1. ロフトベッドはレイアウト次第で活用の幅が広がる
「ロフト」というのは「屋根裏」という意味だ。ロフトベッドは寝床を高くして、その下の空間を有効利用することができる。レイアウト次第で、ベッド下の空間の活用方法は限りなく広がる。
収納スペースとして
クローゼットの代わりに、衣類用キャスターやフックなどを使って洋服の収納ができる。ロフトベッドによっては、高さのあるものもレイアウト可能だ。季節によって使わないものを収納することもでき、カーテンで目隠しをすれば、部屋全体をスッキリと見せることができる。
リラックススペースとして
ワンルームなど狭い部屋の場合、ベッドを入れてしまうと他の大型家具を入れることができないこともある。その場合、ロフトベッドの下のスペースに、ソファやテレビボードなどの大型家具をレイアウトしてリラックススペースとして活用できる。
2. レイアウトを考えながらロフトベッドを選ぼう
ロフトベッド下の空間のレイアウトを考える際は、まずロフトベッドの種類を決めよう。ロフトベッドには「ロータイプ」「ミドルタイプ」「ハイタイプ」の3種類がある。
ロータイプのレイアウト
ロフトベッドのロータイプは、ベッド全体の高さが150cm以下になる。ベッド下のレイアウトは、収納を目的にしたものに限定される。
ロータイプのロフトベッドは、天井が低い部屋の場合でも気にすることなく設置できる。天井までの距離があるため、圧迫感を感じることもない。高さがないため、安全面から子どもにおすすめのタイプだ。
ロータイプのロフトベッドは、天井が低い部屋の場合でも気にすることなく設置できる。天井までの距離があるため、圧迫感を感じることもない。高さがないため、安全面から子どもにおすすめのタイプだ。
ミドルタイプのレイアウト
ロフトベッドのミドルタイプは、ベッド全体の高さが150cm~170cmくらいになる。ベッド下のレイアウトは、収納ボックスを置いたり、テレビを置いたりすることができる。ただし、机やソファを置くには高さが足りない。
ミドルタイプのロフトベッドは、ハイタイプよりも圧迫感がなく、ロータイプよりも収納力がある点がメリットだ。
ミドルタイプのロフトベッドは、ハイタイプよりも圧迫感がなく、ロータイプよりも収納力がある点がメリットだ。
ハイタイプのレイアウト
ロフトベッドのハイタイプは、ベッドの高さが170cm~200cmになる。スペースを最大限に活用できるのが特徴だ。ベッド下のレイアウトは収納はもちろん、ソファやデスクを置いて、もうひとつの部屋のような使い方ができる。
一方で天井が低い部屋だと圧迫感があり、背の高い方が寝起きすると頭をぶつけてしまうというデメリットもあるので注意しよう。
一方で天井が低い部屋だと圧迫感があり、背の高い方が寝起きすると頭をぶつけてしまうというデメリットもあるので注意しよう。
3. ロフトベッドのレイアウト事例【ワンルームの狭い部屋編】
ロフトベッドをワンルームなど狭い部屋で使うときのレイアウト例を紹介しよう。
ソファを置く
ハイタイプのロフトベッドなら、ソファをベッド下に置いてテレビを見たり、お茶を飲んだりできるプライベート空間としてレイアウトできる。狭い部屋では、大型家具を置くことができないが、ロフトベッドにすれば十分可能になるだろう。
ロフトベッドとソファの雰囲気をマッチさせれば統一感が出て、狭い部屋でも圧迫感なくレイアウトできるだろう。
ロフトベッドとソファの雰囲気をマッチさせれば統一感が出て、狭い部屋でも圧迫感なくレイアウトできるだろう。
クローゼットとして
ハンガー付きのロフトベッドを選んだりやカスタマイズしてハンガーを付けたりすれば、衣類収納のクローゼットとしてレイアウトできる。ハイタイプのロフトベッドなら、コートのようなロング丈の衣類もラクに収納できるだろう。
さらに、ロフトベッド下はオープンなのでクローゼットに比べると湿気がこもらない。
さらに、ロフトベッド下はオープンなのでクローゼットに比べると湿気がこもらない。
フレームを使ってハンモックを置く
ハンモックには憧れるけれど、とても吊るして置けるスペースがない。そのようなときにもロフトベッドの下なら、ハン
モック用フレームを使えば設置可能だ。
ハンモックに揺られながら好きな音楽を聴けば、疲れた身体や心も癒されるだろう。
モック用フレームを使えば設置可能だ。
ハンモックに揺られながら好きな音楽を聴けば、疲れた身体や心も癒されるだろう。
4. ロフトベッドのレイアウト事例【子ども部屋編】
ロフトベッドを子ども部屋で使うときのレイアウト例を紹介しよう。
憧れの秘密基地
ベッド下のスペースを秘密基地として活用。おもちゃやマンガなどを収納する場所を作り、小さな椅子やテーブルをレイアウトすれば、そこは自分だけのスペースになる。
狭いながらも自分のテリトリーだという意識を持たせることで、責任をもって管理をする習慣につなげることができるだろう。
狭いながらも自分のテリトリーだという意識を持たせることで、責任をもって管理をする習慣につなげることができるだろう。
勉強スペース
ロフトベッドの中には、デスク付きのベッドもある。ロフトベッドの下に勉強机や本棚をレイアウトすれば、勉強スペースになる。ベッド下は暗いので、LEDの蛍光灯などを設置するとといいだろう。
狭い空間だからこそ、勉強に集中できるかもしれない。
狭い空間だからこそ、勉強に集中できるかもしれない。
子ども部屋をロフトベッドで仕切る
兄弟姉妹がいる場合、成長とともに自分の部屋を持ちたいと考えるだろう。もし、今使っている子ども部屋に十分な広さが取れれば、ロフトベッドを仕切りとして2部屋にすることができる。
中心にロフトベッドを2台合わせてレイアウトし、床から天井まで衝立を立ててやれば、ひとつの部屋を独立した2部屋にすることができる。
中心にロフトベッドを2台合わせてレイアウトし、床から天井まで衝立を立ててやれば、ひとつの部屋を独立した2部屋にすることができる。
結論
ロフトベッドは、高さによって「ロータイプ」「ミドルタイプ」「ハイタイプ」の3種類がある。ベッド下のスペースに合わせたレイアウトを工夫することで、さまざまな有効スペースを作ることができる。ロフトベッドを上手に活用して、快適な住空間を演出しよう。