1. ビデオテープの捨て方の前に

ビデオテープとは、磁気テープを使って音声と画像を記録する媒体のことだ。DVDやBlu-rayの普及に伴い、現在ではなかなか目にすることもなくなってしまった。DVDなどに比べるとサイズが大きく厚みがあるため、保管するにも場所を取る。いらなくなったビデオテープを処分したい!と考える方は多いが、ビデオテープの捨て方はなかなか面倒である。
ビデオテープは処分しにくい?
ビデオテープが処分しにくい理由は分別や捨て方の難しさにあるだろう。ビデオテープは、材料の異なるさまざまなパーツでできている。そのため、部分によっては可燃物であったり不燃物であったりと分別が面倒だ。また、自治体によってビデオテープの分別方法や捨て方が異なるのも処分のしにくさに繋がっている。
2. ビデオテープの正しい捨て方

先ほども紹介したように、ビデオテープの捨て方は自治体によって異なる。各自治体のルールにのっとり分別するのがビデオテープの正しい捨て方だ。
ビデオテープはどんな素材でできている?
ビデオテープは外側のプラスチックと、中の磁気テープに分けられる。磁気テープはほとんどの場合可燃物として扱われるが、プラスチックパーツを含むことから自治体によって扱い方が変わっている。
ビデオテープの捨て方を調べるためには?
自分が住んでいる自治体のHPや分別表などを確認することでビデオテープの捨て方を調べられる。調べても見つからない場合は、市役所に電話で問い合わせてもいいだろう。
3. 大量のビデオテープの捨て方は?

ビデオテープは捨て方が難しいだけでなく、量が多くなると運搬にも手間がかかる。数本ならいいが、大量のビデオテープを自分で処分するのは大変だ。ここからは、大量のビデオテープの捨て方を紹介する。
自治体に相談する
ゴミの捨て方で迷ったら、まずは自治体に問い合わせてみよう。自治体によってはビデオテープの処分に応じてくれたり、業者を紹介してくれたりするだろう。
業者に依頼する
不用品回収業者やリサイクル業者に依頼することで、ビデオテープをまとめて処分して貰えることがある。料金は業者によって異なるが、捨て方がわからなくてもすべて任せられるため安心だ。依頼をする際には、ビデオテープの処分を行っているかを先に問い合わせるようにしよう。ビデオテープの量が多い場合は出張回収にきてくれる業者を探すのもおすすめだ。
4. ビデオテープの捨て方の注意点

最後はビデオテープの捨て方の注意点について紹介する。ポイントを押さえて不要なビデオテープを処分し、家をスッキリさせよう。
必要があれば分別する
自治体の捨て方によっては、磁気テープと外側のケースを分別する必要がある。磁気テープとケースの分別方法は「テープを巻きとる方法」と「ケースを分解する方法」の2つだ。
テープを巻きとるには、ケースの中心と側面にある2箇所のストッパーを外し、テープを引き出せる状態にしよう。
また、ケースを分解するためにはドライバーが必要だ。ビデオテープの裏側にある5箇所のねじをドライバーで外すとケースが分解できるので、その後テープ部分だけを取り出して分別する。
テープを巻きとるには、ケースの中心と側面にある2箇所のストッパーを外し、テープを引き出せる状態にしよう。
また、ケースを分解するためにはドライバーが必要だ。ビデオテープの裏側にある5箇所のねじをドライバーで外すとケースが分解できるので、その後テープ部分だけを取り出して分別する。
個人情報保護のためにテープは切る
自治体の捨て方によっては、ビデオテープをそのまま処分できることもある。しかし、ビデオテープの中には多くの個人情報が入っているため注意が必要だ。個人情報の流出を防ぐためにも、ビデオテープを捨てる際は復元ができないように、ハサミなどを使ってテープを一定の間隔で切っておこう。
結論
今回はビデオテープの正しい捨て方と注意点について紹介した。ビデオテープは自治体によって捨て方が異なるため、確認が必要だ。不要になったビデオテープを家においていると、収納スペースが圧迫される。この記事を参考に、不要なビデオテープを持っている方は、処分を検討してもらいたい。