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加湿器の使い方をチェック!効果を最大限に引き出す方法と注意点とは

加湿器の使い方をチェック!効果を最大限に引き出す方法と注意点とは

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年11月24日

加湿器を使用すれば、空気の乾燥を防いで快適な空間を保てる。ただし、使い方を間違えると十分な効果が発揮できなくなり、さらに健康被害に発展する可能性もあるので注意が必要だ。この記事では加湿器の正しい使い方を紹介する。適切な設置場所と使用方法、お手入れについてそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 加湿器の間違った使い方をしていませんか?

加湿器の使い方を間違えるとさまざまなリスクが発生する。3つのデメリットについて解説するので、加湿器を使っている方は必見だ。

効果が発揮できない

湿度センサー機能がある加湿器は多いが、置き場所を間違えると正常に作動しにくくなる。十分な加湿能力が発揮できなくなり、湿度がうまくあがらない。加湿効果を高めるための使い方をマスターしておくことが重要だ。

湿度による被害

加湿器によって湿気による被害が発生するケースが考えられる。カビが生えたり、機械が壊れたりといったリスクがあるので注意が必要だ。家具や家電を湿気で傷めないように、設定や使い方に十分気をつけよう。

健康被害に注意

水を入れて使用する加湿器は雑菌やカビの繁殖が心配だ。空気中に水と雑菌が放出されると、自分や家族が吸い込んでしまうことになるだろう。衛生的に問題があり、健康被害も考えられるので、清潔に保てるようしっかりとお手入れを行ってほしい。

2. 加湿器の正しい使い方【設置場所編】

加湿器の置き場所は使い方の中でも重要なポイントだ。置き方を間違えるとさまざまなリスクが発生するので、あらかじめチェックしておこう。

エアコンの下に置く

エアコンの風が加湿器に直接当たると温度センサーが狂ってしまう。部屋全体の湿度が下がっても、加湿機能が働きにくくなるので注意が必要だ。エアコンの下に置けば風に当たることはなく、湿気を部屋全体に運ぶことができる。

出入り口や換気扇の近くは避ける

出入り口や換気扇の近くに置くと加湿した空気はすぐ外に出る。空気の出入りが激しい場所を避けて置くのが、使い方のポイントだ。また、加湿器を使っているときは窓や扉を開けっ放しにしないなど、基本的な対策も行おう。

家具や家電の近くに置かない

加湿器を家具や家電の近くに置くと水蒸気が当たやすくなる。湿気によって家具や家電が傷みやすくなるので、吹出口を向けないようにして最低でも10cmは離そう。また、外壁に面している壁や窓の近くは結露が発生しやすいので、部屋の中央付近に置くのが正しい使い方だ。

床に直置きしない

床の上に加湿器を置くと冷たい空気に水蒸気を放出することになる。冷たい空気は下にいく性質があり、含んだ水蒸気と床にとどまってしまうだろう。床から30cmほど離して置くことで、部屋全体にいきわたりやすくなる。

3. 加湿器の正しい使い方【使用方法編】

加湿器を使うときのポイントは3つだ。間違った使い方とトラブルを防ぐ方法を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

水はこまめに変える

タンクに長時間水を貯めていると中で雑菌が繁殖する。水が余っている場合でも、継ぎ足しをせずに毎日入れ替えるのが正しい使い方だ。また、浄水器を通した水やミネラルウォーターは雑菌が繁殖しやすいので、殺菌効果のある塩素を含んだ水道水を使おう。

寝るときは消す

就寝時に暖房を消して寝ると温度が下がり、空気中に含むことができる水分量が少なくなる。その状態で加湿器をつけたままにすると、行き場がなくなった水分が床にたまって結露ができてしまうだろう。

また、暖房と加湿器を一緒につけて寝る場合も、温度と湿度が高くなりカビが発生しやすくなる。就寝中の乾燥を予防したいならタイマー機能を活用してほしい。

肌に直接当てない

加湿器の水蒸気を肌に当てるのは間違った使い方だ。肌に付着した水蒸気が蒸発するときに肌の水分を奪うので、逆効果になってしまう。肌の乾燥につながるため、噴出口が体に向かないよう気をつけてほしい。

4. 加湿器の正しい使い方【お手入れ編】

加湿器の手入れを怠ると雑菌やカビが繁殖する。清潔に保つ使い方の基礎知識として、お手入れ方法をマスターしておこう。

タンクのお手入れ

少量の水で振り洗いをして水を捨ててからタンクの水を入れるのが、加湿器の正しい使い方だ。タンクの内部が掃除できる構造になっているなら、スポンジや歯ブラシを使って汚れを落とそう。掃除ができない場合は、クエン酸水を使ってつけ置きすれば内部までキレイにできる。

フィルターとトレーの掃除

フィルターやトレーは水垢が付着しやすいので定期的な掃除が必要だ。水洗いをして、必要ならスポンジや歯ブラシでこすろう。ただし、加湿器の種類によってはフィルターの交換が必要だったり、お手入れの方法が違ったりするので、使い方と一緒に説明書で確認してほしい。

結論

加湿器の使い方を間違えると効果が発揮できなくなり、部屋の壁や家具、家電に悪影響が出る。正しい位置に置く、水を毎日変えるなど、使い方のポイントを覚えておこう。また、手入れを怠るとカビや雑菌が繁殖するので、定期的な掃除が必要だ。自分や家族の健康を守るためにも、清潔に保つことを心がけてほしい。
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  • 公開日:

    2020年10月13日

  • 更新日:

    2021年11月24日

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