1. アルバムの整理方法【断捨離】

家族との歴史を重ねるにつれて増え続ける写真。アルバムを整理するときに、まずしたいことは「断捨離」だ。アルバムの断捨離をするとき、何を基準にすればいいのだろう。
ダブっている写真はベストショット1枚に
同じロケーションやアングルの写真が何枚もあるという場合には、その中でのベストショットを1枚選んでアルバムに整理しよう。そのほかは思い切って処分してしまおう。
写真の出来がよくない
現像された写真の中には、手ブレがひどかったり、ピンボケだったりする写真も含まれていることが多い。露出がうまくいかず、暗くて何が写っているかわからないような写真も迷わず処分してしまおう。
記憶にない写真
写真を見て思い出が伴わない写真は、アルバムに残しておいても意味がないので処分してしまおう。また、観光地でポストカードのような写真もあまり感動しないので、断捨離の対象にしてもいいだろう。
他人に見られたくない写真
写真を撮ったときには勢いで撮ってしまったが、あとから整理すると他人にはとても見せられないものがある。そのような写真も処分してしまおう。思い出すと気持ちが暗くなってしまうという写真も同様だ。
2. アルバムの整理方法【入れ替え】

アルバムを整理するときには、入れ替えをするとスッキリと収納できる。
台紙アルバムからポケットアルバムへ
写真を整理するときのアルバムは、大きく分けると台紙アルバムとポケットアルバムがある。台紙アルバムは、台紙に貼り付けて、写真が増えれば台紙も同時に増やしていくタイプだ。ポケットアルバムは、横から写真を出し入れする。こちらも、写真が増えればファイルを増やせる。
アルバムを整理するときの台紙アルバムは、見栄えはいいけれどポケットアルバムに比べると収納できる写真の枚数が少ない。また、台紙の厚みの分アルバム全体がかさばってしまう。その点、ポケットアルバムは台紙アルバムよりもコンパクトに整理できる。
アルバムを整理するときの台紙アルバムは、見栄えはいいけれどポケットアルバムに比べると収納できる写真の枚数が少ない。また、台紙の厚みの分アルバム全体がかさばってしまう。その点、ポケットアルバムは台紙アルバムよりもコンパクトに整理できる。
台紙アルバムから写真を剥がすときの注意
台紙アルバムからポケットアルバムに入れ替えて整理しようとするとき、写真の取り扱いに注意しなければならない。長い間、台紙アルバムに貼られていた写真は、すぐに剥がれないことが多い。
無理に剥がそうとすると破れたり、カールしてしまったりして写真を傷めてしまう可能性がある。この場合には、無理に剥がさずに台紙ごとスキャンしてデジタル化するという方法をおすすめする。
無理に剥がそうとすると破れたり、カールしてしまったりして写真を傷めてしまう可能性がある。この場合には、無理に剥がさずに台紙ごとスキャンしてデジタル化するという方法をおすすめする。
3. アルバムの整理方法【ダイジェスト版】

断捨離をしても、まだまだ多くの写真があって整理しきれないという場合には、アルバムでダイジェスト版を作ってしまおう。
とっておきの1枚でダイジェスト版を
「年代別」「イベント別」「人別」などにアルバムを分類整理して、その中のとっておきの1枚をアルバムにダイジェスト版として保管するという方法だ。ほかの捨てられない写真は、インデックスを付けるなどして箱に収納しておこう。
ダイジェスト版を作っておけば、「このときの写真をもっと見たい」となったときにすぐに箱から取り出せる。
ダイジェスト版を作っておけば、「このときの写真をもっと見たい」となったときにすぐに箱から取り出せる。
インデックスプリントを利用する
写真の現像をしてもらうときに、撮った写真の一覧をプリントしてくれる「インデックスプリントサービス」がある。大きさが2LかA4サイズで550円(税込)で作ってもらえる。ひと目でどんな写真なのかがわかり、日付やファイル名も一緒にプリントされるので写真の整理に便利だ。
4. アルバムの整理方法【デジタル化】

紙焼きした写真をアルバムに貼って整理しておくと、長い間に劣化してしまう。また、火事や水害などで失ってしまうということも考えられる。このような不測の事態から大切な思い出を守るためにも、アルバムをデジタル化してしまうという方法がある。
アルバムをデジタル化するメリット
アルバムをデータ化して整理するメリットは、写真の色あせや劣化を防げることだ。また、同じアルバムを遠く離れた家族で共有もできる。そのため、紛失や破損があっても安心だ。
アルバムをデータ化して整理することで、端末で好きなときに見られるというのもメリットだ。ブログやSNSにアップすることも簡単にできる。
そして、何よりもかさばるアルバムを省スペースで整理保存できるというメリットがある。
アルバムをデータ化して整理することで、端末で好きなときに見られるというのもメリットだ。ブログやSNSにアップすることも簡単にできる。
そして、何よりもかさばるアルバムを省スペースで整理保存できるというメリットがある。
デジタル化する方法
デジタル化する方法は、自分でスキャナーで取り込んでデータ化する方法と専門業者に依頼する方法がある。
自分でスキャンする方法は、パソコンやスキャナーがあれば費用はかからない。一方、業者に依頼すると、費用はかかるが手間と時間の節約になる。また、ネガフィルムのデータ化もしてもらえる。
自分でスキャンする方法は、パソコンやスキャナーがあれば費用はかからない。一方、業者に依頼すると、費用はかかるが手間と時間の節約になる。また、ネガフィルムのデータ化もしてもらえる。
結論
アルバムは、いつの間にか何冊にも増えてしまい見ることもなく押し入れの奥深くに眠っていることが多い。しかし、アルバムは家族の歴史でもある。ときどきは思い出に花を咲かせたいものだ。アルバムを見やすく上手に整理することで、家族が手に取りやすくなる。また、アルバムをデータ化して残すことで、写真の劣化を防いだり、破損や紛失から思い出を守ってくれたりするだろう。