などのときに自転車や鉢植えなどを置いておける。

日差しよけになる

直射日光が玄関に当たるのを避けることが可能だ。玄関の室温があがったり、建材が劣化したりといったデメリットを減らせる。ドアの開きが悪くなるなど、トラブルを避けることにもつながるだろう。日差しを避けながら、ちょっとした作業をしたいときにもおすすめだ。

作り方次第でオシャレに見せられる

玄関ポーチは家の外観を左右する。デザインを工夫することで、玄関まわりをオシャレに見せられるだろう。庇の大きさや床材にもこだわれば、理想の家に近づけることができる。

3. 玄関ポーチをプランニングする上でのポイント

オシャレな玄関ポーチにするためのポイントをまとめた。上手にプランニングして、理想の玄関ポーチを目指してほしい。

広さや階段の有無は重要

玄関ポーチの広さは一畳くらいのタイプが多い。ただし、外開きのドアだと開けたときにスペースから出されてしまう。複数人で待機したり宅配便が来たりするときにも不便なので、2~3名いても余裕がある広さの玄関ポーチがおすすめだ。ベビーカーや荷物が無理なく置くことができ、自転車や鉢植えの避難先としても使いやすい。

玄関ポーチが高さがある場合、階段があれば上り下りが楽になる。出入りするたびに使用するので、段差の高さにも注目しよう。1段の高さの目安は18cm以下だが、15cmくらいならお年寄りやお子さんでも上り下りしやすい。

屋根・庇(ひさし)の有無でも大きく変わる

玄関ポーチの中には屋根や庇がないタイプがある。ただし、雨風を防ぐといった効果を得るためには、役目がはたせるサイズの庇が必要だ。自転車や宅配ボックスなど、置きたい物が濡れないかどうかも確認してほしい。中で傘をたたむことも考えると、ある程度の高さもあったほうがよいだろう。

また、庇には水平のフラットルーフと傾斜のあるタイプがある。フラットルーフはデザイン性が高くスッキリとした印象になるが、汚れがたまりやすく掃除が難しい。お手入れの手間を減らしたいなら、傾斜があるタイプの庇がおすすめだ。

床材(タイル、レンガなど)にもこだわりを

使用する床材は玄関ポーチのデザインや使いやすさに影響する。一般的に使用されるのはタイル張りや天然石、モルタルといった素材だ。デザイン性と耐久性を重視して選んでほしい。

床材は色や質感が豊富なのでさまざまなデザインが実現できる。ただし、雨や泥などで汚れる玄関ポーチは、汚れが目立ちにくさやお手入れのしやすさも重要だ。小さなお子さんがいるご家庭なら、吸水性が高く滑りにくいタイプの床材を選ぼう。

玄関ドアの開く向きと可動域もチェックしておこう

玄関で靴を脱ぐ日本の住宅は外開きが多い。ドアを空けたときに、十分な可動範囲を確保できているかを確認しよう。訪問者や壁、手すりなどに衝突しないように注意。スムーズに開閉できるスペースがあるか確保してほしい。なお、引き戸なら開閉にスペースが不要だが、間口の広さが必要になるため難しいこともある。

4. 玄関ポーチに設置しておくと便利なもの

玄関ポーチのスペースに、設置しておくと便利なものを紹介する。宅配ボックスや手すり、鉢植えなど、それぞれのメリットを解説しよう。

宅配ボックス

宅配ボックスとは荷物の受け取りができる専用の箱だ。宅配ボックスを設置すれば、不在時でも宅配便の荷物を入れてもらえる。設置にはスペースが必要なので、あらかじめ十分な広さを確保しておきたい。

防犯カメラ

防犯カメラを設置すれば防犯に役立つ。人感センサー付きライトと一緒に設置するとより効果的だ。後付けだと配線が難しいケースがあるため、建設したときに取り付けたほうがよい。

コンセント

屋外で電気を使用したいならコンセントがあると便利だ。ガーデニング用のチェーンソーや、DIY用の電動工具など接続して使える。ご家庭でイルミネーションを楽しみたい方にもおすすめだ。

散水栓

散水栓(さんすいせん)とは、散水や掃除に使用できる水栓だ。地中に埋め込まれていてフタを開けて使うタイプが多い。洗車や水やりなどに使えるが、玄関ポーチの位置によっては使いにくくなるので注意。水を使用する場所との距離を確認しておきたい。なお、散水栓はフタを開ける手間がかかるため、柱で立ち上がる「立水栓(りっすいせん)」のほうが使いやすいケースもある。

手すり

玄関ポーチに高い段差や階段がある場合、手すりがあれば転倒を防げる。高齢者がいるご家庭ならぜひ検討してほしい。年を重ねたあと手すりを追加できるように、玄関ポーチをプランニングしておくのも一つの手だ。

鉢植え

玄関ポーチに鉢植えを置けば華やかだ。鉢にこだわればよりオシャレになるだろう。ドアや玄関ポーチの床材と、鉢のバランスを考えてコーディネートしたい。玄関ポーチや近くに散水栓や立水栓があれば、水やりも簡単にできる。

5. オシャレな玄関ポーチにするためのアイデア

オシャレな玄関ポーチにするためのアイデアをまとめた。理想の玄関ポーチを実現するために役立ててほしい。

フェンスやパーティションで目隠しする

玄関ポーチが外から見えてしまう場合は、フェンスやパーティションを設置すれば目隠しになる。スリットタイプの商品なら風や光を通しながら、プライベートな空間を守ることが可能だ。玄関ポーチとデザインやカラーを合わせれば統一感が生まれるだろう。

雰囲気に合ったベンチを設置する

玄関ポーチにオシャレなベンチを設置するアイデアだ。鍵を開けるときに荷物を置いたり、庭仕事の途中で休憩したりと、さまざまな使い方ができる。備え付けはもちろん、別に購入して設置することも可能だ。

照明を効果的に使えばよりオシャレになる

照明にこだわることで玄関ポーチをオシャレに演出できる。デザイン性が高いポーチライトを壁に設置すれば、明るく雰囲気がある空間に仕上がるだろう。ライトの色や明るさにもこだわってほしい。

また、玄関ポーチの照明は防犯を考えるうえで重要な役割がある。人感センサータイプの照明をつけると、深夜に人が来たときに明るく照らせるだろう。LEDを選べば電気代を節約できて交換する手間も減らせる。

まだまだあるオシャレな玄関ポーチのアイデア

まず紹介するのは、庭の入り口から玄関ポーチの道をつなぐアイデアだ。タイルや石畳を並べたり、渡り廊下のように高くしたりと、いろいろな方法がある。

また、バリアフリーとシンプルさを追求するなら、完全にフラットな玄関ポーチもよいだろう。段差や階段で転倒する危険がないので、お年寄りや小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめだ。ほかにも、大きめの庇にオシャレな柱をつけたり、表札にこだわったりと、自分なりに工夫してほしい。

6. ライフスタイルに合わせて「家族みんなが使いやすい玄関ポーチ」を

玄関ポーチがあれば雨や日差しを防ぐことができる。家の外観も左右するため外観にもこだわりたい。広さや階段、庇の有無、床材などをチェックしたうえで、プランニングすることが重要だ。

広さに余裕がある玄関ポーチは使いやすい。玄関ドアの向きや可動域も忘れずに確認しておこう。お年寄りがいるなら手すりの設置も検討する。家族で話し合ってライフスタイルに合った玄関ポーチを実現しよう。

結論

人を迎え入れる玄関ポーチは家の顔と呼べる空間だ。出入りをスムーズにしたり雨や雪を防いだりと、さまざまな機能を備えている。広さや庇の大きさ、床材など、プランニングのポイントを確認しておこう。必要に応じて宅配ボックスや防犯カメラ、コンセントの設置も検討してほしい。オシャレな玄関ポーチにするアイデアも紹介したので、こちらも併せてチェックしておこう。
  • 公開日:

    2020年8月15日

  • 更新日:

    2021年7月30日

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