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台風で発令される警報と特別警報は何が違う?警戒レベルとの関係は?

台風で発令される警報と特別警報は何が違う?警戒レベルとの関係は?

投稿者:ライター 松本マユ (まつもとまゆ)

2020年9月26日

台風で発令される警報には、大雨警報や暴風警報などの種類がある。中には警報のほか「特別警報」と呼ばれるものもあるが、その違いはご存知だろうか?この記事では、台風時に発令される警報について徹底的に解説する。また警報と警戒レベルとの関係性や、台風時の最新警報情報をキャッチする方法、警報の精度についても紹介しよう。

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1. 台風時に発令される警報の種類

夏から秋にかけてのシーズンは日本に台風が上陸することが多く、大雨や暴風、洪水、高波といった災害をもたらしやすい。そのような危険を伝えてくれるのが、気象庁が発表する「大雨警報」や「暴風警報」といった警報だ。

気象庁では気象や災害の内容によって、災害に注意を呼びかける「注意報」、重大な災害に警戒を呼びかける「警報」、それを超える重大な災害に最大級の警戒を呼びかける「特別警報」の3段階を発表している。
さらにその注意報・警報・特別警報は、起こりうる災害によって複数の種類に分けられる。以下では台風時に発令される可能性のある警報・特別警報に絞って紹介しよう。

台風時に発令される警報の種類

・大雨警報......大雨による重大な土砂災害・浸水害が起こりうる
・洪水警報......河川の上流域での大雨によって下流が増水・氾濫し、重大な洪水災害が起こりうる
・暴風警報......暴風により重大な災害が起こりうる
・波浪警報......高波による遭難や沿岸施設の被害など重大な災害が起こりうる
・高潮警報......異常な潮位上昇により重大な災害が起こりうる

台風時に発令される特別警報の種類

・大雨特別警報......数十年に一度の降水量となる大雨、もしくは数十年に一度の強度の台風が予想され、重大な土砂災害・浸水害が起こりうる
・暴風特別警報......数十年に一度の強度の台風により、暴風が吹くと予想される
・波浪特別警報......数十年に一度の強度の台風により、高波になると予想される
・高潮特別警報......数十年に一度の強度の台風により、高潮になると予想される

2. 台風時の警報と警戒レベルの関係性

警報や特別警報のほかに「警戒レベル」と呼ばれるものがある。これは台風など災害の発生時に住民が迅速に避難できるよう、5段階にレベル分けされた防災情報を指す。数字が大きくなるほど危険性が増し、場合によっては避難が必要になることもある。

警戒レベルととるべき行動

・警戒レベル1......災害への心構えをすべき状況。
・警戒レベル2......避難行動の確認が必要になるレベル。ハザードマップなどで避難先や避難経路を確認すべき状況。
・警戒レベル3......高齢者などの避難が必要になるレベル。
・警戒レベル4......避難が必要になるレベル。自治体が避難勧告を発令する目安となる。仮に自治体から避難勧告が出ていなくても、危険度分布などを参考に自ら避難の判断をすべき状況。
・警戒レベル5......すでに災害が発生している状況。

警報・特別警報と警戒レベルの関係性

上で紹介した台風時の警報や特別警報は、この警戒レベルに関連している。たとえば台風時の大雨特別警報は警戒レベル5相当、高潮特別警報は警戒レベル4相当というように、どの警報や特別警報がどのレベルに当たるのかが明確になっているのだ。詳しくは気象庁のホームページ(※1)で確認してほしい。

3. 台風時の最新警報情報を知るためには?

台風時に最新の警報情報を知るためには、気象庁のホームページ(※2)を確認しよう。警報などが発令されている地域が一目でわかり、警戒レベルとの関係やとるべき行動も紹介されているので、信頼できる最新の情報がキャッチできる。テレビやラジオなどの媒体から台風情報を得るのもいいだろう。

また台風に限らず、お住まいの地域で特別警報が発令されたときはスマホに緊急速報メールが配信される。スマホの緊急速報の受信設定をオンにし、いざというときに情報を受け取れるようにしておこう。

4. 台風時の警報予測には限界がある

ところで、台風時に発令される警報の精度はどうなのだろうか。実は台風による大雨などの災害については、正確な事前予報を確実に出せるわけではない。大気の性質や観測データの不足といったさまざまな要因で、長期間の予報は困難なのだ。

台風が来て警報が出ていなくても、予想をはるかに超える量の雨が降ることがある。警報だけでは災害を完全に防げないため、お住まいの地域の危険な場所をチェックする、避難経路を確認しておくなどして普段から備えよう。

結論

台風時に発令される警報や特別警報にはさまざまな種類があり、それに相当する警戒レベルに応じて行動するのがいいとわかった。大切なのは普段から防災の意識を高め、いざというときに迅速に行動することだ。気象庁のホームページなどで最新の情報を収集し、必要があればすぐ避難できるよう準備しよう。
(参考文献)
※1出典:気象庁「防災気象情報と警戒レベルとの対応について」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/alertlevel.html
※2出典:気象庁「気象警報・注意報」
https://www.jma.go.jp/jp/warn/
  

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