このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ヘッドホンの上手な選び方は?選ぶときのポイントとおすすめ3選

ヘッドホンの上手な選び方は?選ぶときのポイントとおすすめ3選

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2020年9月24日

気軽に音楽を楽しみたいとき欠かせないのがヘッドホンだ。ヘッドホンひとつで、音の広がりや深み、臨場感が違ってくる。さまざまなヘッドホンの中から自分に合ったヘッドホンを選ぶことが大切だ。ほとんど知識のない初心者でも、これだけは押さえておきたい選び方を紹介しよう。

  

1. 初心者でも失敗しないヘッドホンの選び方とは

ひとくちにヘッドホンといっても、初めて購入する方やプロ級の方まで、ニーズに合わせた選び方はさまざまだ。今回は、とくに初心者向けにヘッドホンの選び方を紹介しよう。

音質の方向性や好みで選ぶ

一般的に価格が高ければ音の質がよいといわれるが、高音質だけがいいヘッドホンとはいえない。自分の好みの音楽ジャンルに合わせたヘッドホンの選び方をしよう。

軽く流しながら聴きたい音楽、じっくりと鑑賞したい音楽などでもヘッドホンの選び方は変わってくる。

また、初心者だけにかかわらず、ヘッドホンの選び方で大切なのは必ず試聴してみるということだ。自分の耳で聴いた音が心地よいと感じれば、価格に関係なくそれはいいヘッドホンといえる。

2. 【選び方1】ワイヤレスか有線かはヘッドホンの使用シーンに合わせて

ヘッドホンの接続方法は「ワイヤレス」と「有線」の2種類あるが、それぞれのメリット・デメリットをふまえたうえで、シーンに合わせた選び方をしよう。

ケーブル不要でどこでも聴けるワイヤレス

Bluetoothで簡単に接続できて、どこでも音楽が聴けるのがワイヤレスヘッドホンだ。ケーブルが不要なので、動き回りながら音楽を聴くことができる。選び方としては、屋外で音楽を聴くシーンが多い場合におすすめだ。

デメリットとしては、電波でデータを飛ばすため音質が劣化しやすいという点だ。通信状況が悪くなってしまうと、音が飛んだり、曲が途中でストップしてしまうというトラブルもある。さらに、タイムラグが発生するため、リアルなライブ配信やオンラインゲームなどではストレスになってしまう。もちろん、バッテリーの充電切れもデメリットといえる。

音質を保ち音ズレなしで快適に聴ける有線

有線式のヘッドホンは、通信がダイレクトに届くので音質の劣化が少ない。電波による不具合やノイズも入りにくく、もちろんタイムラグもない。選び方としては、映像と音を同時に楽しむ映画やライブ映像を鑑賞するときにおすすめだ。

デメリットとしては、コードの長さに制限されてしまうことだ。視聴中にちょっと席を立つときにもヘッドホンを外さなければならない。コードが引っかかって断線してしまう可能性もある。こうように、コードが煩わしいのがデメリットだ。

3. 【選び方2】ヘッドホンの形が音質や遮音性を左右する

ヘッドホンにはハウジングという耳を覆うイヤーカップがある。音を出力するためのドライバーが収納されており「密閉型」と「開放型」の2種類がある。選び方のポイントを紹介しよう。

遮音性が高い密閉型

密閉型は、その名の通り密閉度が高く外部からの音をシャットアウトする遮音性に優れている。音に集中でき、低音再生や細かい音の聴き取りやすさなどのメリットがある。また、外への音漏れがほとんどない。選び方としては、屋外で音漏れを気にせずに音楽を楽しみたい場合におすすめだ。

デメリットとしては、音がこもりやすく閉塞感を覚えるというデメリットもある。また、長時間ヘッドホンを使っていると耳が蒸れてしまう。

臨場感あふれる音楽を楽しめる開放型

開放型はヘッドホンがメッシュ素材でできており、ハウジング内の反射を抑えることができる。密閉型よりも音がこもらず、広がりや伸びのある音質が特徴だ。軽くて蒸れにくいというメリットもある。ただし、遮音性が低いため音漏れしてしまうというデメリットがある。

選び方としては、屋内で音楽を楽しみたい方、長時間ヘッドホンを付けると疲れてしまうという方におすすめだ。とくにヘッドホン初心者は、開放型にした方が疲れない。

4. 【選び方3】ヘッドホンの付け心地を重視するならサイズやタイプにこだわりを

ヘッドホンは音質だけでなく、付け心地も重要だ。選び方として、付け心地を左右するイヤーパッドに注目しよう。

付け心地を左右するイヤーパッド

ヘッドホンのイヤーパッドには「オーバーイヤー」と「オンイヤー」の2種類がある。

オーバーイヤーは、装着時の安定性に特徴がある。疲れいにくい半面、重さがあるため長時間使っていると耳に負担がかかってしまう。選び方としては、座ってじっくりと音楽を聴きたいときにおすすめだ。

オンイヤーは軽くてコンパクトだ。しかし、バンドで頭に固定するという構造上、長時間の使用で耳や側頭部が締め付けられると感じる場合もある。オンイヤータイプのヘッドホンの選び方としては、動き回りながら音楽を聴きたいときにおすすめだ。

5. 選び方をふまえたおすすめヘッドホン3選

それぞれ、選び方をふまえたおすすめのヘッドホンを紹介しよう。迷ったときの参考にしてもらいたい。

SONY ワイヤレスヘッドホン WH-CH510

132gという小型軽量のヘッドホンだ。最大35時間再生可能な大型バッテリーを搭載している。Appleの無線企画である高音質なACCに対応しているので、ワイヤレスなのに音質劣化が少ない。iphoneユーザーは高音質な音楽を楽しむことができる。

選び方としては、長時間屋外での使用シーンが多く、電池切れが心配なときにおすすめだ。

SHURE SRH940(密閉型)

プロのミュージシャンとの共同開発で生まれたヘッドホンだ。人間工学に基づいた設計で遮音性が高く、プレミアムパッド入りヘッドバンドにより、長時間装着でも疲れない。

選び方として、音にこだわりたい方、ヘッドホンで耳が痛くなりやすい方におすすめだ。

ベルクレール(Belle Clair) ワイヤレス骨伝導ヘッドホン bonein BN702

骨伝導を利用したヘッドホンだ。一般的なヘッドホンは空気の振動で音が伝わるが、骨伝導ヘッドホンなら、頭蓋骨の振動によって音を伝えることができる。内耳で直接音を聴くため、耳にやさしい。骨伝導パッドが大きく、クリアなサウンドが楽しめる。

選び方としては、音楽を聴きながら運動したい、耳に負担をかけたくないという方におすすめだ。

結論

ヘッドホンは初心者にとって、何が自分にとってベストなのか選び方がわかりにくいかもしれない。まずはワイヤレスか有線か、密閉型か開放型か。そして実際に装着し、音楽を聴いてみて心地よいかどうか、これだけ押さえておけば失敗は少ないだろう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2020年9月24日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧