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バイクの騒音対策とは?法律での規制や警察への通報について紹介

バイクの騒音対策とは?法律での規制や警察への通報について紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

2020年8月25日

響き渡るバイクの騒音は非常に迷惑だ。騒音で眠れない、子どもが泣いてしまうといった実害があり、深刻に悩んでいる方も多いだろう。この記事では、バイクで騒音をだす心理や法律での規制について解説する。警察への通報で対応してもらえるのか、どのような対策をすればよいかも紹介するため、騒音で悩んでいる方は必見だ。

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1. そもそもなぜバイクは騒音がするの?

バイクには騒音がするものとしないものがある。なぜバイクから騒音がするのか、2つの理由について解説していこう。

マフラーの故障

意図的に騒音を出しているのでない場合はマフラーの不具合が原因の可能性が高い。純正のマフラーを使っていない、劣化して亀裂が入っている、ボルトが緩んでいるといったケースが考えられる。

もし自分が運転するバイクから騒音が出たらバイクショップに相談してみよう。そのまま放置すると周囲の迷惑になり、バイクの故障が悪化する可能性も考えられるので、早めの対処が必要だ。

違法改造による騒音

厄介なのがマフラーを改造してわざと騒音を出しているケースだ。人からの注目を集めたい、音を楽しみたいといった心理で騒音を響かせるため、放置しても改善は期待できない。

違法改造したバイクが同じ地域やルートを走るケースは多く、近隣住人は騒音に悩まされ続けるだろう。好んで騒音を出しているライダーへの対処は個人では難しいので、正しい対策を知ることが重要だ。

2. バイクの騒音は法律違反じゃないの?

バイクの騒音には法律によってルールが定められている。騒音が法律違反になるのか判断基準と併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

法律違反になる

平成28年4月の法改正によってバイクの騒音は規制されている。新車のバイクより騒音が大きいマフラーにすることが禁止されているため、破ると法律違反だ。

道路運送車両法の不正改造等の禁止にあたり、違反すれば6ヶ月の懲役、または30万円の罰金だ。(※1)また、改造していなくても騒音が既定値を超えると設備不良になるため、違反点や反則金が科される。

騒音規制値

騒音には既定値が定められており、近接騒音測定という方法で測定を行う。測定器を設置して測定を行い、基準を超えた場合は法律違反になる。既定値はバイクの機種によって異なるので、あらかじめチェックしておこう。
  • 排気量50cc以下:84dB
  • 排気量125cc以下:85dB
  • 排気量126cc以上:89dB
ただし、近接排気騒音値がこの規制値を超えて型式指定を受けるモデルも存在する。その場合は排気量50cc以下79dB、排気量125cc以下85dB、排気量126cc以上89dBを超えるケースのみ、届出値から+5dBを許容範囲とする。

3. バイクの騒音の苦情を警察に通報してもいいの?

実際にバイクの騒音で悩んでいるときは、どのように対処すればよいのだろうか。警察への通報について詳しく解説する。

警察に通報すれば対処してもらえる

騒音で悩んでいる場合は通報することで対処してもらえる。緊急性が低い相談なら「#9110」へ、現場にすぐ駆けつけてもらいたいなら「110番」に電話しよう。(※2)

不正改造車の取締を積極的に行っているため、適切な対応を行ってもらえる。バイクやライダーに関する詳しい情報を知っている場合は伝えておこう。バイクの騒音被害を解決するには早めの行動が肝心だ。

自分で注意するのは危険

バイクの騒音といった迷惑行為を行う相手に直接注意するのは危険だ。正しい指摘だとしても、逆恨みをされて嫌がらせや暴行を受ける可能性がある。自分で対処するのではなく警察に通報してすべてをまかせよう。

4. バイクの騒音被害への正しい対策方法

バイクの騒音被害にあったときに有効な対策を紹介する。紹介した2つの方法を、警察への通報と合わせて覚えておいてほしい。

運輸局に通報

バイクが不正改造車である場合は運輸局に情報提供を行う窓口がある。(※3)メールフォームや電話で手軽に通報できるので、ぜひ活用してほしい。匿名での通報も可能だ。

ただし、地域によって管轄する運輸局は異なるため調べてから通報する必要がある。また、ナンバープレートに表示された車両番号がないと車両の特定は難しいため、運輸局ではなく警察に相談しよう。

騒音の記録をとる

騒音の証拠を録画や録音機器で保存しておこう。騒音の時刻や状況などを記録しておくのもおすすめだ。警察へ相談するときに記録を用意しておくと状況が説明しやすい。

騒音のバイクが特定できている場合は、相手の住所や車両番号もチェックしてほしい。ただし、トラブルの発生する原因になるので相手との接触は極力避けよう。

結論

バイクの騒音が続くと日常生活への悪影響が出るので、早めの対処が必要だ。ただし、相手に直接注意すると逆恨みのリスクがある。マフラーの違法改造は法律で規制されているため、警察へ通報して対処してもらおう。緊急性が低いなら#9110、すぐに対処してもらいたいなら110番に電話する。また、騒音の記録をとる、運輸局に通報するといった対策も覚えておいてほしい。
(参考文献)
※1出典:国土交通省「消音器(マフラー)の切断・取り外し 「法令」」
http://www.tenken-seibi.com/husei/kaizou/syouonki/hourei/index.html

※2出典:内閣府大臣官房政府広報室「暮らしに役立つ情報」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.html#:~:text=%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E3%82%84%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E7%99%BA%E7%94%9F,%E7%9B%B8%E8%AB%87%E7%AA%93%E5%8F%A3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

※3出典:国土交通省中部運輸局「不正車検・不正改造車等通報」
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu//seibi/tsuhoh.html
  

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