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ジャッキの安全な使い方は?車載と油圧式に分けて方法や注意点を紹介

ジャッキの安全な使い方は?車載と油圧式に分けて方法や注意点を紹介

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

2020年8月25日

車のタイヤを交換したり修理したりするときにはジャッキが活躍する。重い車体を簡単に持ち上げられるが、使い方を間違えると事故やケガなどのリスクがあるだろう。この記事では、車載のジャッキと油圧式のジャッキの正しい使い方をそれぞれ紹介する。事故やトラブルを防ぐための注意点と併せて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

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1. ジャッキの使い方を間違えると危険

ジャッキを使用するときは慎重に作業を行う必要がある。間違った使い方による危険性について、詳しく解説していこう。

ジャッキが倒れることがある

タイヤの交換や整備のときはジャッキを使って車体を持ち上げる。ただし、使っている最中にジャッキが倒れるといった事故も確認されており、使い方には注意が必要だ。

間違った使い方をすれば、ジャッキは不安定になり車体を支えられなくなる。ジャッキが倒れたら持ち上げた車体が一気に落ちることになり、さまざまリスクが発生するだろう。

命の危険がある

車体の整備やタイヤ交換の最中にジャッキが落ちると、下敷きになる可能性がある。実際に死亡事故が発生しており、深刻なケガや命の危険が考えられるだろう。(※1)

人が下にいなくても高い場所から地面に落ちた車体にはダメージが残る。大事な命や車を守るためにも、正しい使い方を守ることが重要だ。

2. ジャッキの正しい使い方【車載編】

まずは車に格納されている車載用のジャッキについて解説しよう。基本的な知識と使い方を紹介するので、ぜひチェックしてほしい。

車載用のジャッキとは?

車載用ジャッキは「パンタグラフジャッキ」というタイプが一般的だ。自動車に格納されており、主にパンクしたときなどの緊急用として使用する。

車種によって異なるが、ラゲッジの下やラゲッジ側面に格納しているケースが多い。説明書やメーカーへの問い合わせで確認しておけば、必要になったときにすぐに使えるだろう。ただし、あくまで緊急用なので、タイヤを変えたり整備したりするときは油圧式のジャッキを使ってほしい。

車載用ジャッキの使い方

車載用ジャッキのほかには滑り止めつきの軍手とタイヤ止め、三角表示板を用意しておこう。いざというときのために車に乗せておくのが使い方のポイントだ。

1.交換するタイヤと対角線にあるタイヤにタイヤ止めを使う
2.ジャッキアップポイントにジャッキをはめ込む
3.ハンドルを取り付けたら回して車体を持ち上げる
4.車体の下にタイヤやコンクリートブロックなどのストッパーを入れて安全を確保する

ジャッキアップポイントはジャッキを使うときの目印だ。フレームに2カ所のヘコミがあるので、交換したいタイヤと一番近いジャッキアップポイントにジャッキをはめ込もう。車種によっても場所は異なるため、説明書で確認しておくと安心だ。

ジャッキを下ろすときはハンドルを取り付けてからゆっくりと回す。車体の下にストッパーや工具がないことを確認してから下ろすのが正しい使い方だ。

3. ジャッキの正しい使い方【油圧式編】

タイヤの交換や整備に使う油圧式編ジャッキ(ガレージジャッキ)の使い方を紹介しよう。車載用ジャッキよりサイズが大きく、安定して車体を持ち上げることが可能だ。

1.フロントをジャッキアップするなら後輪に、リアなら前輪にタイヤ止めを使う
2.付属のレバーでバルブを閉める
3.ジャッキアップポイントに油圧式ジャッキのアームを当てる
4.レバーを操作して車体を持ち上げる
5.車載用ジャッキのジャッキアップポイントにリジットラックを設置する
6.車体の下にタイヤやコンクリートブロックなどのストッパーを入れて安全を確保する

2輪を持ち上げる油圧式ジョッキのジャッキアップポイントは車載用ジャッキと異なる。フロントとリアの2カ所にあるが、車種によって場所が違うので注意しよう。説明書や問い合わせであらかじめ確認しておくのが使い方のポイントだ。

また、リジットラック(ジャッキスタンド)はジャッキアップした車体を支えるために使用する。フロントのジャックアップには左右の前輪、リアなら左右の後輪、フロントとリアを同時に行うならすべてのジャッキアップポイントに設置するのが正しい使い方だ。

4. ジャッキの使い方に関する注意点

ジャッキの使い方には4つの注意点がある。事故やケガを防ぐためにあらかじめ確認しておこう。

安全な場所で作業する

安全な場所を選ぶのがジャッキを使うときの基本だ。地面がぬかるんでいたり傾斜があったりすると、ジャッキが不安定になり外れる危険性がある。平坦で硬い場所を選び、十分な作業スペースが確保されていることを確認しよう。

エンジンを停止して荷物を下ろす

作業中に車が動き出すと危険なので、車のエンジンを停止してシフトをパーキングに入れる。そのうえでタイヤ止めを使ってから作業を行おう。また、重い荷物や人が乗ったままジャッキアップすると危険なので、先に下ろしておくのが正しい使い方だ。

ジャッキの種類に注意

ジャッキにはいろいろな種類があり、対応する重量や車種はそれぞれ異なる。異なる車種の車載用ジャッキの利用は避けてほしい。油圧式ジャッキの場合は、最大荷重や最高位、最低位に注目して選ぶのがポイントだ。

車の下に体や頭を入れない

ジャッキの使い方を守っていても車体の下に体や頭を入れるのは危険だ。そのままジャッキが倒れたり壊れたりすると深刻な事故につながるだろう。車体の下に潜らないといけないような作業は、ディーラーや修理業者に依頼するのがおすすめだ。

結論

重い車体を持ち上げるジャッキは正しい使い方をしないと危険だ。車体が故障したり体の上に落ちてきたりすれば、恐ろしい事故に発展する可能性がある。車載用と油圧式では使い方や用途が違うので、それぞれの詳しい方法を確認しておこう。安全な場所で作業する、車の中に体を入れないなど、注意点と併せてチェックしておくと安心だ。
(参考文献)
※1出典:独立行政法人国民生活センター「タイヤ交換中にジャッキが倒れた!」
http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2014_47.html

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