1. 三脚の正しい使い方【カメラの高さ】

カメラで対象物を撮影するときは、自分の目線でアングルやポジションなどの構図を決める。まずは三脚の使い方として、カメラの高さの決め方を紹介していこう。
カメラの高さを決める
撮影するときには、いきなり三脚を伸ばしてしまうのはNGだ。まず自分の目線でカメラの高さを決めておこう。とくに風景を撮影するときの三脚の使い方としては、自分の視線と同じ高さにカメラをセットするとイメージ通りのショットが撮りやすい。
物撮りや草花を撮影するときは、カメラのアングルや高さで全く違ったイメージの写真になる。三脚の使い方としては「これ!」と思う構図を決めてから三脚をセットすることだ。こうすることで、三脚を立ててからの調整し直しが最小限になり、時間の節約になる。
物撮りや草花を撮影するときは、カメラのアングルや高さで全く違ったイメージの写真になる。三脚の使い方としては「これ!」と思う構図を決めてから三脚をセットすることだ。こうすることで、三脚を立ててからの調整し直しが最小限になり、時間の節約になる。
2. 三脚の正しい使い方【三脚の高さ調整】

カメラの高さやアングルが決まったら、いよいよ三脚をセットしよう。高さ調整するときの三脚の使い方のテクニックを紹介しよう。
三脚の脚は太い方から伸ばしていく
三脚を立てる場合、三脚の脚を伸ばしていく。このときの三脚の使い方として「太い方から伸ばしていく」ことがポイントだ。脚部の太い上の方から伸ばしていくことで、バランスが取れて三脚の安定性が保てる。
3本の長さをそろえるテクニック
三脚の3本の脚を目いっぱい伸ばすときには問題ないが、途中まで伸ばしたい場合、意外と高さが揃わずに苦労することが多いようだ。そのようなときの三脚の使い方は、まず3本のうちの1本の脚を伸ばす。ちょうどいい高さになったらロックを掛ける。この最初の1本を高さの基準として残りの2本を伸ばすことで、素早く三脚の高さ調整が可能になる。
3. 三脚の正しい使い方【設置】

三脚の高さ調整が終わったら、今度は設置だ。三脚の使い方の中でもここを確実に行わないと、いざ撮影という段階になって思わぬトラブルが発生する危険性がある。慎重に行おう。
三脚の脚は最後までしっかりと開く
三脚の使い方として3本の脚の高さを決めたら、開脚ストッパーが効くまでしっかりと開こう。三脚を置く場所は、安定性を考えると平らなアスファルトやコンクリートの上がベストだ。そうした場所を見つけるのが困難なときには、近くにある石などを利用しよう。
森などは、落ち葉で地面の状態がわからないこともある。カメラの重みで沈み込んでしまわないか、しっかりと自分の足で確認してから三脚を設置しよう。
三脚の使い方として、設置場所が安全かどうかを見極めないと、いざ撮影という段階で三脚が傾いてしまいカメラごと転倒してしまう危険性がある。
森などは、落ち葉で地面の状態がわからないこともある。カメラの重みで沈み込んでしまわないか、しっかりと自分の足で確認してから三脚を設置しよう。
三脚の使い方として、設置場所が安全かどうかを見極めないと、いざ撮影という段階で三脚が傾いてしまいカメラごと転倒してしまう危険性がある。
カメラ台を三脚の脚で水平にする
アスファルトやコンクリートなど設置場所が安定している場合は、三脚の脚の長さをそろえれば、だいたい水平になるはずだ。しかし、岩場など足元が水平でない場合には、3本の脚の長さをそれぞれ変えて設置する。このような三脚の使い方をすれば、簡単に水平にすることができる。
三脚の脚の向きにも注意
三脚の使い方として、脚の向きにも注意をしたい。3本の脚のうち、1本はレンズ側に、あとの2本はカメラマン側に置くのが基本だ。なぜなら、2本の脚と脚の間にカメラマンの足を置くことができるからだ。これによって、誤って三脚を蹴飛ばしてしまうというトラブルを避けることができる。
また、三脚を立てたら必ずロック部分の締め具合を確認しよう。締め具合が甘いとカメラを載せたときに重みで脚が縮んでしまい、転倒などのトラブルにつながる。
また、三脚を立てたら必ずロック部分の締め具合を確認しよう。締め具合が甘いとカメラを載せたときに重みで脚が縮んでしまい、転倒などのトラブルにつながる。
4. 三脚の正しい使い方【雲台】

三脚の上部にセットして、カメラの角度を自由に変えられるパーツを「雲台」という。上手に写真を撮るためには、三脚の使い方とともに雲台の使い方もマスターしておこう。
雲台の種類と使い方
雲台は「3way雲台」「自由雲台」が主流となっており、三脚とセットになって販売されていることも多い。
3way雲台は、2方向にレバーが付いているのが特徴だ。載せるカメラが大きい場合でも安定する。そのため、風景や乗り物など、しっかりと固定して撮影する必要があるときに最適な雲台だ。
自由雲台は、ボールヘッドと呼ばれるパーツをダイヤルやネジを使って回転させ、自由にカメラのレンズを被写体に向けることができる。素早く動かせるため、シャッターチャンスをとらえやすい雲台だ。
雲台の使い方として、簡単なのは自由雲台だ。カメラ初心者で最初の雲台を買う際は、自由雲台をおすすめする。
3way雲台は、2方向にレバーが付いているのが特徴だ。載せるカメラが大きい場合でも安定する。そのため、風景や乗り物など、しっかりと固定して撮影する必要があるときに最適な雲台だ。
自由雲台は、ボールヘッドと呼ばれるパーツをダイヤルやネジを使って回転させ、自由にカメラのレンズを被写体に向けることができる。素早く動かせるため、シャッターチャンスをとらえやすい雲台だ。
雲台の使い方として、簡単なのは自由雲台だ。カメラ初心者で最初の雲台を買う際は、自由雲台をおすすめする。
結論
カメラの三脚の使い方は、基本をマスターすれば簡単だ。大切なのは、どのような場所であっても安定した撮影ポジションを取れるように設置することだ。この撮影前の準備を入念にすることで、転倒などのトラブルをできる限り回避することができる。三脚を上手に使いこなして、思い出に残るベストショットを撮ろう。