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【救急の日】とはどんな日?イベントや応急手当の方法を解説する

【救急の日】とはどんな日?イベントや応急手当の方法を解説する

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

2020年9月25日

毎年9月9日は「救急の日」だ。救急の日と聞いても、若くて健康に自信がある方のなかには、救命救急とは無縁だと感じている方もいるかもしれない。だが、自分や家族が急病になったりケガをしたりしたときに慌てないように、日頃から応急手当を確認しておくと安心だ。救急の日を機に実施してほしい、応急手当や救急箱の点検方法を解説する。

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1. 今年の「救急の日」と救急医療週間はいつ?

毎年9月9日は救急の日と定められている。救急の日を含む1週間は「救急医療週間」として、全国で救急に関するさまざまなイベントが行われる。救急の日の目的と救急医療週間について解説する。

救急の日の目的と由来

「99(きゅうきゅう)」の語呂合わせを基に、1982年に厚生労働省によって毎年9月9日が救急の日と定められた。救急の日を制定した目的は、医療関係者の意識を高め、救急医療や救急業務について国民の正しい理解を深めることにある。

2020年の救急医療週間について

救急の日は毎年9月9日だが、救急医療週間は毎年日にちが異なる。2020年の場合、9月6~12日の1週間が救急医療週間だった。
毎年救急医療週間には、救急医療に関するイベントや救急功労者の表彰式などが行われている。

2. 「救急の日」に行われるイベントを紹介!

救急の日や救急医療週間には、さまざまなイベントが行われる。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年行われていたイベントは縮小された。2019年までは次のようなイベントが行われていた。

「救急の日2019」

2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で、救急の日のイベントは開催が中止された。だが、救急の日のイベントは1991年から毎年行われていて、2019年は9月8日に東京都のアクアシティお台場で開催された。

・日本AED財団による「子ども向け救命救急講座」
・日本赤十字社による「AED使用体験」
・東京医薬専門学校・帝京平成大学による「救急救命処置シミュレーション」

ステージでの講習や体験の間に、着ぐるみのキャラクターが登場し、家族連れで楽しみながら救命救急を学べるイベントになっていた。

救急功労者表彰式

救急の日に合わせて、救急功労者表彰式も毎年行われている。これは、日頃から救急業務に貢献している個人や団体を表彰するものである。2020年も表彰式は行われ、総務大臣表彰に個人14名、2団体、消防庁長官表彰に個人17名が選ばれた。

3. 知っておきたい応急手当を「救急の日」に確認!

救急の日は、知っておくと役立つ、応急手当を確認するよい機会になる。いざというときに困らないように、次の応急手当の方法を確認しよう。

救急車の呼び方

救急車の呼び方や救急車を呼ぶタイミングは、救急の日に確認しておくと安心だ。
まず、救急車を呼ぶときは「119」番に電話しよう。局番なしで電話すると、最寄りの消防署につながる。
救急車を要請するのは次のような場合だ。(※1)

・突然起きた激しい頭痛・腹痛・胸痛など
・顔のゆがみやしびれ、ろれつが回らなくなる
・支えなしで立てないくらいふらつく
・視野が狭くなったり物が二重に見えたりする
・意識がなくなったりぐったりしていたりする
・大量の出血を伴うケガや広範囲のやけど

救急車を要請すべきか迷うとき

救急車を呼んだほうがよいのか判断に悩むときは、「Q助(きゅーすけ)」というアプリや「救急安心センター(#7119)」で相談しよう。
Q助の場合は、当てはまる症状を選択していくと、緊急度を判断して必要な対応を教えてくれる。緊急度が高いと判明したら、アプリから救急車を呼ぶことも可能だ。
救急安心センターでは、「#7119」番に電話をかけると、医師や看護師などに医療相談できる。相談員は、診察してくれる病院や応急手当の方法を教えてくれる。現在は東京や大阪など一部の地域で行われてるサービスだ。

AEDの使い方

AEDとは、血液を流すポンプ機能を失った心臓に電気ショックを与えて、正常なリズムに戻すための装置である。街中で見かけたことのある方は多いだろうが、万が一のときに使えるように、救急の日を機に使い方を確認しよう。
AEDは簡単に使えるように、操作方法がすぐに分かるように作られている。次の手順で使用しよう。

1.AEDのふたを開けると、自動で電源が入る
2.音声ガイドに従って、電極パッドを胸に貼る
3.スイッチを押す

救急講習を受けるには?

いざというときのために、救命救急講習を受けたいときは各都道府県の消防庁のホームページを確認してみよう。簡単な応急手当や業務でAEDを使う方向けの講座など、さまざまなコースが開設されている。自分が必要な知識を得られるコースを選んで受講しよう。

4. 「救急の日」には救急箱の中身をチェック!

1年に1度の救急の日には、家庭に置いている救急箱の中身をチェックしよう。救急箱には何を入れたらよいのかなど、チェック項目を紹介する。

救急箱に常備しておくもの

救急箱に常備しておくとよいものは、家族構成によって異なる。だが、一般的に家庭用の救急箱には次のものを入れておくと安心だ。

・消毒液
・絆創膏
・ガーゼ
・包帯
・総合感冒薬
・整腸剤や胃薬
・軟膏(かゆみ止めやキズ薬など)
・体温計
・はさみ
・ピンセット

救急箱の中身のチェック方法

救急の日に救急箱をチェックするときは、薬や備品の残量や期限をしっかり見ておこう。期限が翌年の救急の日よりも早くに切れる場合には、新しい薬を買い足す。体温計は電池が切れていないことを確認しよう。

結論

救急の日について、制定された目的やイベントなどを解説してきた。救急の日は、国民が救急医療について正しい理解を深められるように、厚生労働省によって制定された。救急の日は各地で開催されているイベントに参加したり、応急手当の方法を確認したりする日にしたい。いざというときに役立つ、救急箱もしっかり点検しておこう。
(参考文献)
※1出典:内閣府大臣官房政府広報室「どんな場合に、どう呼べばいいの?もしものときの救急車の利用法」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201609/1.html#:~:text=%E3%80%8C119%E3%80%8D%E7%95%AA%E3%81%AB%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E3%82%92,%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%92%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84%E3%80%82
  

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