1. 椅子の脚による床への傷を防止しよう
ダイニングチェアやデスクチェアに座るたびに、椅子を引いて出したり、押して戻したりすだろう。椅子を引いて出し入れすることで、床に細かいすり傷ができやすくなる。積み重なると目に見える大きな傷に変化することもあるので要注意だ。
傷防止のためには、早くから対策することが肝心といえる。傷防止の方法は主に2通りあり、1つが椅子の脚につける傷防止アイテムを使うこと、もう1つが床の上にマットやシートを敷くことだ。以下ではその方法ごとに詳細を解説していく。
傷防止のためには、早くから対策することが肝心といえる。傷防止の方法は主に2通りあり、1つが椅子の脚につける傷防止アイテムを使うこと、もう1つが床の上にマットやシートを敷くことだ。以下ではその方法ごとに詳細を解説していく。
2. 椅子による傷防止の方法【脚編】
椅子の脚に柔らかいカバー、シール、キャップなどをつけることで、床への傷防止につながる。カバーやシールの素材によっては、椅子を引く音も軽減でき便利だろう。
フェルトや布、ニット素材のものを選ぼう
椅子の脚用のカバーやシールにはさまざまな種類があるが、傷防止を目的とする場合は、フェルトや布、ニットなどの素材を選ぶといい。これらは柔らかい素材のため、椅子を引いたときに傷防止につながりやすい。
ただし、フェルトや布、ニットの脚用カバーやシールには、ホコリがつきやすいという難点がある。清潔に保つためにも、掃除機などでこまめにホコリを吸い取るといいだろう。
ただし、フェルトや布、ニットの脚用カバーやシールには、ホコリがつきやすいという難点がある。清潔に保つためにも、掃除機などでこまめにホコリを吸い取るといいだろう。
椅子の脚カバーやシールを選ぶポイント
フェルトや布、ニットの脚カバーはシリコンなどの素材に比べて脱げやすいため、その点を補えるものを選びたい。椅子の脚にフィットするよう、カバーの内側に滑り止め加工が施されているものを選ぶといい。
また、椅子の脚が特殊な形状をしている場合や、椅子の数が多くカバーを用意しきれない場合は、シールを使うのがおすすめだ。シールタイプは自分で切って使えるものも多く、好きな形にカットできる。
また、椅子の脚が特殊な形状をしている場合や、椅子の数が多くカバーを用意しきれない場合は、シールを使うのがおすすめだ。シールタイプは自分で切って使えるものも多く、好きな形にカットできる。
3. 椅子による傷防止の方法【床編】
椅子の脚にカバーをつける方法以外にも、椅子の下にマットやシートを敷く方法も効果的だ。傷防止だけでなく、寒さ対策や階下への騒音対策などの効果も期待できるだろう。
インテリアに合わせやすいカーペットやラグを敷くのはもちろん、好きな形に切り取れる傷防止マットなどのアイテムもあるので、置き場所に合わせて検討してみよう。
インテリアに合わせやすいカーペットやラグを敷くのはもちろん、好きな形に切り取れる傷防止マットなどのアイテムもあるので、置き場所に合わせて検討してみよう。
ダイニングに合うマットは?
中にはダイニングに適したラグマットもある。ダイニングテーブルの下に敷きやすいサイズで、クッション性が高いため食器を落としても割れにくくなるなど、傷防止以外のメリットもある。また食べ物や飲み物をこぼしたときのために、ウォッシャブルタイプもおすすめだ。
デスクまわりに合うマットは?
デスクチェアは椅子の脚カバーがつけられないものも多いため、椅子の下にマットやシートを敷いて傷防止につなげよう。デスクチェアの下に敷くなら、透明で目立たないデザインのシートもおすすめだ。
4. 椅子の傷防止できるおしゃれアイテムを手作りしてみよう
「気に入るデザインの傷防止アイテムがない」という場合は、自分で手作りしてみてはいかがだろうか。椅子の脚用の傷防止カバーを毛糸で編む方法と、麻ひもで作る方法を解説しよう。
傷防止カバーを毛糸で編む方法
こちらは編み物ができる方向けの方法だ。好きな毛糸とかぎ針を用意し、以下の手順で編んでみよう。
1.まずは椅子の脚の裏に当たる部分を編む。脚の裏の形状に合わせて1段目、2段目と段ごとに編んでいき、ちょうどいいサイズにしよう。
2.脚の裏に当たる部分ができたら段を増やすのをやめ、今度は筒状になるよう編んでいく。穴が広がらないよう、きつめに編むのがポイントだ。
3.ちょうどいい高さになったら編み終わりの毛糸を処理し、完成だ。
1.まずは椅子の脚の裏に当たる部分を編む。脚の裏の形状に合わせて1段目、2段目と段ごとに編んでいき、ちょうどいいサイズにしよう。
2.脚の裏に当たる部分ができたら段を増やすのをやめ、今度は筒状になるよう編んでいく。穴が広がらないよう、きつめに編むのがポイントだ。
3.ちょうどいい高さになったら編み終わりの毛糸を処理し、完成だ。
傷防止カバーを麻ひもで作る方法
編み物が苦手な方は、麻ひもで傷防止カバーを作ってみよう。脚カバーに麻ひもを巻きつけるだけなので簡単に作れるうえ、麻ひもを使うことでナチュラルな雰囲気になる。用意するのは麻ひも、椅子の脚カバー、両面テープ、接着剤だ。
1.脚カバーの側面に両面テープを貼る。
2.麻ひもを両面テープの上に巻きつける。このとき隙間ができないように巻くと仕上がりがキレイになりやすい。
3.巻き終わりの麻ひもを接着剤で留め、完成だ。
1.脚カバーの側面に両面テープを貼る。
2.麻ひもを両面テープの上に巻きつける。このとき隙間ができないように巻くと仕上がりがキレイになりやすい。
3.巻き終わりの麻ひもを接着剤で留め、完成だ。
結論
椅子の脚による傷を防ぐためには、脚カバーやマットなどのアイテムを使うのが効果的とわかった。脚カバーやマットにはさまざまな種類があるため、使う場所に応じて選ぶといい。家の床をキレイに保つためにも、早いうちに対策して傷がつかないようにしよう。