1. そもそもガムテープカッターとは?

ガムテープカッターを触ったことがないという方も多いかもしれない。ガムテープカッターがどのようなものなのか紹介する。
ガムテープカッターとは?
ガムテープカッターとは、セロハンテープなどで使われているテープカッターのガムテープ版だ。カッター刃面が広く、ガムテープでも使えるように作られている。セロハンテープ用のテープカッターの場合、卓上に置いて使用するタイプが一般的だ。一方、ガムテープカッターは卓上タイプもあるが、梱包に使いやすいハンディタイプも多い。ガムテープをはめ込み、テープを必要な長さだけ出したあと、手首を返すようにひねるとカッター刃でテープが切れる。
ガムテープカッターを使うメリット
ガムテープカッターを使うと、片手でガムテープを切れるので作業がはかどる。例えば、梱包をするとき、ガムテープを片手で押さえながらもう片方の手でハサミを取り出してテープをカットするのはかなり大変だ。ハサミを取り出している間に、ガムテープがずれたりよれたりすることがある。また、ビニール製のOPPテープなどは、そのまま置いておくとテープの端が見つからなくなることもある。テープの先端をカッター刃に出しておけば、使いたいときにすぐ使える。
2. ガムテープカッターの正しい使い方

ガムテープカッターは誰でも簡単に使える。取り付け方や使い方の手順を解説する。
ガムテープカッターの取り付け方
ガムテープカッターの形状によって取り付け方は異なる。ガムテープを取り付ける円形部分があれば、粘着面を下にしてガムテープをはめ込む。ガムテープにカッター刃だけを取り付けるタイプは、ガムテープ本体を挟むようにカッター刃を取り付けよう。
ガムテープカッターの使い方
ハンディータイプのガムテープカッターの使い方は次の通りだ。
- 利き手にガムテープカッターを持ち、反対の手でガムテープを押さえながら、必要な長さのテープを出す。
- 利き手の手首を捻るようにして、ガムテープを切る。
3. ガムテープカッターは自動がおすすめ

同じサイズのダンボール箱を梱包する機会が多いなら、自動ガムテープカッターがおすすめだ。自動ガムテープカッターは、電動で卓上に置いて使うタイプが多い。次のような便利な機能が付いている。
自動カット機能
自動カット機能の場合、事前に必要な長さを設定しておくことでその長さのテープを出してカットしてくれる。しかも、長さは1mm単位で調整できる。同じ長さのテープが何枚も必要なときにとても役立つだろう。
オートフィード機能
オートフィード機能を使うと、テープを取ったら自動でテープを送り、次のテープをカットしてくれる。手動のガムテープカッターのように手首をひねような動作も必要なく、次々に必要なテープが出てくるのだ。
4. ガムテープカッターを自作してみよう

簡易的なガムテープカッターなら、自分で作ることも可能だ。簡単な自作ガムテープカッターの作り方を紹介する。
必要な材料
ガムテープカッターを作るのに必要な材料は、次の通りである。
- クッキングシートやラップの箱に付いている刃
- マスキングテープ
ガムテープカッターの作り方
ガムテープカッターを作る手順を紹介する。
- クッキングペーパーやラップの箱に付いている刃を取り出して、約10cmにハサミで切る。
- 刃と反対側にマスキングテープを貼って補強する。
- カットした刃をガムテープに沿うように直接巻きつけて、輪っか状にする。両端をマスキングテープで留める。
結論
ガムテープカッターを使うメリットや使い方について解説してきた。引っ越しやフリマアプリでの出品などで梱包作業の機会が多い方には、ガムテープカッターの導入をおすすめする。ハサミで切るという煩わしい動作がなくなることで、作業が効率的に進められるからだ。価格帯は幅広いが、1,000円未満のものもある。梱包が苦手な方はとくに導入を検討してみよう。