1. そもそもベッドの拡張とは?

もう少しベッドが広かったら、気持ちよく眠れるのに。でも、大きなベッドを購入する予算はない。部屋のスペースも限られている。そのような時ベッドの拡張という方法が役に立つ。ベッドを拡張することのメリットを紹介しよう。
ベッドを拡張することのメリット「限られたスペースの有効利用」
ベッドを拡張するというのは今使っているベッドに工夫を施し、ベッドの横幅を広げることだ。寝室の広さを考えると、大きなベッドを入れるスペースがないという場合もあるだろう。そのような時は、必要なだけ拡張するという方法はとても合理的だ。
ベッドを拡張することのメリット「快適な睡眠」
ベッドを拡張することのメリットは、なんといっても快適な睡眠ができるということだ。子どもと一緒に寝るようになると、今まで使っていたベッドが手狭になったしまったと感じるはずだ。気になって熟睡熟睡できないと翌日に疲れが取れないこともある。
ベッドを拡張することのメリット「経済的」
快適な睡眠を確保できるとともに、経済的な面も注目したい。ベッドは、ほかの家具に比べると高価なものが多い。ベッドを拡張することで、今あるベッドを使いながら快適な広さを確保することができる。DIYで拡張すれば、さらに費用が抑えられる。
2. ベッドを簡単に拡張する方法

DIYに自信がなくても、ベッドは簡単に拡張することができる。
スツールを利用する
家にスツールがあれば、そのままベッド横に設置してベッドを拡張する。この時、ベッドの高さを合わせることが大切だ。スツールの高さが低い場合には、タオルなどを利用して段差をなくすようにする。ベッドの段差は、寝心地に直結するものなので、実際に寝てみながら調整するといいだろう。
両サイドのパネルを持ち上げれば、簡易ベッドにもなるというスツールもある。このスツールを使えばベッドの拡張も簡単にできる。また、座面を持ち上げれば収納スペースもたっぷりあるので、季節の衣類や寝具を収納することができる。
両サイドのパネルを持ち上げれば、簡易ベッドにもなるというスツールもある。このスツールを使えばベッドの拡張も簡単にできる。また、座面を持ち上げれば収納スペースもたっぷりあるので、季節の衣類や寝具を収納することができる。
オーダーメイドの拡張ベッドを利用する
部屋のスペースに合わせて拡張できるオーダーメイドの拡張ベッドもある。ベッドを買い替えるよりもずっと経済的だ。また使っているベッドの高さや長さをピッタリと合わせることができるので、寝心地もよく、見た目もすっきりしている。
3. 狭いベッドをDIYで拡張してみよう

ベッドの拡張は、DIYで意外と簡単にできる。ここでは、カラーボックスを使ったベッドの拡張方法を紹介しよう。
カラーボックスを並べるだけ
基本的にカラーボックスを並べるだけの拡張方法だ。拡張したいベッドの幅や高さなどによって、縦横とカラーボックスの並べ方を考え、必要な個数を購入する。カラーボックスは、1個千円前後で購入できるので、費用を抑えたベッド拡張にはおすすめだ。
カラーボックスでベッドを拡張する時の注意点
カラーボックスを並べただけの拡張方法だと、強度の問題が出てくる。カラーボックスの構造として、フレーム部分は比較的強度のあるMDF材が使われている。しかし、多くのカラーボックスの背面は薄いベニヤ板になっており、人が乗るだけで壊れてしまう可能性がある。
しかし、並べたカラーボックスの上に板を敷くことで重さが分散できて強度が増す。おすすめは、すのこだ。すのこは通気性がよいため、ベッドの湿気対策にもなる。
さらに、強度を増すためにカラーボックス同士をジョイント金具で連結させる。こうすることで、寝返りをしてもズレたり、離れたりしなくなる。また、上に乗せる板やすのこもカラーボックスに固定すれば、ズレを防ぐことができる。
この時、片側だけに丁番を使えば、板が開閉できるようになる。収納スペースを作ることができるので一石二鳥だ。
しかし、並べたカラーボックスの上に板を敷くことで重さが分散できて強度が増す。おすすめは、すのこだ。すのこは通気性がよいため、ベッドの湿気対策にもなる。
さらに、強度を増すためにカラーボックス同士をジョイント金具で連結させる。こうすることで、寝返りをしてもズレたり、離れたりしなくなる。また、上に乗せる板やすのこもカラーボックスに固定すれば、ズレを防ぐことができる。
この時、片側だけに丁番を使えば、板が開閉できるようになる。収納スペースを作ることができるので一石二鳥だ。
4. ベッドを拡張したい時に参考にしたいアイデア事例

ベッドを拡張するために、多くの方がいろいろな工夫をされている。ぜひ、参考にしてみてほしい。
すのこ
ローベッドの場合には、すのこを置くだけでベッドの拡張ができる。すのこは、とてもシンプルな構造だが非常に強度もあるため、人の体重を支えるにも十分だ。ホームセンターでもすぐに手に入る。
すのこを拡張したい大きさに加工したら、その上にマットレスを置くだけだ。高さを同じにして、段差を作らないことが寝心地の最大のポイントになる。
すのこを拡張したい大きさに加工したら、その上にマットレスを置くだけだ。高さを同じにして、段差を作らないことが寝心地の最大のポイントになる。
パレット
倉庫でよく見かけるパレット。荷物を積む時に使われる木製の板だ。中古品なら1枚千円程度で購入することができる。すのこ同様、強度や通気性に優れており、ベッドの拡張にも役立つ素材だ。
ブロック
ガーデニングや建築資材で使われるコンクリートブロックを利用したベッドの拡張アイデアだ。コンクリートブロックは、ホームセンターで、1個数百円で購入することができる。
コンクリートブロックを並べて合板を敷き、その上にマットレスを置けば拡張ベッドの完成だ。ブロックの穴は通気性もいい。
コンクリートブロックを並べて合板を敷き、その上にマットレスを置けば拡張ベッドの完成だ。ブロックの穴は通気性もいい。
結論
ベッドは、工夫次第で簡単に拡張することができる。ベッドの狭さに今まで我慢していた方は、さっそくトライしてみてはいかがだろう。ベッドの拡張では、とくに強度が求められる。DIYする時には、しっかり固定することを念頭に置いて作業を進めよう。部屋の広さや必要な拡張サイズなどによって、いろいろな方法がある。自分の目的に合わせた拡張方法を選ぼう。